「青春の瞬き」を聴いて思う
この世界には絶対的な正義や美しさがある。そしてそれらを「美しい」と疑わないでいられるのが子供だと思う。そこには大人が作った不思議や神秘がたくさんあるけれど、きっとそれすらも正しく綺麗であると思っている。
そういう意味で「美しい世界」を見ていられるのが子供時代なのかもしれない。単なる年齢の話ではない。小学生だって「この世界は醜い」と気付いたなら、それはもう子供時代の終わりが来たということじゃないだろうか。美しく見えていた不思議と神秘のヴェールは剥がれ、淡色の夢が脆くも崩れ去り