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エピローグ29

 おかげさまでクラファンは順調な運びとなりましたが、こちらは相変わらずです。もう気にしないようにしようと思ったのだが、クラファンがひとまず落ち着いて現時点での企画に関する予算確保に成功したらまたちょっと苛立ちが復活してきた。
 相変わらずスゲーやつだ。
 ちなみに今日で619日だ。明日で620日だ。ワニの体が二割欠損する。可哀相に。だが仕方のないことだ。バイク屋さんが悪い。

前回からの続き
当然のように来なかった

バグった感じにした
即、来た
特に進捗はなかったが
12月ももう半ばですよ
当日になっても油断ならない
とにかく凄いやつだ
割とホラーテイストで攻める気でいた

 「出来ました、持って帰ってください」みたいなことは避けたいし、はっきりとした期日を決めてやろうと思ったが、当然、そんなもん決めるわけないし、決めたとしても平然と無視するか、また何か変なイベントが発生すると俺は思いつつこう言った。
 ただのあてつけ。

お大事になさってください
多分きょとんとする
なんでそんなことするんだよ
処刑か?
まあそのぐらいしてもいいと思うが
悪巧み開始
ババアって言うな
昨今は怒られるぞ
ババーさんと言え
我は木偶なり
吊らされて踊るなり
戻ってくればの話だけどね!
そこまで誠実かどうかは見ての通りだ
ただ頑張って喋るところは見たい

着たようだな
久しぶりに大口叩きおった
スーパー鱗滝タイム

連絡自体は着た
着たようだな
なんで今、延期を伝えてくる?
前日に言えただろ
明日電話しますって言ってんだから
俺に止められることではない
やることがあった
やることがあると気にならない
久しぶりの出勤、ご苦労様でした

昼過ぎにはやんだが
向かったよ
(どこのバイク屋さんとは言ってない)
もう二年過ぎたの? って感じだ
技があるなあ
全てがおかしい訳ではない

 ちなみに保険案件は「水増し請求しない」となると本当にただただショップの手間ばかりかかる。あとしたところでそんなに割がいいものではない。厳密には犯罪行為であることは昨今、知れ渡っているかと思うが(保険屋さんも水増ししてんなと気づいても気づかぬフリをしつつある程度は妥協するという癒着関係)
 なので手が回らなくなるのが目に見えているところは引き受けない。

人の欲が生み出した悲劇
着たようだな
ヒマだったら何なんだよ
時間空けられなくもないが

 俺は車検から帰ってきたバイクに夢中だ。やっぱあのショップはいいな、なんて思ってたところに、とんだひょうろく玉が間抜けな電話をかけてきおった。相変わらずタイミングだけは神懸かっている。

レプリカだがそもそもベース車両がレア
古いというか古すぎるのでマメな整備が必要
なんでこんなもん所有出来るのかは分からぬ
細かいところまで気が配ってある
拘りを感じる
ヘッドとかもツインプラグ仕様だと思う
配線ごときに何ヶ月もかけやがって
しかも普通の配線だぞ
普通に引っ張ってくるだけだぞ
ウオタニSP2、10万円ぐらいする

 簡単に言うと火花が強くなるのだが、古いバイクはブーストさせないとヨレヨレなことが多い。電気は日々進歩している。ダイナモは追いつけていなかったということだ。

昨日の確認何だったの
言ったのお前だぞ

ないと思うが

 ちなみに、たまには送ってくる。だが「店に行って俺が直接撮影した」画像の方がはるかに多い。仕方ないだろ、送って来ないんだから。

川崎で何があったんだよ
誰から? そしてどいつから?
諦めの境地
どっちに対しても
本当に虚しい
あといいとこ借りたんだよな
それだけに虚しい
虚しさが募っていく
どっちかというとそれが欲しい
だって俺、自分のバイクがどんな形してるか知らないからね!
クラファンだけが心の慰め
ここに来て新キャラ
「引き継ぎの後輩」
事態がわかってないようなので具体例を出した
そもそも「後輩」ってなに?
めちゃくちゃ変な走り方をする
ウソでもいいから言えばいいのにね

 おかげさまでクラファンは順調ですがこっちはこのザマです。
 全くなんなのか分かりません。これほど「変化がない」人も珍しいです。普通は変化します。600日も過ぎたら人間が変化するのには十分な時間と言えます。やつは何も変わりません。何も足さない何も引かない。多分、俺のバイクもそうなっています。

 もうじき年末ですよ、年末!
 2023年も終わろうとしています。去年の今頃は「あとはタイヤだけです」とか言ってましたあいつは。そしてタイヤを間違っていました。そしてタイヤだけではありませんでした。ほぼ何も終わっていなかったみたいな、そういう有様。
 俺も年末は忙しい。
 いっそ来年まで出来ませんと言ってくれ。
 そんなことを言ったら2024年も終わる可能性があるが。
 
 という訳でクラファンやってます。
 今のところ何とか滑り込んだ感じですが、もうちょっとだけご支援いただきたいとも思っております。単純に部数が増えて欲しいだけなのだが。何せあとから売るのは禁止されている。俺の中で。

 そんなこんなで遂にエピローグ30に続きます。
 どうなるんだろうね、これ。
 知らねーよ。

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