無職の春がスタート
4月1日、世間は新生活。入社式に、入学式。そして私は、無職!!!
今日から無職の私の人生がスタートしました。昨日実家に帰ってきて、とりあえず実家の猫とぐーたらした1日でした。
天気が良かったので、用事を済ませるついでに散歩。あいみょんの「愛の花」「桜が降る夜は」を聴きながら見る春の地元の風景が、とても美しく思えて泣きそうになりました。笑
「愛の花」の歌の中で、「私は決して今を憎んではいない」という歌詞がある。仕事をこの春で辞めて、無職になった自分を憎んではいないぞ!という私の気持ちと重なってこの歌がもっと好きになった。
地元の桜はまだ満開じゃないけど、よく晴れた空と太陽と、まだ少し冷たい風が心地よくて春って素敵な季節だなぁとしみじみ思った。
こんな風に自然を思いっきり感じたり、ゆっくり音楽に浸ったり、そういう何にも変え難い時間がここ1年全く取れなかった気がする。だからこそ久々にぼーっとできた今日は、良き日だった。
夕方には、新社会人であろうスーツを着た若者が、トボトボと帰る姿が見えたり。春休み中の小学生が自転車で駆け回っていたり。色んな春があるんだなと感じた。
私もちょうど1年前、社会人1日目の時に公園で泣いてたことを思い出した。笑
周りの同い年の人たちが凄すぎて、電話もしっかり話すことができてて、すごく圧倒された。私は電話もアタフタしちゃうし、もらったバッチは違うところにつけちゃうしで、出来なさすぎる自分が嫌すぎて公園に逃げ込んでた。
その時はヨルシカの「アルジャーノン」を聴いてたな。懐かしい、てかよく覚えてるな!
社会人1日目を終えた1週間後には、私は「先生」と呼ばれることになって。ちょっと前まで大学生だったのに、入学式で先頭を歩いたり。今思えば、心と環境が追いついてなかったな。
振り返ってみるとあの頃はアドレナリンと若さで乗り切っていたのだと思う。新しい環境に適応、適応、適応の毎日だったけど、人間いざとなれば何でもできるのだと思った。
だから今の社会人1年目には、1日目がどんなに絶望でも、今後の生活が絶望的になるわけではないし、意外と数をこなせば電話対応もそれなりにできるようになるし、これからの自分次第でどうにでもなるよ!と伝えたいな。というか、あの頃公園で泣いてた過去の自分に伝えてあげたい。笑
結局1年で退職して、2年目を迎える自分の世界線も見てみたかったとちょっと思う時もある。でも、もうどうにもならないことだから、前を見て生きていこうと思う。
セクゾもみんな卒業しちゃったし、新しいグループ名になったし、なぁちゃんは結婚したし、私の青春だった方たちがどんどん次のステージへ登っている。
だから私もそろそろ、次のステージに行かなきゃだね。置いてかれないように!
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