見出し画像

「力」不足の日本人?(時々思うことNo.6)

こんにちは、繊細さんです。

今日は、時々思うことを投稿させていただきます。

タイトルにもある通り、力不足というのは、単に握力や体力といった力がないというわけではありません。

私は学生時代から読書をし始めてから、たくさんの本を読み、図書館や本屋を散策することが好きになりました。年間で20冊ほどの本を読んでいます。

そんな読書好きが思うこととして、ビジネス書、自己啓発書には「○○力(りょく)」というタイトルの本がたくさんあります。例えば、雑談力時間管理能力(タイムマネジメント)です。
その中でも、現代社会で最も必要な力は、こちらです。

コミュニケーション能力

コミュニケーションとは
気持ちや意見などを、言葉を通じて相手に伝えること

このコミュニケーション能力というのは、我々日本人からすると、難しいものだと考えます。なぜなら、「空気」が存在するからです。
この空気という存在は、化学で出てくる気体の事ではなく、社会学上の見えないものです。

繊細さんである私は、考えずに発言するタイプではなく、思ったことを頭で考えて発言するタイプなので、「今、これ言ったら、場の空気が悪くなるなぁ~」や「こんな方法があるけど、実現しにくいだろうなぁ~」などと頭で考えてしまい、いざ口を開くと、話題が変わっているということがあります。さらには、周りは何も言っていないのに「あなた、やって!!」や「嫌だなぁ~、早く帰りたい」という無言の圧力を無意識のうちに考えてしまいます。

そのためのなのか、面接という場面は、面接官の意図を考え、”いい印象”を与えなければならない、いわゆる「べき思考」に陥り、緊張・不安が起こり、体を崩したことがありました。

繊細さんに加え、人見知りである私は、初対面の人とは無口になりやすいです。さらに、大勢の人の前ではなおさら話をすることが苦手で、最大で3人が限界というところです。

この空気はなぜ生まれるのでしょうか?
さらに、空気を読めないことは悪いことなのか?

私が読んだ本、見ている動画を参考に「空気」を読むことについて分析します。
精神科医の樺沢紫苑の樺チャンネル、『空気を読む脳』(中野信子著)より

空気というものは、上から下のトップダウンである。武士社会をはじめ、昭和時代の昔の日本では、男女平等ではなく、男尊女卑とされていました。そのため、男の人の方が偉く、社会(外)で活躍し、女の人は家事をするというものでした。父親の機嫌が悪いと、家族は静かな雰囲気になります。
その場には、「話をしてはいけない」という暗黙のルールがありました。
このご機嫌を取るのが、女性の役目、奥さんの役割だったと考えられます。

そのため、空気を読むことが長けているのは、女性だということが分かります(樺チャンネルより)。

コミュニケーションといっても、自分の主張だけ言っても通じることはありません。相手のことを気遣うことも大切です。
「力」不足ではなく、「学び」や「知識が足りない」だけだと考えます。

繊細さんが最後に一石を投じたいと思います。

社会問題の一つである高齢化社会である日本において、
過去の栄光にこだわるより、今そして未来のこと(何が出来るのか)を考える、「今」を生きた方がいいのではないでしょうか?

現代社会で生きる若者は、戦前とはまた違う
今までにないほどの変化の時代で必死に生きている。

ご一読、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?