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学生時代の体罰経験

体罰を受けていた経験を持つ人は多いかもしれませんが、実はそれには何の得もないという話があります。


ワタシは小学生から高校卒業までバレーボールをしていた。始めたきっかけは姉の影響だった。

小学生のころ軽い気持ちで体育館に行ってみたものの入部すると最悪の環境なことに後で気がついた。
監督の暴力は当たり前、殴られ蹴られ髪を引っ張られる上級生たち。
それを見て何も言わない保護者たち。

幼かったワタシはその光景を見て恐ろしかったのを僅かに覚えている。

バレーを始めたものの何のために頑張っていたかと言うと

『監督に殴れないために』


そのためだけだった。

結局そう言う考えが抜けず、上手くならずバレーボールも楽しくないしの悪循環。

中学に入ると少しはマシになったがそれでも殴られることはあった。

もはやバレーボールが好きなのか
辞めると言うことが怖くて言えないから
しょうがなく続けているのかよくわからなくなっていた。

高校ではもっともっと苦しかった。

体罰だけじゃなくて精神面でも追い詰められ
意味もなく怒られることや理不尽に練習するなと言われることがあった。

正直言うと高校時代の記憶はほとんどない。
嫌すぎてしんどすぎて記憶から抹消してしまっているのではないかと感じている。

ただただ顧問が嫌いで
罵られ殴られボールを顔面に殴られたという嫌な記憶だけしかわずかに残っていない。

おかげさまで高校時代の楽しかったであろう学校生活の記憶もほぼない。


結局のところ何を言いたいかと言うと

体罰からはなにもうまれない。

その一言に尽きる。
ある種の恐怖の洗脳だと思う。

最近ニュースで体罰で捕まる教師たちがいるけど
正直なところ、その当時訴えてたらなーなんて今になって後悔している。

だからこそ今の時代
体罰を受けてきたであろう人たちは同じことを繰り返さないで欲しい。
心からの願いです。

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