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花で始まる1日

タイトルは軽やかだが、オシャレでも何でもない、お仏壇のお花のこと。
2月に家族を亡くして、今、お仏壇のお花のお世話が
                   朝の仕事になっている。


毎日お花を買うわけにはいかないので、萎れたお花や葉っぱを取り除いたり、お水を代えたり、茎を短く切って、お花が水を吸い上げやすいようにしたりして、朝、メンテナンスする。

その後、よりよい形に生け直す。最低でも30分くらいはかかる。

 平日の朝は、ご飯の支度もあり、
      出勤もしなくてはならないから、まさに時間との勝負。

 でも、今日は休日。
 ゆったりとした気持ちで出来た。

仏花を買うようになって、仏花にも洋風、和風があるのを知る。
いろいろなお花があって、迷う。
(これ!)と思って買っても、
いざ、お仏壇を前にすると(合わないな)と思うこともある。

以前、お坊様が
「お花を、仏様側ではなくお参りする側に見栄えよく向けるのは、
             生きている人の為でもあるからなんですよ。」
                        とおっしゃっていた。

朝は慌ただしくなり、お花が傷んでくると(買い替えなきゃ)と面倒な仕事が一つ増えたわけだが、お仏壇のお花のお世話は、奥深い花仕事である。