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詠んだ短歌8

回りくどい話は嫌いだ 好きか嫌いで私に応えて(唇の熱)


過負荷に軋む部屋を逃げ出しシャツと並んで吸ってる煙草


青い煙を吸い込ませながら戯れに殺した蛹を見ている


溶けて消えてったあの子を想ってあなたときんぴらごぼうを食べた


仲良しを強いる言葉に怒ってるうちに沈んで亡くなる浜辺


結局一度も会わなかったけどガンダムと同じ街に住んでいた僕ら


手紙の代わりに二言呟く インターネットが少し輝く

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