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記事一覧

いつか見た風景 55

いつか見た風景 55

「革命前夜の夜が明けて」

 老化は進化の一過程なんだよ。私がTEDにでも呼ばれたらさ、この説を皆さんにちょっとご披露しようかと思っているんだ。だってそうだろう、死は復活の前触れだからさ。繋がっているんだよ色々とね。

                 スコッチィ・タカオ・ヒマナンデス

 インターネットってのは既に死んでるらしいよ。過激に増殖したチャットボットのせいでさ。ほらアレだよ、人工知能を

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おかんについて(母の日)

おかんについて(母の日)

 今日は、母の日(おかんの日)とのことで、はそやmさんの記事を読んで
私の母の紹介でもしようかと思いました。

 脱力系noter はそやmさんのお母様についての記事が、めちゃくちゃ面白かったので、便乗系noterの私としては、ぜひとも勝手に便乗したいわけなのです!!
(要するに私はパクリnoterです😆)

 ということで、本日は便乗系モードでおかん(私は母のことをおかんと呼んでいます)の紹介

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いつか見た風景 52

いつか見た風景 52

「遠隔透視で未来を読む」

 過去の世界からやって来た男に会った。奴に言わせると私は未来に生きているそうだ。誰の未来だって? 俺の未来さ。つまりはアンタの未来ってことさね。

                 スコッチィ・タカオ・ヒマナンデス

 遠隔透視ってのでちょっとばかり先の未来が見えるようになったよ。まだまだ初心者だと思うからさ、せいぜい1週間が先が限度だし、範囲だってウチから駅前とかショ

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いつか見た風景 49

いつか見た風景 49

「季節外れの記憶の端っこ」

 忘却の美徳だよなんて気取ってなんかいられない。行方不明の私の記憶たちを救出する時がやって来た。深海からの使者が次々現れては私に囁くんだよ。早くしないとクジラの奴に喰われちまうぞってね。

                スコッチィ・タカオ・ヒマナンデス

 深海でクラゲのように浮遊する大事な大事な私の記憶たち。さてさて一体どうやって救出しようか。何しろ深海ってくらい

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いつか見た風景 43

いつか見た風景 43

「虫の知らせが届くまで」

 2500年も前から中国ではそう言われていたらしいよ。生まれつき人間の体の中には3匹の虫がいるってね。頭に一匹、お腹に一匹、それから下半身にも一匹ってさ。虫たちが何をしてるかって? それが驚いたことに人間が悪い事をしていないか監視しているんだよ。虫たちは庚申の日の夜に人間が寝ている間に体から抜け出して天帝に報告するんだってさ。あ、天帝ってのはこの世の創造主みたいな神様っ

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広がるnoteの輪 [英語日記について]

広がるnoteの輪 [英語日記について]

今日はとても嬉しいことがありました。
66日ライラン仲間のひいろさんが
私のnoteを紹介してくれました。

それも私が伝えたいことをギッシリつめて

想いが伝わった喜びを感じました。
その喜びの輪を広げてみようと思います。

実は少し前から、「紹介したい」と
思っているnoteがあるんです。

なかなか勇気が出なかったのですが、
今日はひいろさんにもらったパワーで
紹介をしてみようと思えました。

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書籍レビュー『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ(2009)ドイツの弁護士が書いた実録風味のミステリー

書籍レビュー『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ(2009)ドイツの弁護士が書いた実録風味のミステリー

※2500字以上の記事です。
 お時間のある時に
 お付き合いいただけると嬉しいです。

ドイツの弁護士が書いた
実録風味のミステリー本作のことを知ったのは、
以前、レビューで紹介した
海外文学のブックガイドを
読んだ時のことでした。

どんな内容だったかは、
憶えていないのですが、
表紙の抽象画のような図像に
とてもインパクトがあり、

このイメージが頭から
離れませんでした。

そういう表紙の

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さぁ、普通を超えてみよう! | 妄想哲学序説(『食』の哲学)

さぁ、普通を超えてみよう! | 妄想哲学序説(『食』の哲学)

哲学三部作 著者はすでに『際の美学』および『philosophy』という著作を上梓しているが、この度「妄想哲学序説」を出版することになった。これでようやく「哲学三部作」が完成する。
 
 哲学というと現実離れした形而上学を思い浮かべる人が多いのだが、哲学は地に足がついたものでなくてはならない。
 
 哲学的な問題は決して難しい言葉だけで構築される概念体系ではない。いや、むしろ、日常的に使う簡単な言

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山根あきら | 際の美学(わたしの現代新書)

山根あきら | 際の美学(わたしの現代新書)

 出版社の執拗な執筆依頼に根負けして、私はここに一冊の本を出版することになった。
 「際の美学--美学か、それともただの派手さ? --」(わたしの現代新書、妄想哲学出版社、2024年)。

 美学という学問に関して、一般読者に専門用語を用いずに執筆することは、想像以上に難儀だった。
 「これ以上簡単には書くことはできないだろう」と満を持してゲラを送ると「先生、もっと簡単に書き直していただけないでし

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note1000日連続投稿 👣歩みの跡🐾

note1000日連続投稿 👣歩みの跡🐾

 本日、2024年5月3日、無事1000日連続投稿を達成することができました😊。

 私のnote生活は、2021年8月8日から始まりました。
 その日の午前中まで、noteという存在すら知りませんでした。偶然に図書館で見つけた本がきっかけでした。

 何事にも二の足を踏む私が、すぐにnoteとTwitter(現在のエックス)のアカウントをつくり、その日の夜、22:20に初投稿したのは奇跡的なこ

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定点観測を再開

定点観測を再開

 昨日は、久々に緑道弁慶像の定点観測を再開、少しずつ日常を取り戻している。

 監視人度は前日の夕方から、果てしなく寝て、少し元気が出てきた。午前中に1人で買い物に行き、午後「歩きたいでしょ」と定例の散歩を再開した。今日もわんこだ。

 明治座正面、遊歩道の銀杏が素晴らしい。無数の細かい若葉が限りなく木を覆い、白い空にレース状に広がっている。遊歩道内のベンチに腰掛けて暫しうっとりと眺める。すぐ後ろ

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