大森薫@5/19文学フリマ東京 T-14

おおもりかおると申します。漠然とあったなにか書きたい、の気持ちを突然形にしました。特記…

大森薫@5/19文学フリマ東京 T-14

おおもりかおると申します。漠然とあったなにか書きたい、の気持ちを突然形にしました。特記型ではなく、雑多型note。自分の言葉で書く、それだけがルール。 読書、短歌、映画、黒柴、カフェ、カレー、SixTONES、可愛いものが好きです。ペンネーム候補に「おおもりカレー」がありました。

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  • おおもりまとめ

    自分の書いた記事の中から、お気に入りのものを月ごとにまとめています。 プロフィール以外、なに読めばいいんだって方向け!

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私がnoteをはじめた理由

私が突然noteをはじめたのは、もうすぐ一周忌をむかえる祖母の「あなたは才能があるから、なにか書きなさい」の一言がずっと忘れられないから。 祖母が言う、その才能とは小学1年生のときに賞をとった作文のこと。 全国大会やら、文部科学大臣賞なんて大きなものではなく、市の国語教育研究会が作成している文集に掲載されただけ。 それでも、祖母と母は喜んでくれた。 雪の降った日、表彰式へ母と参加したのをぼんやりと覚えている。 祖母も母も舞い上がっていたんだろう。「才能がある」と何度も言

    • 長い長い魔法、それは本が旅立っていく瞬間

      今日も文学フリマの余韻に浸りながらの更新。 ブースにいる間、じぶんの中のルール二つを守っていた。 ・悲壮感を出さない、笑顔! ・助っ人さんへの連絡以外、スマホを触らない このルールはあらかじめ決めていたわけではなく、わたしの可愛いブースに座ってたくさんの人が通り過ぎていくのを見た時に自然と浮かんだ。 隣は本当に売れていた。人が来ない瞬間がほとんどないくらいに。 でも、わたしは羨むことをしなかった。 堂々としていよう。 わたしはひとりで本を作り、全部ひとりで決めてきた

      • おおもりカレーは今後どうしたいのか

        月曜の憂鬱な気分を昨日の文学フリマの余韻で乗り越えました。 終わってしまったら燃え尽きるのではないか、と思っていましたがそんなことはなかった。 わたしはもっと、じぶんの本を読んでもらいたい。 そんな贅沢な願いが生まれました。100部売りたい、とかではありません。 文学フリマのために作った15部すべてを、誰かに届けたい。 もちろん、最初は在庫を全部引き取る!売れなくて当たり前!と思っていましたが、エッセイ8冊、歌集4冊を直接購入してくださった方に手渡ししたあの幸せな瞬間が忘

        • 文学フリマ東京T-14おおもりカレーに立ち寄ってくださった皆様へ

          まず、いつもnoteを読んでくださっている方、文学フリマに関する投稿にいいねやリポストしてくださった方、そして少しでもおおもりカレーの存在を気にしてくださった方、ありがとうございます。 ネガティブな気持ちにならず、無事本を2冊用意できたのは見守ってくださった方々のおかげでもあります。 そして、本日東京流通センター第一展示場T-14 おおもりカレーに足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。 実際にご購入いただいた8人の方全員、本当に顔を覚えています。それくらい嬉

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        • おおもりまとめ
          5本

        記事

          明日は文学フリマ。T-14に来てくれるかもしれない人へ

          いよいよ明日は文学フリマ東京です。 出店するぞ!と決意をしてから189日間、文学フリマのことを考えなかった日はありません。Indesignわからない、売れなかったらどうしよう、表紙どうする、宣伝しすぎはうざい?などなど。 ネガティブなことばかりだったわけではありません。 わたしにしか書けないものがある、現時点での最高傑作、この手作り感が可愛すぎる。webカタログが公開され、少しずつ気になる!が増えていくたびに嬉しくなりました。 気になるをしてくださった9名の方、本当にあり

          明日は文学フリマ。T-14に来てくれるかもしれない人へ

          インピーダンスを踊ろう

          職場までは電車と専用バスで通っている。駅からバス停までは跨線橋を歩く。 跨線橋(こせんきょう)、初めて知った言葉。平たく言うと、線路の上にある歩道橋だ。 この跨線橋、なかなかの坂道で「フンフン!」と気合いを入れて歩かなければならない。朝の通勤ラッシュ、人波の足並みを乱してはいけない。 平たい道だとぼんやり歩いてしまうが、上り坂だと「おりゃ!ふん!よし!」と己を奮い立たせながら歩いている。 一歩もつい大きくなる。そして息が上がる。長すぎた在宅勤務による運動不足のせいか、先週

          インピーダンスを踊ろう

          今でも覚えている

          中学、高校時代、容姿や体型をバカにされ、よくないあだ名で呼ばれたことがある。 今思うとそういうことを言ってくる人に限って、「よくもまぁ自分のことを棚に上げて」って感じ。今なら言えるなぁ。「鏡見なさいよ」って。 悪口に悪口で返すのは良くないけど、言い返してこないのを良いことにエスカレートする可能性もあるし、一長一短だ。 クラスという枠はとても狭い。 狭い教室に30人も40人も詰め込んで、あれをするなこれをするなと言われたんじゃストレスもたまる。 でも、そのストレスを他人にぶ

          短歌 0517

          旅行先90円の自販機は味の想像がつくレモンティー

          怖そうで怖くない、でもちょっと怖いかもしれない話

          怖い話のつもりはないのですが、幽霊の存在をあるものとして話を進めていくので職場の更衣室になんか人がいる気がする、というシチュエーションが嫌だなと思ったらYouTubeでナミビア砂漠のライブ放送を見て本日の気分転換としてください。 更衣室に入ってカーテンを開けるたび、人がいる気配がする。 更衣室の左隅、髪の長い女性の気配。 人の気配は更衣室に入る一瞬だけで、ずかずかと歩いてロッカーに辿り着く頃にはそのことを忘れてしまう。 カーテンを開けた時のシャーッと音が鳴る瞬間、気配は消

          怖そうで怖くない、でもちょっと怖いかもしれない話

          睡眠不足防止法

          20時現在、8時間眠ったのにすでに眠い。 今朝の大雨で交通機関の乱れや混雑に巻き込まれるのは嫌だからと、1時間早く家を出た。つまり、1時間早く起きた。 どうしたって憂鬱な月曜日、大雨、低気圧による頭痛、早起き、いいことが1つもない朝。 替えのパンツ(下着ではない)と靴下を入れたリュックが重かった。 わたしのいる建物はやけに薄暗く、もし幽霊を見ても「やっぱいましたか」と納得してしまうくらいだ。残業で心に余裕がない時に出てきたら「今忙しいからあっち(隣の部署)行って」と言うだ

          文学フリマ東京まであと1週間!今までの文フリ関連記事まとめと本について

          文学フリマに出よう!と決めた瞬間、すぐにしたことはカウントダウンアプリのインストールだった。あとマル、というアプリで小さく設定した日までを毎日カウントダウンしてくれる。カウントはとうとう、190から7になった。 文学フリマ東京37は2023年11月11日開催、次の文学フリマは2024年5月19日。190日後にこの場所でわたしも本を出す!その時の気持ちがここにある。 今読み返しても面白い。初めての文学フリマが相当楽しかったんだろう。 良かったね、きみはちゃんと本2冊を完成さ

          文学フリマ東京まであと1週間!今までの文フリ関連記事まとめと本について

          やりたいことたくさん

          ここ最近、文学フリマの内容ばかりで申し訳なく思っています。が、仕方ない。 だって、これはわたしのデビュー日だから。 アマチュアでもデビューって言っていいのかな。コピー本だけどデビューって言っていいのかな。 いいんだよ、言って。ひとりで言って、ひとりで楽しむだけなら誰にも迷惑をかけない。なので、言おう。 エッセイ(めいたもの)を書き、短歌を詠んでいるからエッセイストで歌人。 (じぶん自身がどこまでやれるかという)期待の新人。 嘘は言っていないが、本当かと問われたら言葉に詰

          今、noteで話題!?大森薫さんについてまとめてみました!

          文学フリマ東京38の開催が近付いてきましたね。 文学フリマとは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会だそうです。文学と聞くと難しいのかな?と思いがちですが、多種多様な内容があり、文学に馴染みのある方はもちろん、そうでない方でも楽しめる場所のようです! 今回はそんな文学フリマ東京38に初出店する大森薫さんについてまとめてみました! 大森薫さんの誕生日は5月10日、年齢をはっきりと明言していませんが、noteの中で年齢がわかる投

          今、noteで話題!?大森薫さんについてまとめてみました!

          note継続200日、明日も更新は続く

          今日でnoteを継続して200日らしい。 もう200日なのか、まだ200日なのかもわからない。ただ、200という数字はすごいなと思う。 明日が誕生日なので、明日更新をしたら201日。新たな一歩を誕生日に迎えられるのは少し嬉しい。 4月はSixTONESとAdoのライブに行った。その感想を書けていないのは、単純に「良かった」くらいしか言葉が出ないからだ。 だって、良いんだもん。あと、詳細に書けるほどライブ後の記憶って確かじゃない。終わった瞬間から記憶がぽろぽろこぼれ落ちている

          note継続200日、明日も更新は続く

          迷ってもいいし、立ち読みだけでもいいのでいらしてください

          ありがたいことに、webカタログで6人もの方に気になるをしていただいている。 この6名の方が迷わずいらしていただけるよう、布にこの紙を貼っておくのでおおもりのカレーを目指してください。 6名の方はnoteを読んでくれているのだろうか。 それとも、なんとなくwebカタログを見ていいなと思ってくれたのだろうか。 何で知ってくれましたか?とか聞いたら困らせてしまいそうだが、聞きたい。実際、この質問は結構された。でも、そんな質問をする心の余裕がなさそうだ。 入口から入り、ひとつ

          迷ってもいいし、立ち読みだけでもいいのでいらしてください

          漠然とした書きたいという思いを抱えていたわたしから、書きたいという思いを抱えているかもしれないあなたへ

          文学フリマの準備を始めてから、noteの中でも文学フリマで配るペーパーでも「正気じゃない」という言葉を使っている。 この正気じゃない、は良い意味だ。あまり詳しく書くとペーパーのネタバレになるので避けるが、熱中できるものがあるのは良いことだ。 正気じゃない、だと驚かせてしまう表現かもしれないので柔らかく言うなら…普段歩く道とは違う、2本くらい道のずれた場所を歩いている感覚。 歩き慣れた道でも、少し違う道を選ぶと「こんなところにこんな店あったんだ!」という発見があって嬉しくな

          漠然とした書きたいという思いを抱えていたわたしから、書きたいという思いを抱えているかもしれないあなたへ