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【2/26】社会人基礎力

はじめに

最近、訳あって能力向上について調べていたところ「社会人基礎力」というものを見つけた。

結構昔から提唱されているものらしいのだけど、社会人歴9年目にして初めて目にした気がする。

僕はゲーム会社で働いており、周りの人もゲーム開発の能力は高い。
一方で、この「社会人基礎力」を軽んじている場合が多いようにも感じる。

そんな「社会人基礎力」について今回は書いてみる。

社会人基礎力

経済産業省が2006年に提唱した「さまざまな人と仕事をしていくために必要な基礎的な力」だそう。

この中には「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つがあり、さらにそれらを細分化した12個の能力要素で成り立っている。

前に踏み出す力

指示待ちではなく自ら考えて行動する力。

・物事に取り組んで取り組む力「主体性」
・他人に働きかけ巻き込む力「働きかけ力」
・目標を設定し確実に実行する力「実行力」

考え抜く力

自分で考えてみる力。

・現状を分析し目的や課題を明らかにする力「課題発見力」
・課題の解決プロセスを明らかにし準備する力「計画力」
・新しい価値を生み出す力「想像力」

チームで働く力

仲間と協力して物事を進める力。

・自分の意見をわかりやすく伝える力「発信力」
・相手の意見を丁寧に効く力「傾聴力」
・意見の違いや立場の違いを理解する力「柔軟性」
・自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力「状況把握力」
・社会のルールや人との約束を守る力「規律性」
・ストレス発生源に対応する力「ストレスコントロール力」

おわりに

冒頭にも書いた通り「社会人基礎力」については全然知らなかった。
漠然と社会でこういう能力って大事だよねと思っていたことが言語化されているような気がする。

これらはクリエイター職の間では軽んじられる傾向にあるように思う。
個人で活動しているアーティストや作家のようなクリエイターはもしかするとそれでも良いのかもしれない。
一方で、会社員クリエイターにとって「社会人基礎力」は必要不可欠。
そもそもクリエイターである前に会社員なのだから。

自分に当てはめてみて、これらのうち何が得意で何が苦手なのか自己分析してみることをお勧めしたい。
クリエイティブはできるけどあまり評価されないと感じる人たちに特にお勧め。

一度自己評価をしてから、周りの人に評価してもらってみる。
こうすることで、自己評価と実際の評価のギャップに気づけるようになるかもしれない。

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