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数字と自分、大切なのは?




はじめに

この記事は当然のことを無駄に長く書いただけなので、読んだ結果時間を無駄にしたと感じる可能性がございます。
それでも構わない、僕を責めないという方だけお読みください。


概要

数字は金になる。
金を追うのか、己を貫くのか。


詳説

ここでいう数字とは、評価の数である。
分かりやすくnoteで言えば、ビューの数及びスキの数などが該当する。

仮に記事を書くたびに1万のスキが付くクリエイターなら、金は簡単に稼げるのではないか。

有料記事、出版、宣伝、講演、審査などなど。


一方で、本当に自分が書きたかったことや注力したことが評価されないことも多々ある。

つまり、世間から求められていることと自分がやりたいことが不一致という状態だ。

当然、noteに限らずあらゆる分野で生じ得る。
映画、音楽、芸術、プレゼン、仕事などなど。


そうなった時に、上述の疑問が噴出する。
金を追うのか、己を貫くのか。



結論を先に述べるなら、人それぞれだと思う。

が、そんなことを言ってしまうと身も蓋もないのでもう少し掘り下げてみる。


金vs己

多くの人は、特にビジネス的感覚を有する人は、金を優先するだろう。

人に評価されるための方法論を考え、実践し、上手くいくこともあれば上手くいかないこともあるだろう。

プライドやこだわりや、不必要な感情を捨てて結果にこだわる人はそれができると思うし、おそらくそういう人が現代の資本主義における成功者だ。


だが、それを目指してもできない人がいる。
僕をはじめとするたくさんの人々だ。

誤解しないでいただきたいのだが、別に非難しているつもりは毛頭ない。
たくさんの人がそうであるということは、言い換えればそれが普通なのだから。



他方、己を貫くことを目指す人もいる。
最たる例はおそらく、岡本太郎だろう。

金ではなく己を貫く。
本当に徹底して己を、人間を生きる。

彼がどれほど満足して生きていたかは彼のみぞ知るが、その影響力は甚大である。

彼の代表的な著作、『自分の中に毒を持て』はずっと売れ続けるベストセラーだし、僕も大いに揺さぶられた。

青山にある彼のアトリエ兼記念館にも訪れたが、月曜日の日中にも関わらず人でごった返していた。


ところで、金を追い求めて方法論を商材とした人で、誰に聞いても「あぁ、あの」となる人はどれだけいるのだろうか。

僕の浅薄な知識では、ビジネス界の大物として松下幸之助や稲盛和夫などが思いつくが、現在伝わっているのは方法論ではなく思想が主な気がする。

話が逸れたが、後世に影響を与えるなら金よりも己を貫くべきなのだろうか。


文句

そうは言っても、となるのは理解できる。
そうは言っても、岡本太郎は超有名じゃないか。本も作品もバカ売れした大成功者じゃないか。

彼を引き合いに出すのはずるい、と言われればそうだろう。

自分のやりたいことをやって成功しているのだから、そうなれたら最高だがそうじゃないから困ってるんだ、という声が聞こえる。

というか僕だってそう思う。


なればこそ、僕は思うのだ。
大切なのは順序なのだと。


順序

仮に自分のやりたいことが、触れた人の10%に刺さるとしよう。

そしてそこから何らかのアクションをする人が、刺さった人の10%としよう。

設定した数字の寡多については今は割愛するとして、この割合なら1%の人が実際にアクションすることになる。

つまり、作品が100人に見られたら1人が買う、という状態だ。

1人が商品を買ったとて、その収入はたかが知れている。

だがしかし、作品が100万人に見られたのであれば、1万人が買うことになる。

ありがたくおマンマが食えて、余ったお金で贅沢ができる。


この例でお分かりいただけたと思うが、順序が大事というのはそういうことだ。


つまり、まず多くの人に見られる状態=知名度を上げる必要があるのだ。
もしくは、より人数の多いマーケットに飛び込む必要がある。

そしてその知名度を上げる方法を、残念ながら僕はよく知らない。
ここまで引っ張っておいて大変申し訳ないのだが、この記事は方法論を語るものではないし、有料記事でもない。



ここまで書いていて思ったのだが、この問題もやはり、二者択一ではなさそうだ。

金か己かの2択ではなく、グラデーションなのかもしれない。

いや、一次元ではなく二次元と言った方が正確かもしれない。

いずれにせよ、自分の目標を見定めてそこにしっかり投資していけば、求めるものが得られる可能性は高まる。

そんなことができる人はいわゆる成功者だと思うが。


まぁいい、知名度を上げる方法は確かによく分かっていないが、こんな薄い内容だとしても毎日続けるということは、それだけで価値があるということを僕は知っている。


という、書くことに困った人間の、苦し紛れの投稿なのでした。


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