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エッセイ | 作品は投稿した瞬間に自分だけのものではなくなる。
もう2年近く前のことになるが、「#作者がコントロールできること・できないこと」という記事を書いたことがある。
なかなか作者が思ったとおりには作品は読まれることがない。もっと作者の作品に込めた思いに耳を傾けたらどうだろう?、という気持ちで書いた。
だが、どんな作品であっても、それが古典的な地位を占めるような作品であればあるほど、誤読というか、換骨奪胎したような解釈をされるのはやむを得ないの
【読書コラム】自分より本や映画に詳しい人を見ると自信をなくしてしまうけど - 『さがしもの』角田光代(著)
うっかり本を借りてしまった。積読が何百冊もあるというのにやってしまった。
案の定、
「ありがとうございます! 読みます!」
と、答えて半年近く経ってしまった。1ページも開くことなく。
読書談義で盛り上がるとこういうことになりやすい。わたしは素直に面白そうと言ってしまうから、好意で、
「よかったら貸してあげるよ」
と、言ってもらいやすい。そして、つい、感謝の言葉を述べている。
【読書コラム】とどのつまり、文体ってなんなのだ?! プロとアマチュア、男と女、人気のあるなし。その差はいったいどこにある? - 『数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』ベン・ブラット(著),坪野圭介(訳)
高校生の頃、幸運にも、大江健三郎さんとお話しする機会を得た。最初、有名な小説家ということで、
「大江先生」
と、お声かけしたのだが、「先生はやめてくれ」と言われたことが印象的だった。
「大江さんと呼んでください」
当時、大江さんの初期作品にわたしはハマっていたので、どうしてこんな現実離れした設定を書くことができたのか、いろいろ質問させて頂いた。「そんなむかしの話を聞かれても」と言いつ
『ファイト・クラブ』から出された宿題
「ファイト・クラブ」のルールその1にも2にも、語ってはいけないとあるが。今回は、『ファイト・クラブ』について語る。
この映画を観て、「過剰な男らしさ」に眉をひそめる人も……男女問わず……、少なくないだろう。
しかし、この作品のコア・メッセージは、「男はいつでも好きに攻撃性を発揮していい」といった類のものではない。
では、『ファイト・クラブ』のメイン・テーマとは何なのか。彼ら(ジャックとタイラ
サイトマップ | 青い豆の世界より
はじめまして。
(いつも仲良くしてくださる皆さま、こんにちは💞)
青豆ノノです。
2023年3月に創作を始めたことをきっかけに、発表の場を求めて翌月4月にnoteを始めました。
主に短編小説、ショートショート、日記、エッセイ、20字小説を書きます。
この度、はじめての方にも作品に触れていただきやすいように、サイトマップを作りました。一部ですが、ぜひご覧下さい。
内容は随時更新していきます