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五年後、十年後の理想【参加記事まとめ】

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記事一覧

小説 死に至る病

小説 死に至る病

 足の方から、キャラメルにも似た甘いにおいが漂ってきているのに気付いて、私は左足をソファの上に乗せた。電気ストーブで温まった左足のズボンを触ると、思わず手を引っ込めてしまうほどに熱くなっていた。

 おそるおそる部屋着のズボンを脱ぐと、帰宅した時青紫色だった脛の外側は、青っぽい線をもやもやと残しながらも、オレンジ色のような、黄色のような色に変わっていた。私はその箇所に今度は小さい保冷剤を当てる。も

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引退後

引退後

仕事の引退後のこと。

もうすぐ52、10年後は62。

60過ぎてまで仕事をバリバリ続けるつもりも、イヤイヤ続けるつもりもない。死ぬまでに必要な金は辻褄が合うように算段してある。これまでにバリバリだったり、イヤイヤだったりして働いてきた結果だ。かといって出来るだけ早く引退する計画もない。金のために働くことはしないが、ボケ防止目的でユルユルなら会社を続けるスタンス。

仕事の代わりにやることは、ト

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【企画】五年後、十年後の理想

【企画】五年後、十年後の理想

はじめにおはようございます。緑川凛です。

今日はこちらの企画に参加します。

約8年前にスピリチュアルな内容で

人様の役に立ち、お金をいただけるように

なりたいと目標を立てました。

それも今、多少なりとも達成できたので

次の目標を考える時期に差し掛かっています。

願えば叶う、なるべく人に伝えることで

願いは叶いやすくなりますから

出来るだけ書いた方がいいです。

例えば、私は年始に

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【企画応援】おつま見さん⭐俳句⭐火サス⭐五年後、十年後

【企画応援】おつま見さん⭐俳句⭐火サス⭐五年後、十年後

🌺 「横山家へゆめの絵をプロジェクト」やってますおつま見さんの新しいプロジェクトです(*'▽')ノ

おつま見さんが、誠意を込めまくって運営されています。

今回の絵はりぃりちゃんの希望に沿ってのオーダー作品となるそうです🎵

あらたにお願いする絵はお嬢様・りぃりちゃんの意向を踏まえてピンクの絵となります。(引用)

記事にするのをすっかり後回しにしちゃった母、

某国の社長さんのように猛省中

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自分の企画記事について考える

自分の企画記事について考える

 毎日更新やめようかなと言いながら、続けています。とりあえず、連続投稿をやめるにせよ、キリのいい数字までは続けようかな、だし……。

 noteにエッセイを書くのがいいのか、それとも創作千本ノックの場にすればいいのか、いつも揺れ動いている私ですが、しばらく(少なくとも一週間くらい)はエッセイというか、自分の思考整理をここですることになる気がします。

 自分でも「こんなことやってる場合か」と思いな

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未来を想像する。今が浮かぶ。

未来を想像する。今が浮かぶ。

おはようございます。今日は紅茶と蜂蜜さんの企画に参加し、10年後の自分の1日を想像して書いてみました。10年前からすると、今の僕は想像もできなかった。だから10年後も想像していたものとは大きく違っているはず。だけど、こうなっていたら良いなと、思うのです。



カーテン越しに降り注ぐ日差しは生命を纏っているようだ。とても温かい。

あれからもう10年か。1日毎の変化、1年毎の変化には気づきにくい

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人生、残りはどれだけ?

紅茶と蜂蜜さんの企画より、

また、うめこさんの記事から、

品質管理などを行ってきた技術屋として、5年先とか10年先を考える場合、男系親族の寿命を調べると、平均的な自分の寿命が見えてきます。 

私の男系親族で一番長生きなのが、自分の父親で、72歳です。 その他の男系親族は、癌で50代亡くなったのが3人、心疾患で60代で亡くなったのが2人。 親父は腎臓で72歳で亡くなりました。 遺伝的にに見ると

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その頃には、私はいない

この企画は、うめこさんの記事でみた。

五年後、十年後か・・・

67。

72。

ああまだ生きてるか。

旦那を捨てて、フワーって生きてたいかな。

もう鬼籍でもいいかも。

やりたいことはやり尽くしてる。

なりたいものには皆なった。

ああ。

藤井菜々子がほんとにパチプロになったかどうかだけは気になる。

『私はパチセミ』って名乗っていた。

日銭二万でいいとか言ってた。

365日×二

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♪あれから10年も、この先…

無職になって、実家に帰ってきて
ちょうど良いテーマだなと思い、書く
「紅茶と蜂蜜さん企画 五年後、十年後の理想」

夢のないことだが
5年、10年先は会社員をやっていたい
社畜は社畜というね
けしてnoteネームを裏切らないわけじゃない

手持ちのカードで勝負するのが、理想

noteに何かを記すなら、ここはクリエイターと
書くのが本来の趣意だろう
華やかな理想を論じるのが趣旨だと思う

私は周り

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掌編小説 『十年後の未来予想図』

掌編小説 『十年後の未来予想図』

 次に書く小説のために、デスクに積み上げた資料の整理をしていると、スーツケースから無造作に取り出した資料の束から一冊のノートがはみ出しているのが見えた。
 雑誌の切り抜きなどをコラージュしたノートの表紙を見ただけで、それがいつ頃使っていたものかはおおよそ見当がつく。
 そのノートは東京で二度目のオリンピックが開かれた年に使い始めたものだった。

 「五年後、十年後の理想」という内容に沿って短い文章

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企画参加:五年後十年後の理想②/紅茶と蜂蜜さん企画

企画参加:五年後十年後の理想②/紅茶と蜂蜜さん企画

【りんこさん、長編進んでますか?】

【あ、はい、まぁまぁいい感じです】

【お願いしてた、ミステリーアンソロジーの方はどうですか?】

【ああ、そっちも何とかプロット練れたので、何とかなりそうです】

【良かった。今回は結構著名な先生方とのアンソロジーなので、気合い入れてくださいね】

【プレッシャーかけないで下さいよ】

【いやいや期待してるって事ですよ】

【まあ、何とか頑張ります】

編集

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企画参加:五年後十年後の理想/紅茶と蜂蜜さん企画

【明日は明日の風が吹く】と【一寸先は闇】が座右の銘である私が、未来のことを語るのはちょっとおかしい気もするけれど、この企画を拝見して、10年後の私が何をしているのかちょっと考えてみてもいいのかなと思った。

5年と言うとあっという間な気がするので、とりあえず10年の単位で考えてみようと思う。

10年後の自分の理想を考える上で、まず振り返りたいのは、10年前の自分の理想が、果たして今の自分かどうか

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五年後、十年後の自分

五年後、十年後の自分

 朝。そっと布団を抜け出て、コートを羽織って外に出る。東の空からほんのり光が射しているだけの世界。新聞はもう配達されているけれど。

 この時間に書いている時もあったけれど、最近は歩く時間にしている。誰もいないわけではない。車はまだ走っているし、もうスーツ姿の人がいる。歩いている間はあまり何も考えないようにしている。それでも湧いてくる言葉、街を眺めていて気付いたことを、ポケットに入ったままのメモと

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第522話 「鬼が笑う」は「嗤う」なんだと思う…。ならば突き抜けてしまえ!

第522話 「鬼が笑う」は「嗤う」なんだと思う…。ならば突き抜けてしまえ!

アラームが鳴った。

iPhoneに変えたばかりで、一瞬、勝手が分からず、一人で苦笑いしました。

アラームが鳴ったのは、いつもの5:01。

僕は、娘が生まれたとき、姓名判断を真剣に学びました。
まだ、インターネット検索がなかった時代でしたから、本を何冊も買って勉強したのです。

それらの本には細かいところで個々の違いはあるものの、その考え方の源泉には、「数字にはパワーがある」ということでした。

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