【ワーホリ】どこに行ってもコミュ力(こみゅりょく)は必要って話

こんにちは。ズーミンです。

今回もワーホリしてて思ったことをつらつらと書いていきます。

タイトルの通りコミュ力について書くわけですが、まず最初にお断りしておきたいのが、外国にいてもコミュ力と英語力は違うということです。
決して英語力がないとコミュニケーションが取れないというわけではないです。

そしてコミュ力とは皆さんご存じの通りコミュニケーション能力です。
立場や国によって求められるものは違うと思いますが、よく知らないだれかと一緒に物事を円滑に進めていくためにはかなり重要なものです。

そしてなぜそのコミュ力がどこに行っても必要だな、と思ったのか。
順を追ってお話しましょう。

前提として

まずは前提から。
僕が今通っている語学学校は日本人が多いです。
数週間前までは一人もいなかったそうですが、タイミングなのか何なのかこの3週間で僕含め延べ4人の日本人を見ました。
クラスは日や週によりますが3~10人くらいで、毎回少なくとも2人は日本人がいます(そのうちの一人が僕です)。

そして僕より1週遅れて入ってきた男の子(H君)を見て、「もったいない」と思ったのが今回の記事を書くに至ったきっかけです。

H君の「もったいない」と思ったポイントは以下の通りです。

  • 授業中あまり発言しない

  • 休憩もあまり一緒に過ごさない

  • 授業後すぐに帰ってしまう

H君は22歳で、大学を卒業しワーホリでケアンズに来たとのこと。彼の入った週は新入生は彼一人でなかなか輪に入りづらいというのはあったかもしれませんが、それにしてももったいない。
一つずつ見ていきましょう。

授業中あまり発言しない

H君はあまり積極的に発言するタイプではありません。先生に当てられた時に発言するくらいで、それもそんなに長くは話さない印象です。でもこれはある程度仕方がないことかな、と思います。なぜなら日本の教育では先生に当てられない限り自分からしゃべりだす場面なんてあまりないからです。

とはいえ別に日本の教育を批判してるわけではないです。今日授業で短期記憶のミニゲームをやりましたが、アジア人は教育のおかげでこの類には強いと先生が行ってました。まあ一長一短ってことでしょう。

ちなみに僕は結構しゃべります。「この意味って何なの?」とか「俺には難しいわ」とか「日本ではこう言うよ」とか、先生も友達もちゃんと聞いてくれます。みんなが言ってることはある程度しか理解できてないですけどね。


休憩をあまり一緒に過ごさない

これは結構由々しき問題かな、と思ってます。なぜならそれは自分の意志でどうにかできるものだから(べつに授業中の発言も自由意志ですが)。
僕のクラスは10分休憩が1回、30分の昼休憩が1回あります。
そして僕は昼休憩は大体クラスメイトと過ごします。有益な情報を得られることもあれば、遊びの予定を立てたり、ただ雑談したりするだけでも自分の英語力が上がると思ってるからです。

しかしH君はそこにいないことが多いです。というのもおそらく昼食を近くのスーパーに買いに行っていて、参加するタイミングを逃しているか僕らがどこにいるかわからないかだと思います。
とはいえもっとやりようはあるわけで、僕のように毎朝軽い昼食を作ってくるとか、それができないなら前日の夜作るとか買いだめしておくとかいろいろ手段はあるのでもったいないなと思っている次第です。

場所がわからないにせよ連絡先は交換したので僕なりほかの友達に聞くか、探したけど見つからなかったよみたいなことを言ってくれればみんな快く次回から場所を教えてくれると思います。

授業後すぐに帰ってしまう

これもH君の事情を詳しくは知らないので何とも言えませんが、彼が誰かと雑談している姿というのを僕はあまり見ていません。
授業後、毎日急いで行かなければならないところがあったとしても5分くらいは時間作れるんじゃないか?と思ってしまいます。
そして毎日5分でも雑談してれば、普通に友達になるしもっと長いことしゃべるようになります。

ちなみに僕はH君とあまり話していません。というかどうしても意思疎通がしやすい日本語での会話になってしまうので自分にも彼にもよくないな、と思ってる次第です。

読者の皆様からは「貴様同胞を見捨てるのか!?」と厳しい声が飛んできそうな気もしますが、別に彼を冷遇しているわけではなく、授業中「日本ではどうなの?」と聞かれたら答えた後に「だよねH君?」って振ったり、昼食のタイミングで通りすがった彼に入りなよって椅子出したり、フランス人の友達から聞いた有益情報を伝えたりしてます。

とはいえ彼から僕に話しかけてくることはあまりありません。シャイなのかな?と思いましたが初日に彼と日本語で話したときはそんな感じでもなかったです。たぶん、「何を話したらいいのか分からない」が大きいんだと思います。

何を話せばいいのかわからない問題

僕が思うに、これは日本人が日本にいてもよくあることではないでしょうか。
この人のこと良く知らないんだけど沈黙も気まずいな……当たり障りない話題でも振ってみるか……でも会話が続かなかったらどうしよう……
日本人なら誰しも思ったことはあるんじゃないでしょうか。

でも僕に言わせれば(仮に長く続かなくても)会話をすることのほうが大事なんじゃないかと思います。それこそ話題なんていくらでもありますし、ネットで探せばゴロゴロ出てきます。
それでも続かない場合は相手に話をさせることが一番だと思います。
基本的に人は自分が大好きです。だから自分の話をしたいしそれをちゃんと聞いてくれたり覚えてくれたりしてくれる人を好みます(と僕は思ってます)。

そしてたいてい、一通り話し終わったら「あなたは?」と聞かれるので、その時自分の話をすればいいです。
もしくは、話してる途中で気になる部分があったらそこを深堀りすればいいと思います。

ワーホリでのコミュ障

ワーホリという状況においては上記の問題に加え英語力という問題が発生します。が、僕やH君が現地人じゃないことは見ればわかりますし、ここに来たばっかりでうまく話せないんだよね的なことを言えばちゃんと聞いてくれるしゆっくり話してくれます。

ちなみに僕は話すときにノンバーバルコミュニケーションも意図的に同時併用していますが、ぶっちゃけこんなの知らなくても大丈夫です。

それでも不安で困ってるのであれば、とにかく笑顔でいてください。楽しんでる雰囲気を出してください。仮に英語力も容姿も全く同じ二人がいたとして、愛想良いやつと悪い奴なら明らかに前者と友達になりたいと思うでしょ?

実際、かつて僕と同じ語学学校にいた女の子は英語はそれほどでもなかったようですがとにかく愛想がよくていつもニコニコしていました。そして友達もとてもたくさんいました。17歳って聞いた時にはオジサンびっくりしちゃったけども。

どこに行ったって人間性

話は変わりますが、タイトルの通りこれはワーホリでなくても同じだと思ってます。つまり国内にいても会社にいても同じ。
僕は2022年の3月から翌23年の1月まで3か月ごとに住む場所を変えて日本国内を旅していましたが、たいていどこに行ってもかわいがられました。
自慢かよクソが!って思うかもしれませんがその方が絶対にお得です。
とはいえ自慢だけしてこの記事を終えると通報とかされそうなので、一応僕が人と接するときやお世話になるときに気を付けていたことをいくつか。

  • 楽しむ(楽しそうにする)

  • 「お願いします」と「ありがとうございます」は必ず言う

  • コミュニケーションを取る(会話を振ったり聞いたり盛り上げたりふざけたりする)

  • お誘いには基本必ず参加する(断る際には「お誘いありがとうございます」や「行きたかったです」や「また誘ってください」を加える)

  • 気を利かせる(俺雑務やりますよ!何か手伝えることないですか?など)

  • 時間が経ってからまた会いに行く(もしくはプレゼントを贈る)

他にもあった気がしますが今は思い出せないのでこんな感じです。
これだけ見たら会社の新人とあまり変わらんな笑笑

いずれにせよ「こいつはいいやつだ」と思われるといろいろなお誘いが来てとても楽しめたりちょっとお得にしてくれたりいろいろ世話していただいたりと本当にありがたい限りです。

最後に

H君がワーホリに来た目的はまだ知りませんが、なんにせよ語学学校に2か月通うということはそれだけでも50万近くの費用を払っていることになります。それでなくてもできるだけ充実したキャンパスライフにしたいと思うのは当然だと思うので、おっさんのおせっかいではありますが彼がいい方向に行ってくれればな、と思います。

これじゃあ「ワーホリ行ってもそんなに楽しくなかった」、「お金は貯まったけどあまり身にならなかった」ってことになりかねないですし、日本に帰って就活してもかつての自分のように「なんか違うんだよなあ」と言われかねないと思っちゃいます。

就活でもそうだと思いますが、「こいつ面白いな」「いいやつだな」みたいなのが能力よりも重要視されることは多くあると思ってます。なので自分はもちろんH君も、人間力を磨いてより充実した人生を送ってくれればいいなと願ってます。



っていうか上のやつ全部H君に直接言えよ!!!


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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