我春苦手婆

春は苦手です。
環境が変わるというか物事が終わることが小さい頃から苦手で、毎週見ていた番組が終わるとか、番組は続くけどレギュラー出演者が変わるとかですら嫌で、
笑っていいともの出演者が番組の最後の最後に急に、今日で卒業でーすとタモリさんからアナウンスされてさらっと終わるのとか、
おばさんになった今も覚えてるくらいさみしくて嫌だったんですね。
NHKの教育テレビとかもそう。定期的にキャラや進行の兄姉が変わるでしょう。本当にさみしくてさみしくてしょうがなかった。
だから自分の卒入学、クラス替えなんかも苦手でした。
特に良いクラスや仲間に恵まれていたとかではなく、日常が終わることがとにかくさみしい。
だから毎年この季節は桜色の地獄の中にいて、さみしさと戦っておりました。
大人になりおばちゃんになりやっと変化の少ない人生になってほっとしていたけど、今度は我が子関係の変化が私を襲うのです。
まずは卒園から始まり、お世話になった先生が他の園や小学校へ行ってしまう等、我が子を通して間接的にまた桜色の小地獄を味わっています。
そして子供たちがどんどん大きくなっていくことも、嬉しいけどもすんげぇさみしい。
大きくなって頼もしくなったし、友達みたいに対等に馬鹿な話で笑えたりと楽しいことが多いけど、こんな時間もあと10年もないのねと思うと……泣くしかなくなる。
また赤ちゃんに戻って夜泣きやイヤイヤ期で困らせてよ!なーんて思っちゃう。
当時はあんなにきつかったのに、調子のいいクソババアだよな~と我ながら思います。
寝ます。

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