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やりたいことがなくてもいい

おはようございます。
今日は、最近読んだ面白い本の紹介です。
「ぜんぶ、すてれば」中野 善壽

なんとも潔いタイトルです😃

よく断捨離をすれば、運が良くなって新しいものが入ってくると言われていますが、結果が要求される経営の分野で実践しているのが、とても刺激されました。

著者の中野氏は元寺田倉庫の代表で、現在は東方文化財団の理事をしています。

中野氏の面白いと思ったことは、数字やデータが大事にされる経営者でありながら、直感や目に見えないものなどの数字やデータに現れないものを頼りにして大胆な面白い改革を行い、多くの人を魅了させ、結果を出しているところです。

著者の中野氏は、学生で就活の時になにもやりたいことがなく、取り繕わずに、ぼーとしていたそうです。
そしたら、声をかけてくれる人がいて、目の前の導きに素直に乗るようにしていたら、いつの前にか、魅力的な経営者になっていた。

私も学生の頃、その仕事をやってみないとわからないのに、「御社の仕事は大変魅力的です」と言って、取り繕って自分をアピールする就職活動に身が入らず、ふとした縁で入れてもらえた会社に入り、目の前の出会いを大切にしていたら、道が開けていったので、同じような大学生の人がいたら、この流れに身を任せることを拙い経験ですがオススメします。


中野氏は、収入から生活に必要な分以外は寄付をして家も車も持たず過去の実績もある時は一気に捨てて、いつでも身軽に動けるようにしておき、導きには従うことを毎朝、誓っているそうだ。

東京の天王洲のアートの取り組みも、普通の倉庫街でしかなかった天王洲で、そこの場の声を聞いて、その場がどういう風になりたがっているかの場の声を聞いたら、あのような素敵な場になったそうだ。

天王洲のアートを生かした街づくり

引用元:クラクイン
https://m.crank-in.net/trend/report/69758/1/amp

アート、感性を主軸に置いた心の豊かさを大事にした中野氏の東方文化支援財団やアートと地方創生の取り組みは、これからの世の中の社会像を実践していると思うので、これからの取り組みが益々楽しみです。

また、この本の収益は全額、東方文化地域の子供のために寄付されているそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

合掌
弥栄




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