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間違って広まった言葉(時々思うことNo.12)

おはようございます、繊細さんです。
オリンピックの開会式をテレビで見たのですが、
各国の選手が着ている服はその国らしさが出ていて、
とてもウキウキした気持ちになりました、

今回、取り上げる内容は
間違った解釈で広まった(広まりつつある)言葉です。

テレビやインターネットの普及によって、
「情報」がいつでもどこでも見られる時代になったからこそ、
私が「これってそういうことじゃないと思うけど・・・」と思う言葉を
ピックアップして紹介します。

1. 情けは人の為ならず

このことわざに出てくる「人」とは、誰のことを指しているのでしょうか?
自分自身?情けをかけられた相手のこと?
他にも、情けをかけることは相手のためにはならないから、ダメだという
ネガティブな意味を持っているのでしょうか?
情けを周りの人たちにかけることで巡りめぐって自分に返ってくるからというポジティブな意味なのでしょうか?

実際(辞書)の意味では、

人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。
(Google辞典)

つまり、人に優しくすると、自分だけではなく相手にも幸せが来る。
自分も相手も幸せになるということが本当の意味になります。
なんか、心が温まりますね☺

2. ジェンダー

最近、ジェンダーレスジェンダーフリーという言葉が流行語か!
とツッコみたくなるくらいに、あちらこちらで耳にします。

そもそも、ジェンダーとは

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つまり、国によって男性と女性の解釈や在り方が違うということです。
例えば、日本ではお茶くみというお客様に対して女性社員の方がお茶を持っている文化があります。
一方、スコットランドでは民族衣装として、男性がスカートのようなものを穿きます。

それからというもの、ジェンダーに対する考えとして、
男女での差別をなくそうとする考え、伝統的な性別の違いによって割り当てられた役割にこだわらず、個々が平等で、公平に行動しようとするジェンダーフリーが生まれました。

さらに、LGBT+Qという性的マイノリティの方々が出てきて、
ますますジェンダーフリーの考えが広まっていきました。
私はジェンダーフリー(性別による差別をfree:なくす)というよりは、
ジェンダーニュートラル(中立)の方が言葉の響きとして好き
です。

テレビでは社会的な性差をなくそうという報道が多くあります。
一方、文化として女性だから、男性だからこその良さが出るのではないか
と繊細さんである私は考えます。

また、こういった差がなくなるにつれて、
「男女関係なく誰でもできて当たり前」という見えない当たり前が
生まれ、増えてくるのではないかと考えられます。
こんなことを考えると、ますます個人に求められる資質が高くなりそうで
少し不安になってしまいます・・・。

私の理想として、
出来ないからこそ、それ(ギャップ)をお互いに埋め合わせ、助け合い、
時にケンカしながらも目標に向かって一歩一歩進んでいくことが大切ではないでしょうか?

他にも、「雪辱を果たす」というところを「雪辱を晴らす」と言ってみたり、「頭が痛い」と「頭痛が痛い」のような間違った表現もあります。
多くの場合は、テレビをはじめメディアによる影響なのかもしれません。

正確に言葉を使いこなしなさいということではありませんが、
本当のことばの意味を知っていることで損しないため、情報を手に入れる前に大切なことです。

以上
本日も拝読していただき、ありがとうございます。
ことばは変化していくものですが、意味というしっかりとした根底は変わりません。変化に少し敏感な私ですが、しっかりとした自分軸の確立のために、日々noteでアウトプットし、自己成長していきます。

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