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5分のための準備と、その後のための準備

自分の考えを晒すのはとても怖い。でもうまくいったら楽しい。そのための準備の時間を過ごす。創作活動ってそういうとこある。って話し。

今度イベントに参加する
FUDEROCK3

そこで、アートバトルというのに参戦する。
初めての体験だ。何するのかの大体の説明は読んだし聞いたけど、その場に立ったとき自分がどうなるか、まるで予想がつかない

5分制限の即興バトル

対戦。誰かと競い合う。そういう経験て何十年もやってない。中学や高校の運動部の部活で対外試合に出た以来。そのときは、チームの一員だった。ピンで競うとなると、徒競走とか以来かな。

誘ってくれた人は、自分が粘土の立体作品をやってるのを知った上で誘ってくれた。
しかし、アートバトルの参加者の大半は、絵描きさん達。そんなところに参加して、場違いではないのか?
絵なら参加する気は無いから、念のため、いろいろ確認した。

そうすると、今回から立体枠を設けたそうで、既に生け花を主に活動される方の参加表明を受けているという。
また、やってみたけどできなかった、、、でもいいと。5分制限の即興でどんなものができるかを楽しむ遊びなんです、とお返事をいただいた。

そうかー、じゃあ気楽にふらっと行ってやればいいんだー。って気持ちになれた。

玉石混交の石のほう

でも、他の参加者みるとそうでない人もいる。
即興で絵を描くことも、対戦で描くことも、まったく世の中で初めてのことではないようだ。

参加者の参加表明の中には、前回勝てなかったので、今回は挽回したい、的なコメントを書いてる人もいて、意気込みすごいって思う。
普段の作品紹介を見ても、どの参加者もすごそうに見える。

玉石混交なイベントにしようとされてるのかな?(ほとんどの人は玉を目指すほうだろう)
オレは石のほうなので、気楽にいこう。

5分のバトルでトーナメント参加者の半分は敗退する。

最短5分で終了

イベントは2Daysで行われる。トーナメント形式のバトルに参加し、5分で決着が付く。
最短、開始5分でやること無くなるのかな?。イベントの楽しみ方を誘ってくれた人にたずねるといろいろと見所を紹介してくれた。

・1&2回戦で負けた場合、敗者復活展と称してミニ展示会に参加できる。会期内で作り、後に投票で順位を付けるらしい。
・司会がランダムにバトルの審査員を選ぶので、選ばれれば審査員としてイベントに参加となる。
・アートバトルの他、通路でライブペイントが行われていたり、ミュージシャンライブがあったりする。それらを見て投票できる
・物販ブースもあり見て回れる。飲食の店があり、お酒飲みながら、居合わせた人と話をして楽しむ。

などなど。

いろいろ時間を過ごせそうだ。と思った。

ぐいぐい行けない自分

なんだか楽しそうとは思いつつ、でも、周りに流されやすい性格で、お酒とか飲んだら平気かも知れないけど、基本内向的なので、初めての人とすぐに打ち解けて楽しむとか、無理そう。ってことも考えた。

そっから、せっかく参加するんだから、もっと楽しみたいって気持ちが膨らんでいく。

居場所を作ることを考える

物販ブースがあるらしい。そこで何か売れば、一応期間内の居場所はもらえることになる。
居場所があれば、手持ち無沙汰でもなんとかしのげそう。そこで、敗者復活展の作品でも作ってればいいかも。
しかし、売る用の物は普段作ってないので、どうしようかと考える。

アートバトルは即興のイベント。そしたら、ブースで即興で売る物を作って販売することをやってみようか?と思いつく。
お金のやりとりがあると、釣り銭とか用意するのが面倒。大体、用意しても大して売れた試しがない。ならいっそ、お金もらうの止めよう。と思いつく。

でも、無料(ただ)ってのも価値がないっぽいし、じゃあ物でもらおう。対価に見合う物品でもらえれば、楽しそう。
コストを掛けない方向で、考えると、材料は、お客の持ち込む不要品。
それを材料に、物を作る。そしてできばえをみて、気に入ればお金じゃない物やサービスを、お返しとして供与してもらう。

そんなアイデアが、ポンポンと浮かんできた。

遊びでやること

遊びと聞いて、気楽にって思っていたけれど、勝負にかける意気込みの参加表明を読んで、場違いかとも思った。

でも、遊びには、「気持ちのゆとり」「狩猟・歌舞・酒宴など、楽しみですること。」という意味があり、関連して「楽しいであろうと心待ちにすること。」「心が満ち足りて、うきうきするような明るく愉快な気分」「富んでいる。豊かであること。」という解釈もひっぱってこれる。

遊びって言うと、子どもの遊びってのが連想され、本気じゃないとか、拙いとかって連想したけれど、自分が子どもの頃、遊びに熱中し夢中になって、楽しんだし、新しい解釈を見つけては友達と共有したり、亜流の遊びに発展したりってこともあったなーって思い出す。

楽しむこと

何をやるか?それを考えることで、既に楽しめた。しかもそれは妄想ではなくて、実際にやることを前提に考えて、実行しなくてはいけない。緊張も伴う。

さらに楽しむために、アートバトルも対策を考える。

参戦したけど、5分じゃやっぱりできませんでした。という結果も、
ふらっとその場にたって、何もできないのと、
準備はしたけど、対策も考えたけどダメだったのほうが、その後の時間も楽しめるような気がした。
準備や対策を考えることは、その後の物販ブースをどうするか、楽しむことにもつながる気がした。。

対戦って、拮抗してる人同士でやると盛り上がるって思った。
技術では圧倒的に拙い自分が、天の運で対戦する相手と、5分間の即興で、拮抗できる要素はなんだろうと考える。

なんか、張り合えるものがあるかもしれない。でもわからない。
わからないけど、5分間何もできずにただ居合わせるだけか、5分後に、なんだかわからない物でも完成できてるのでは、作れた方がいいとは考えられた。

5分でなんか作れるようになりたい。と思った。

やれるだけやってみる

いろいろ考えたって、どうせ思うとおりにはできないしならない。
だからといって、何もしないと何も変わらない。

否、『現状維持では、後退するばかりです』と、ウォルト・ディズニーも言ったそうだ。

参加表明した時点で、既に飛び込み台の板の上のとこからスタートだったみたいだ。

一人妄想で盛り上がってて、実際その場では浮いてしまうかも知れない。馴染めなくて凹んでしまうかも知れない。

楽しむためにがんばる。変かな?

自分の思いつきがどう評価されるか?、人前に晒すのは怖いことだけど、見てみたい気持ちもある。
そのためにアイデアを練る。試行錯誤して準備する。
そして、せーので始める勇気をふりしぼる。
試行錯誤はまだ、始めたばかり。思いつきもコロコロ変わっていく。

イベント情報

FUDEROCK3
日時:2022/7/16(土)11:00~2022/7/17(日)17:00
場所:渋谷CONTACT 東京都渋谷区道玄坂21012新大宗ビル4号館B2F
イベント概略:子どもから大人までプロアマ問わず、誰でも参加可能な即興アートバトル。バトルのみならずブース出店、ミュージシャンコラボなど。
参照URL:https://www.instagram.com/fuderock123/


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