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「エリアマネージャーはいる?いらない?」について考えてみた。

「あなたのお店のエリアマネージャーは本当に必要ですか」

「え?!いるのが当たり前なんじゃないの?」

と思われますよね。

今エリアマネージャーをやってる方からすると、

「どんだけ忙しいと思ってるの?!」

と怒りの声が聞こえてきそうです(_ _)


私自身、エリアマネージャーを5年以上勤め、何十人ものエリアマネージャーと関わる中で、エリマネージャーの忙しさや苦悩は痛いほどわかっているつもりです。(会社によってやる仕事はさまざまですが。)

しかし、「エリアマネージャーってほんとにいるの?」と聞かれたら、私は自信をもって「絶対にいります!」とは言えません。

なぜなら、

いなくても、お店は成り立つから。
いなくても、商品はお店に並ぶから。

店長と違って、エリアマネージャーがいなくてもお店の運営上の問題はさぼとありません。また商品作りに直接関わる職務ではないため、いなくても通常通り商品はお店にならびます。


そのため、エリアマネージャーがいるかどうかは、

働き方によっては  ”いる”
働き方によっては  ”いらない”

というのが私の答えです。
どっちつかずな答えですね。


でも、絶対に言えることは、


エリアマネージャーが”いい働き”ができれば、お店の売上は上がりますし、選ばれるお店に必ず成長します。
また、私自身エリアマネージャーをやっていて、エリアマネージャーという仕事はポータブルスキル磨くことができるとてもやりがいのある仕事だということを感じています。

では、必要とされるエリアマネージャーとは?

成果を出し続け、必要とされているエリアマネージャー、一方なかなか成果がでないエリアマネージャーなど、いろいろなエリアマネージャーを見てきて感じる、私なりの考えを書いていきます。

現役エリアマネージー、これからエリアマネージャーを目指す方にぜひ読んでいただきたいです。

⚫︎こんなエリアマネージャは”いらない”?!

まず最初に”いらない”と思われてしまうエリアマネージャーについて。

・店舗巡回時に不正や問題点のチェック
・勤怠やシフト管理で人員を補填する
・PCに向かって売上分析

など、
これらはエリアマネージャーの仕事です。やらなければいけないことですが、コレらの管理業務だけをやっていたら、エリアマネージャーのいる意味はありません。


なぜなら、他の人でもできるから。

本来エリアマネージャーは、店長の上司であり、たくさんいる店長から選出された選ばれし人のはずです。管理業務だけをやっていたらとても勿体無いです。

エリアマネージャーにとって最も大切なのは、

売上(利益)UPに貢献できる仕事をすること

「このエリアマネージャーがいるから売上(利益)が上がる」状態を作らなければいけません。

では、売上をあげることができるエリアマネージャーの具体的な行動について書いていきます。

⚫︎エリアマネージャーはこうあれ。

必要とされるエリアマネージャーは以下の4つの行動ができます。

・盲点をフィードバックできる人であれ
・顧客の声の代弁者であれ
・競合リサーチの鬼であれ
・育成は長期視点であれ

エリアマネージャーの最大の強みは、現場にいながら、現場に入り込み過ぎてないところです。現場にも本部スタッフにもできないことをやるのがエリアマネージャーです。

お店を客観的にみて、毎日お店いるメンバーには気づかない盲点をフィードバックし、現場に近い存在だからこそわかる「顧客」「競合」「スタッフ」の声の代弁者になるべきです。

また、慌ただしい現場のメンバーが目の前のことに追われる中で、エリアマネージャーは長期視点で部下育成するべきです。

ある意味、コンサルタントのような存在で売上(利益)をあげていくのです。

これが必要とされるエリアマネージャーの仕事です。

もちろん、会社によってエリアマネージャーの仕事内容は異なります。

ただ、管理業務やその場かぎりの人間関係の悩みを聞くだけではエリアマネージャーがいる必要性がなくなってくることは間違いないでしょう。

私はエリアマネージャーの仕事に誇りを持っていてとてもやりがいを感じています。そんな仕事だからこそ、「現場からも本部からも必要とされる仕事であってほしい」そう願っています。

そして、店長・エリアマネージャーを目指す販売員が増えていって欲しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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