最近の記事
- 固定された記事
- 再生
*Nine Inch Nails / March Of The Pigs
Nine Inch NailsさんのMarch Of The Pigs アルバム The Downward Spiralの4曲目 わかりやすく言えばアルバム全体が呪いのような音楽 一曲目Mr. Self Destructを視聴対象にするか迷いました。 *の意味ではこのアルバムの中で最も過剰な意味で、その表現に値するかも知れないのですが、ある精神状態にあるひとにとってはおそらく解像度が高い部分があり、それを助長する恐れがあるので避けました。 March Of The Pigsも大分情緒不安定ですが、不満は外に向いている分いくぶんマシなのかなと思っています。 激しい音楽で表現されるひとへの強烈な嫌悪感と急なピアノのみで表現される静けさを表す描写、一瞬の中にこれだけの落差がある曲はあまり見かけません。 よいお時間をお過ごしください。
- 再生
*weezer / Across The Sea
weezerさんのAcross The Sea アルバムPinkertonより 歌詞の一部分に表現として生理的嫌悪感を強く抱く可能性が高いものがあるので*としています。 自分が受け取った言葉に繫がりを感じて、嬉しかったり、感動した時にどう表現すればよいか、その選択肢に適切そうな持ち合わせがなかった場合、または適切そうな選択肢が自分らしく思われない場合、ひとは今持っている行動様式に仮にでも当てはめて表現を試みる。 歌詞中で語られる、行動や言動は支離滅裂なように見えるし、実際見当違いであると思われますが、その必死さは伝わってきます。 ストレートなロックで、きれいな音の構成、だけれど歌詞的には残念な部分がたくさん見える。 しかし、この題材を選び自分のことばで伝えようとしたからこそ、この音楽がこの形になったことを思えば、単純な巧拙ではなく彼等の持つ感性が聴くひとのこころに届く何かを持っている、そのように感じられるのです。 よいお時間をお過ごしください:)
- 再生
Rie fu / decay
Rie fuさんのdecay 減退、減衰 急に起きることではなく ふと気がつくと感じる 数年前から少しずつ起こっていた変化 タイトルを念頭に曲の意味を辿れば 溌剌とした若さを持つものを 鼓舞するというよりは 少しそこに翳りを感じたものへ 送られるメッセージ もっと出来たんじゃないか そう思うのは今の自分であって 少し辛辣に言えば その当時の自分のことや環境を 忘れてしまったの? 単純に理想的なことを言うのは 無責任に美化しすぎていない? おそらく自分は自分のベストをいつも 尽くしてきた それで今の自分ならそう考える事もできる なぜなら、今の自分は自分自身で 培ってきた自分だから 今の自分がせっかく気がついた こうしたら ああしたらは 今の自分がやってもいいこと そういったものを大切に 今日や明日の自分へ 向けて 準備やねぎらいのことばをかけれるなら きっと 自分は新しい何かに向かって 動き始めることが出来る よいお時間をお過ごしください:D
マガジン
記事
- 再生
*Radiohead / Everything In Its Light Place
RadioheadさんのEverything In Its Light Place アルバムKID Aの最初の音楽 この音楽のみではなく、アルバム全体の構成としてとてもスキです。 ことばは入っていますが、日常的な感覚の中での何か意味を伝えるということ、そういったものはこの音楽においては特に重要でない。 声は音として何かの感覚表現の一部として用いられている。 音からこちらへ伝わる感覚それ自体。 トム・ヨークの構成した音のつながりの中で、彼の表現したい風景を目を閉じて感じる。 どうしても、意味や意図などで理解、しようと思うかも知れないけれど、きっと、物質的なイメージや既存の思考体系などは役に立たない。 ただ、音から芽生えるそのこころの動きだけを眺め、感じる。 よいお時間をお過ごしください:D
- 再生
*ミドリ / ドーピング☆ノイズノイズキッス
ミドリさんのドーピング☆ノイズノイズキッス 方向性は違いますが、禁忌に手掴みでさわり投げつけるような表現に遠藤ミチロウさんのようなストイックさを感じます。 およそ、人生で考えなくて済むならそれが幸せかも知れないことへ突き進む、突き進まざるを得ない性分として産まれてきたことを解像度高く歌い上げる様は異様であると感じます。 小説の海と毒薬を読んでいる時の気分は、わたしの中で最悪であり、体調不良の時には手を付けられないなと感じます。 遠藤ミチロウさんの音楽を聴いている時も、近い感覚があり。そのさらに一部をミドリの音楽は表現しているように思います。 単純にことばを当てはめるなら狂気と言えるかも知れないですが、狂気を取り巻く彼や彼女の感覚に目を向ければ、もう少しその悲しみや怒りの根源が垣間見れるような気がします。 カオス、狂乱にいたる過程にもひとの無意識に避けているような感覚が横たわっているように思うのです。 ミドリの狂乱は、社会などの外の影響ももちろんあるのでしょうが、基本的にわたし、自分自身に焦点があたっていて聴くひとの興味をそこへ惹きつけます。 最初にストイックと言ったことばの意味の一部は他の誰のせいということもなく、自分は誰がどうなんてどうでもよくて、自分が思うままに思ったことを歌うという姿勢のことです。 ミドリのヴォーカル後藤まりこさんは現在も個人名義で活動中です:) この他に、うわさのあの子、愛ってかなしいね、ロマンティック夏モードもスキですが、世間的にはおそらく推奨されない内容ですのでご注意ください:) よいお時間をお過ごしください:D
- 再生
*Caravan Palace / Lone Digger
Caravan PalaceさんのLone Digger かっこいいエレクトロスウィング 女性ボーカルであることが大切な要素であり、そうでなければこの雰囲気は出せないと感じています。 *付きにしたのは、単純に暴力的なシーンと猥褻な描写が含まれるからです。 寓話として捉えるなら、人型を模した彼等は人間そのものであり。衝動や欲望に忠実な彼等が、一つのきっかけを境に連鎖的に殺し合い、最後には見せ物になっていた者だけが生きているという状態。 音楽が短い割には情報量が多いのですが、見せ物になっていた者だけは檻の中にいたということは一つのポイントであると思います。 見せ物になっていた者は、辺りの状況などお構いなしに踊ることに夢中になっていて気がついたら誰もいなくなっています。 さて、檻は誰が開けるのでしょうか? よいお時間をお過ごしください:D
- 再生
* 神聖かまってちゃん /ロックンロールは鳴り止まないっ
神聖かまってちゃんさんの ロックンロールは鳴り止まないっ 今週から不定期の更新となります。 また、ここ一年間の投稿の中では避けて来た表現として不快感を与える可能性のあるもの。 悲劇的感傷的に過ぎる、政治的陽動や作為、生理的嫌悪感、グロテスクな表現が含まれるものを2週間の間で数回ご紹介いたします。 音楽や映像の表現の中では、ある部分に突出して感性を感じるけれども受け入れがたい内容が含まれるものも数多く存在します。 表現の世界は、よくもわるくもそういったものを含んだ中で成り立っているものとわたし自身は解釈しておりますので、そこをまったく取り上げないのはフェアではないと感じています。 もちろん、noter様へそれを押し付ける意志は全くありませんので、事前に不快感のあるであろう表現に苦手意識、嫌悪感を抱く方は、これから2週間の音楽紹介を見ないようにして頂ければ幸いです。 わかりやすいようにタイトルの最初にアスタリスク * を付けますのでよろしくお願いいたします。 また、表現の過激さはそれぞれによって程度の差がありますことを念頭にご視聴頂ければと思います。 よいお時間をお過ごしください:)
Noter support Anniversary, 4th entry,Mr.The pedestrianb used to be called light house
こんにちは! いつもフォロースキありがとうございます! 4月の企画といたしましてNoter support Anniversaryを開催していました。 最後に参加いただいたnoterさんは歩行者bさんです! ご参加ありがとうございます! 歩行者bさんの作品はこちらです! 弊記事の中からコンフェスコの記事全体に対する紹介記事を書いてくださいました! ありがとうございます! わたしの作品としては、noterの皆様から多くの反響を頂いたはじめて書いた、書いている小説でわたしも
- 再生
T-BOLAN / Bye For Now
T-BOLANさんのBye For Now Bye for now 日本語のさようならの訳にとても近いことば さようであるのであれば 今はここをはなれよう 相手を送ることばにも見えるけれど 実際には声に出すひとの意志の表明であり 自分と他人の今を受け入れ 次の行動を始めるためのことば またねが次の再会の期待を暗示するのに対して さようならは、ただ今の一点を指す 別離はつらく悲しくさびしく感じるものですが、さようならと声に出す時 ひとは今の自らの状況を受け入れようと 努め、これまでを新たに記憶に残し これからを歩みだすために ひっそりと動き始めている よいお時間をお過ごしください:)