7月14日『マイナビ・オールスターゲーム2023』のプラスワン投票の結果が発表になり、セ・パ62名の出場選手が決定した。

これで驚くのがセ・リーグのプラスワン投票で選ばれた横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手の得票数。
なんと史上最多となる36万9446票。
セ・リーグ2位のヤクルト・村上選手に33万票以上の差をつけて圧勝。

一方、パ・リーグの1位はオリックスの山本投手で19万933票なので、バウアー投手の得票数の凄さがわかるf^_^;
パ・リーグの方が投票した人にばらつきがあると数字上推測できるが、それでもこのバウアー投手の得票数は…f^_^;

なんでバウアー投手がこんなに桁違いの得票数を獲得できたのか推測してみた。
最近のバウアー投手を見ていると、勝敗関係なく安定した投球をしていて、先発投手としてゲームを作るという観点から文句のつけようがない内容だと思う。

それらのピッチングを見て、バウアー投手がオールスターに選ばれないのはおかしい！とプラスワン投票をした人がいる事は想像できる。
それがパ・リーグの山本投手の得票数19万票が目安と考える。
しかし、多少の偏りはあるとはいえダブルスコアに近い得票数の差はちょっと説明がつかない。

何が違うのか？
ここからは、あくまでも素人の推測ではあるのですが、
プラスワン投票は1日１回投票ができる。
投票期間は7日間なので、投票する私たちは最大7票持っている事になる。

バウアー投手に投票した人は複数回投票していることが考えられる。
それがダブルスコア近い差になっているのではないかと…

そして、ここからが本題。
なぜ、そうまでしてバウアー投手に投票をする人がいるのか？
なぜ、そんなにバウアー投手にオールスターに出てもらいたいと思うのか？

それがバウアー投手が毎週日曜日投稿しているYouTube動画の効果だと思う。
それは、動画内でQRコードまで貼り付けて投票を呼びかけたから？
それとも取引を提案したから？（笑）

答えはどちらも違くて、バウアー投手の動画を通して、バウアー投手がMLBでのプライドも捨てて、一生懸命NPBにアジャストしようとしている姿をずっと見てきたから。
成功したことも失敗したことも全て…

バウアー投手の得票数は、結果だけでなく、そのストーリーを見てきた人たちの心からの応援の数でもあると自分は思っている。
バウアー投手に、あの舞台に立ってもらいたい！という。

普通、そういうことが起こると湧き出る誹謗中傷がある。
『宗教！』『搾取されている』

現代はネットの普及により、『オンラインサロン』や『クラウド・ファンディング』というのがある。
その人の頑張っている姿などストーリーを知る事により、純粋にその人を応援したいという気持ちが芽生える。
それは人として自然な心理状態。
しかし、外から見ている人からすると、中身を知らないのに、それらを『宗教』『胡散臭い』『搾取』という単語でまとめたがる。
思い入れの差をそれらの言葉で埋めたがる。

もしかしたら今回、バウアー投手の頑張りのストーリーを見てきて、どうしても晴れ舞台に上がってほしいと思い、一生懸命毎日投票していた人の外側の人は、同じように『何を夢中になってるの？宗教？』とか思っているかもしれない。
純粋に応援しているだけなのに…

世の中には、知らないものを胡散臭い！とか言う人がいる。
せめて『宗教』『胡散臭い』かどうかは、中身を調べて理解してから、自分の感想として言いませんか？って思います。
ただ自分が知らないものだから『怪しい！』というのはあまりにも浅いのではないかと思います。

とはいえ、今回のバウアー投手の件で、それらのコメントを一切見ないのは、日本人の野球離れと言われて久しいですが、やはり『プロ野球』という信用の上での事だからなのだろう。とも思いました。

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