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⚾️上に立つ者の心得ー首都OB元主将たちの言葉ー
つい先日、とあるチームのキャプテンから悩み相談の連絡がありました。
どうやってチームを作り上げたらいいかわからない。
待って。
私にできることならと思ったけれど、
生まれて一度もキャプテンなんてやったことありません。
相談にのるどころか、私が悩んでしまう始末。
本末転倒。これではいけない。
机上の空論で答えることはしたくない。
考えた末、経験者の言葉が一番響くと思い、首都リーグOBの元
⚾️チームを愛するということ。-練習から見える本気の姿-
試合以上に、練習を見るのが大好き。
子どものころ、半ば無理やりに弟の野球に付き合わされていた名残かもしれません。当時はいやいやだったけれど、今となっては幸せな時間です。
あの独特の空気感。試合では見ることのできない選手の普段の姿。
グラウンドの雰囲気。
落ち着いていられるというか、全てが心地よく感じるのです。
あの時間は、なんともいえない幸福感で満たされます。
先日の話です。ある大学のオープ
⚾️やっぱり最後は人間性。
皆さんに問います。
人の成功を心から願い、応援することはできますか。
―――
今年の首都大学春季リーグ戦、私の母校である『桜美林大学』でとても気になる選手を見つけました。
彼はスタンドのみんなを統括し、一体感のある応援を作り上げ、ベンチ入りメンバーを鼓舞していました。
その姿を見るに、人をまとめる力に長けていることがすぐにわかりました。言葉の選び方も絶妙で、一味違う選手だと感じたのです。
⚾️戦わずして、あなたたちを引退させるものですかーコロナ禍の大学野球ー
三年前、忘れもしません。
新型コロナウィルスの影響で、首都大学春季リーグ戦が中止になりました。
目の前が真っ暗になったのを、今でも鮮明に覚えています。
大人の都合で、選手の未来を潰すものか。
戦わずして、選手たちを引退させるものか。
仕方がないの一言で、選手の夢を壊すものか。
その一心で、多くの関係者の協力のもと、水面下で動き続けました。
眠い目をこすりながら、リーグ戦開催の要望書を書きまし
⚾支柱ー斉藤北斗がいる限り、武蔵大学は強いー
武蔵大学のベンチでひときわ大きな声が聞こえる。気が付いたのは、昨年(2021年)の横浜市長杯であった。声の方向に目をやっても、主はわからなかった。
気のせいだったかな。自分の耳を疑っていたら、またあの声が聞こえた。
『えらいぞ!!』
その正体は、背番号9をつける斉藤北斗選手だった。時々、外野手で出場する選手だ。どこの誰より大きく通る声だったので、印象が強く残った。どんなプレーであったかは忘れ
⚾道行く先の活躍を願って|全ての点は線で繋がっている。
先日、富山まで遠征をしました。いわずもがな、首都大学リーグの出身選手の応援です。多くの時間を首都大学リーグに注いできたので、とても新鮮な気持ちでした。体がいくつもあったらいいのにと、改めて感じました。
卒業したら終わりは寂しすぎる。
せっかく続けるのだから、応援に行きたい。そんな思いを巡らせながらも、なかなか社会人野球中心の生活に移行する決心がつきません。ここ(首都大学リーグ)を離れるのはとて
⚾️自分が咲けると思う場所に、身を置きなさい。
置かれた場所で咲きなさい。時々見聞きする言葉だ。もちろん間違ってはいないし、今いる環境こそが自身の居場所。その中で、どうにか根を張って頑張っていく。素晴らしいことだ。
しかし私はあえて伝えたいと思う。
今いる場所で『花開かない』と思ったら『咲ける環境』に身を置くべきだ。
いつだったか時期は曖昧だ。武蔵大学の硬式野球部のホームページに目を通すと、いるはずのポジションに岩谷剛志選手(秋田商業④)
⚾️痛みも喜びも『自分事』として捉える。
首都大学リーグでの出来事。
桜美林大学のベンチがやけににぎやかだと思い、目をやった。例年になく元気なチームに驚きを覚えた。その主は松江 京 主将(二松學舍大附)だった。
この日、松江主将自身は試合にでていなかった。率先して仲間を鼓舞し、活躍をともに喜んだ。その主将の姿に、他の選手たちも続いた。仲間の活躍を自分のことのように喜べる器量の大きさに、今年のチームは一味違うと、感じずにはいられなかった。