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過去の記事を書いた自分に思うこと

育児について

2人目の出産をきっかけに仕事を辞め専業主婦になりました。
やはりあの頃に満たされていた承認欲求は満たされないまま。

頑張る私に気づいてもらえないと鬱になっていた自分。

だからこそ頑張ることをせずにzuboraな自分を受け止めて
メンタルを保とうとしました。

いつの間にか2人目がもうすぐ3歳になろうとしています。

最近あることに気付きました。

わたし、育児をなめていました。

大変なのは主婦業で育児は子供と一緒に過ごすことだと思っていました。
子供に邪魔されながら主婦業をすることが大変なんだ、
と勘違いしていました。

主婦業なんてzuboraでなんとかなるんですよね。

でも、zuboraにやり過ごせないのが育児なんです

zuboraにすればするほど育児の大変さが
後から大きくなって返ってきました。

2人目だからこんなにやんちゃなのかな?
言葉が遅いなあ。
走り回って蹴りまわって、物を投げて破いて壊して。
親にくっついていないと不安だと言っていた1人目とは違いすぎる。

すべて私のzuboraな育児が招いたこと。

子供がいけないことをする前、
私は自然とスマホやテレビを見ていました。
つまりながら育児です。
それでも子供の様子を見ていたつもりでした。

でもそれは子供が何か悪さをした時にだけ
子供に目を向けているだけだったのです。

しかも遠くから見てスマホを離すことなく
口でしかるだけ。

料理の手を止めず
口でしかるだけ。

そりゃ子供も私に見てほしくて悪さをしますよね~。

気づかせてくれた親子教室


そのことに気づいたのも本当に最近のこと。


町の2歳児検診で子供の発育に不安を感じると相談したんです。

すると町が主催する少人数制の親子教室があると説明を受けました。

そこでは保育士さんから育児相談員、栄養管理士、療育専門員など
スタッフが10人ほどいてくれて、呼ばれた親子は6組程度。

とても手厚く私たち親子の面倒を見てくれました。

そこで渡されたファイルに日々の子供との接し方など
記入するようになっていました。

もちろん強制ではないので相談したいこととしてメモする気持ちで、
と渡されました。

その親子教室は、とても居心地がよくて安心できました。

手遊びや絵本の時間など
うちの子はじっとできない性格で
他の親子教室では走り回ったり部屋の外へ出たり、

だいぶ目立つ存在だったため、私は自分の子に疲れ果てていました。


でもそこでは、
「今は、じっとできなくてもいいんですよ。」
「じっと座れるようになるために練習するところだと思ってください。」
と多くのスタッフが温かい目で見守っていてくれました。

そして渡されたファイルを家で開いてハッとしました。

今日は目を見て褒められましたか?
叱っている時に目は合いましたか?

そんな当たり前のことをできていなかった自分にやっと気づいたのです。

その親子教室へ出席した1回目から
私の子供への態度も子供の立ち居振る舞いも
日ごとに変わっていきました。

価値観の違い


仕事を辞めた当初、
私は家にこもって子供をみること以外にできることはいくらでもあるはず!

だと思っていました。


違うんですよね。
子供と思う存分一緒にいられる今しかできない育児に専念すること。
それが大事なんだと思いました。

知り合いの共働きの先輩が言っていました。
「この子は保育園に育てられたから。」

私も子供を保育園に預けながらも
ちゃんと自分で育てていると誤解していました。

職場の大御所の先輩には
「家に入って子供を育てないと
その子が大きくなった時に責任が持てないでしょ。」
と言われました。

2人目と24時間一緒にいることで

あの時に言われた言葉たちを数年越しに、
やっと受け入れることができました。

簡単に親や義理の親に任せていたあの頃。
本当に大変なことをお願いしていたんだと改めて気づくことができました。

そして最近、共働きの友達と家族連れで遊ぶことがあり、
育児については親の協力ありきだと言っていました。

あの頃の自分と話しているようでした。

だからこそ専業で育児をすることの大変さを語ったところで
分かってもらうことはできないだろうと思ってしまいました。

専業か共働きか、鼻から選ぶことができない人もいると思います。

だからこそ私は専業主婦を嘆くよりも
今の自分がしなくてはいけないことをしなければと思いました。

共働きも専業主婦も経験したからこそわかることがある。

1人目には寂しい想いをさせていたなと改めて感じることもできました。

仕事から帰ったら家事育児をしていたつもりでも、
仕事の雑念が頭に残っていると子供の話も上の空で聞けていなかったり、

晩御飯を作って、お風呂に入れて、歯磨きをして、寝かしつけてと、
時間に追われながら毎日せわしなく過ぎていきました。

でもそれらはきっと家事に分類されるもので
育児ではなかったと思います。

育児は物の名前をひとつひとつ教えたり、

いつの間にかできることを褒めるのではなくて
できない中の少しのできたを見逃さずに褒めることだと思いました。

まだつたない言葉しか話せない子供の感情を代弁するために
今この子は何が欲しいのか、何を思っているのか、
行動の前後に注意してしっかり見てあげると、
駄々をこねてもすぐに収まるようになりました。

本当に育児って難しい。
共働きだとなおさら子供と一緒にいる時間が短いから
育児にそんなに時間を遣えないですよね。

たっぷり時間があっても難しいことだらけで
正直、早く幼稚園かどこかで教えてきてもらってくださいと
思わなくもないです。笑

でも、今しかないこの時を
しっかり子供のために遣っていけたらと思います。







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