言葉は呪いにもなるし魔法にもなる
言葉というものはとても不思議な力を持っている。
気持ちを表現するとき、多くの人は言葉を使って表現する。
他にも表情や態度、行動でも伝えられることは出来るけれど
大体の場合、言葉が一番簡単で一番伝わりやすいと思う。
言葉は人の心を写す、鏡である。
他人から何かを言われて傷ついたことはあるだろうか。
私は何度かある。
悲しくて、苦しくて、辛くて、絶望した気持ちが永遠と続くのではないかと思った。
死にたくなった日もあった。
でもそれを言った人は、別に私を殺そうと思ったわけでもなく
私に死んでほしいわけでもない。
ただなんとなく言った言葉だったのは分かっている。
それでも傷つき、そして時間が経っても思い出しては辛く悲しい気持ちになるのだ。
言葉は呪いだ。
逆に他人に何かを言われて救われたこともある。
今まで自分に自信を持てなかったのに、その一言で自分のことが少し好きになれたり
前向きな気持ちになれたり、考え方・生き方が変わって、
人生ががらりと違う人生になったりすることもある。
でもそれを言った人はそんな人生を変えよう！なんて思って言ったわけではなく、ただなんとなく言った言葉だったかもしれない。
それでも心は軽くなり、生きていて良かったとさえ思うこともある。
言葉は魔法だ。
言葉は使い方を間違えれば呪いになるし、
愛を持って使えば魔法にもなる。
私たちが普段使っている言葉をもっと意識して上手に使えば、
素晴らしい人生を歩めるような、そんな気がする。
私は言葉が好きだ、今までもきっとこれからもずっと、大切に思うだろう。
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