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新学期の風を感じながら、思い出に浸り落ちる

外に出てみると肌に当たる風がどこか懐かしい。
新生活の前に感じる春休みをどこか思い出す。

ずっと変わらない

わたしにとっては冬の寒さから解放される(と同時に花粉にも悩まされる訳なんだけど)嬉しい季節

どこか心浮かれ、春風と共に外の世界に足を運びたい
そんなワクワクした気持ちで満たされる、

春休みに親と出かけた山の記憶、自転車で田んぼに落ちたこと、匂いと風で思い出す。

そんな感じで浮かれてたけど、皆同じ思いかと思ったら違うみたいで驚いた

夫は入学式や新生活の緊張を思い出すから嫌だそう

新しい環境への変化で不安を感じていたそうだ

この先ずっと嫌な思い出と共に過ごしていくのかな、そんな思いを考えていたけど、去年よりはマシらしい。

そんな毎年毎年同じようで違う、いびつな年輪のように少しずつ自分が記憶されていくのを感じる

そんな年輪にも深く強く印象に残っているのは、夫と出会ったからだなと

夫からすると今の私の方が深みがあるそう

出会ったばかりのあの時の私なんて夫(彼)からみても空っぽだったんだなと自分でも思い返すとその通りだった

夫と出会って

こんな未来になっているなんて思わなかった


この季節も

あと50回くらいしかこの風を楽しめないって考えると、ちょっと寂しい気がするけど
更に子どもと一緒にいるのも10回くらいだと思う


春が来たと思わせてくれる風に心ゆだねながら

鼻水地獄と共に春風を満喫します。

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