知っている事だけ

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最近の記事

情報の取捨選択

私はSNSをたまに見ている。 私の彼女もSNSをたまに見ている。 ある日彼女から『SNSのタイムラインに不倫されたとか不倫したとか、婚活とかそう言うのばかり出てきてウザくない?』と聞かれた。 私のタイムラインではほぼほぼそう言う話題がタイムラインに流れて来る事は無い。彼女がそう言う記事をよく読むからそういうタイムラインになるのでは?と思ったがどうやら違うのだそうだ。  現代のSNSのタイムラインと言うものは、ユーザーが好きそうな内容をお勧めとして表示する事が多いのだそうで

    • 神様がもしもいるのなら

      もし本当に神様が居るのなら、芸を仕事にする人達に『望まれている訳でも無いのにそんな仕事をしようとしなくても良いんだよ』って言うと思うんだよ。 青春を犠牲にして、天才達が沢山いる世界に飛びこんで、そこで働いて食べていくより、地味で良いから普通の仕事をして食べていく方が確実だよって言うと思うんだよ。 歌を歌う人 絵を描く人 お笑いをする人 役者をする人 クリエイターをする人 そんな人にならなくても良いんだよって俺が神様だったら言うと思うんだよ。 何故なら神様は人間にはできる

      • 明晰夢でも無く

        自分の部屋は、寝室と生活空間にはっきりと分けられています。寝室では、深い闇が隅々まで包み込むように壁や天井には黒い壁紙が貼られ、電子機器のかすかな光も完全に遮断されます。目が暗闇に慣れても、そこには何も見えない、絶対的な暗闇が広がっています。 この暗闇の中で、目を閉じると不思議な現象が起きます。 目を開けている時よりも明るく感じられるのです。瞼を閉じると、闇が広がりますが、その中にはちらちらと光るものや形の定まらない影が見え始めます。これらは明らかに単なる光の不在とは異なり

        • 優しい本を読む

          優しい物語が好きで、未だにミヒャエル・エンデを良く読む。  ミヒャエル・エンデの作品の大半は子供向けに作られた様な物語で、内容はとても優しかったり、色んな事に気づかせてくれたりする。 そして何よりも面白い。 最近は村上春樹の小説をデビュー作から辿るように読んでいるが、その合間にミヒャエル・エンデの短編集を寝る前に読んだりする。 通勤中や、公園で黄昏たい時は村上春樹。 寝る前にはミヒャエル・エンデ。 そんな感じに同時進行して楽しむ。 小説というのはとても精神的に良い影響

          野良猫の去勢

          野良猫を捕まえて去勢をしている人が居る。 自分はそういう『お節介』なことをライフワークにしている人が好きではない。  猫が好きで、野良猫に餌を与える事は別にそんなに悪い事に感じていない。そもそも東京という街には野良猫はあまり居ないので、散歩している最中に野良猫に餌をねだられる事も無い。 でも、野良猫に餌を与えると文句を言う人が世の中には存在するらしい。 いつから世の中は、心が狭い人に対して遠慮をして生きる様になったんだろう。  そして、何故、野良猫を捕まえて去勢をする

          小説を読む理由

           単に暇を潰していて自分が何が好きなのかが全くわからず、不定期なリズムで流れてくる波の様な膨大な情報から気になる話をピックアップしたり、いつの間にか熟読している情報に気付いて『自分はこういう情報が好きなのか』と気づく。 または、好きになれるものが無い時は、自分の趣向にマッチした情報を探すより世間が注目している情報に興味を示す方が良い。世間が注目して楽しんでいる情報なのだから自分も楽しめないはずがない。 自分にとってのSNSというのはそういうモノだと思っている。 でも、その