「抜粋」
「全ての桜の木は 抜粋されるそうな」
伐採ではなく、抜粋
なんて素敵な言葉だろう、そっちの方が、ずっと素敵!
そっちの世界の方が、ずっとずっと素敵!!
、、、なぜ私達は、気づかなかったのだろう。
いま生きる社会は、そういう素敵な社会じゃないけれど、汚れた汚ない社会だからこそ、素敵な花が際立って光るのでしょうか?
過去ブログでも、わたしが勝手に「蓮語」と呼んでいるお花が沢山ありましたね、、
寂聴を、「寂照」
もっともっと沢山あったなぁ、、
また読みに行かなくちゃ
蓮さん、死なないでください!
2024/04/10
今日は派遣先の創立記念日かなんかで、仕事がお休み、昨晩は博士のYouTube観た後も夜更かし、翌昼までダラダラ寝過ごす。
昨日は派遣先の上司に、本音も本音、毒の効いた個人チャットを送信した。
自分なりに考えに考え、送信ボタンを押したのだが、、
定時の18時までに返信はなく。
結局、また職場に波風を立ててしまったワタシ。
凪を好む世の中に、ついつい毒を吐きたくなるワタシの癖。
悪い癖とは思っていても、癖。
どうしても、納得がいかないことを言いたくなる。
元吉本の、プラマイ岩橋さんみたい?
ただ、、その上司が、家族と過ごすであろう休日のきょう、ワタシの毒チャットでモヤモヤを抱えているのかも知れない、そんなモヤモヤが、ワタシの脳を曇らせていた。
13時過ぎ、歯を磨き、いつもの薄メイクで着替え、水道橋博士が過去の日記に書いていた早稲田松竹映画劇場へ。
少し前のバス停で降り、らぁ麺やまぐちへ。
かなり昔に、映画評論家の高橋ヨシキさんのインスタを見て行きたかったお店。
味はお上品だったが、、まぁ普通かな。
有楽町ひょっとこ の和風柳麺の方がずっと美味しいなぁ。
早稲田松竹の上映時間ギリギリ間に合う。
窓口でチケットを購入する。しかも現金のみ、空いている席から2回分それぞれ選んで、ペンでチケットに座席を書かれるというアナログ式。
平日はもっと空いているかと思ったが、客は意外と多く、仕事をリタイアしたシニア世代が多い印象。
入口表で、白い包紙の何かを頬張る人がいた。気になっていたが、後に高田馬場駅方面にあるお店のケバブサンドであることが判明。次来たら、絶対食べたい!!
今日の14時台からの二本立て。
亡き、青山真治監督作品。
サッド ヴァケイション
レイクサイド マーダーケース
どちらの作品も、楽しめた。親子をかなり深く描く、しかも面白く。
それは自分自身の親子関係とはまた違ったのだが。。
ワタシは小学、中学、高校、とお受験に失敗し続けて、思春期から常に自分は能力のないダメ人間と自ら刷り込んだセルフ洗脳にもがき苦しみ続けている。でも、そこに親は含めないし居ない。あくまで、個として。
そして、未だに、その頃の夢を見続けている。
「夢」という字は、英語のdreamが当てられたのは明治時代以降らしく、それ以前は、暗くてよく見えないという意味で使っていたと、何年か前に劇団カムカムミニキーナの野狂という作品を観て知った。実は怖い意味らしい。
自ら内心は社会不適合者として、しかし、生活のため、食べるため、週5、労働し続ける日々。
きょう映画を観る前は、これ以上、気分が沈んだらどうしようと思っていたが、どちらも全くそんな作品ではなかった。愉しく人間を描いていた。若い頃の、浅野忠信が本当にカッコいい。もみ上げが似合い過ぎる。
帰途のバス、最近よく見かける赤に白の十字架マークをカバンにつけた若者が、入ってくるなり、バス運転手にかなり酷い罵声を浴びせた。
あぁ、青柳拓監督のフジヤマコットントンの光溢れた素敵な世界だけじゃないのだ。。
その若者は、席に着いても、大声で酷い暴言、罵声を上げ続けていた。
ワタシには、
生きたい、と聞こえた。
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