春とか秋とか

漫画家。 ☆春野ちよ→はるの陽葉→秋野さと ☆竹書房→comico→まんが王国

春とか秋とか

漫画家。 ☆春野ちよ→はるの陽葉→秋野さと ☆竹書房→comico→まんが王国

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  • エッセイ(文章)

    思い出。思い出したこと。思ったこと。 過去。現在。

  • 介護職まとめ

    漫画家から離れ、介護職をしていた時期がありました。その頃にブログで描いていた「介護職ですよ!」と、描き始めたら漫画家復帰して忙しくなったので途中で終わった「介護職でした!」のエッセイ漫画2本です。今後は文章で思い出したことを書いていきたいと思います。

  • 4コマ漫画まとめ

    他所で息抜きに描いてるゆるい4コマ漫画。 いくつか溜まったらここにまとめて置きます。

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    小説・童話・詩など

  • 怖い話(創作)

    以前あるサイトで公開したものです。新しいものも書けたら…

記事一覧

バターケーキの思い出

子どもの頃、とても貧乏で。 クリスマスパーティーなんてやった記憶もないんだけど。 いや、やったのかもしれないけど 記憶は一つも無くて。 ただ、 初めて食べたバター…

春とか秋とか
4か月前
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介護職でした!

春とか秋とか
7か月前
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クルシミ

飲んだくれて働かない父が命を絶ったのは 不謹慎ではあるが ド貧乏の我が家が立ち直るキッカケになった。 私が10歳。小学5年生になったばかりの時だ。 と言っても 3歳年…

春とか秋とか
7か月前
2

呪縛

人のせいにしちゃいけないのは 十分わかってるんだけど いろんなことに バカみたいにひとりで闘ってて 身動きできない。 仕事関係もいろいろあるけど まぁ それは言え…

春とか秋とか
11か月前
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まとめ1~9

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もう何も

「では、私のしつけが悪かったわけではないんですね」 そう言って母は嬉しそうに泣いていた。 私の目の前で。 何かから解放された喜びに 体を震わせて泣いていた。 「だ…

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刺されそうになったこと

コッ〇リさんについての記事を見かけて思い出したこと。 中学生の頃。風邪で学校を休んだ。 クラスメイトが数人、お見舞いに来てくれた。 私も比較的元気になっていたので…

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ずっと一緒に

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バスエッセイまとめ

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日常エッセイまとめ

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in 島。

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キッカケはそんなもん

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今思い出してもゾッとする話

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おじいちゃんゴメンね漫画

4

バスポスター

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蓋 ~フタ~

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バターケーキの思い出

子どもの頃、とても貧乏で。 クリスマスパーティーなんてやった記憶もないんだけど。 いや、やったのかもしれないけど 記憶は一つも無くて。 ただ、 初めて食べたバターケーキが とてつもなく美味しかったことだけ覚えてる。 クリスマスだったのか何だったのかも あやふやなんだけど とにかく おやつとか、甘いものとか そういうものに縁が無かったので その時の 美味しくて嬉しくて、っていう気持ちだけが 記憶の片隅に残っている。 小学生の時 誕生日でさえケーキなんか買ってもらえ

+12

介護職でした!

クルシミ

飲んだくれて働かない父が命を絶ったのは 不謹慎ではあるが ド貧乏の我が家が立ち直るキッカケになった。 私が10歳。小学5年生になったばかりの時だ。 と言っても 3歳年上の姉と私、2人の子どもを養わなければならない母が その後もとても苦労していたのは目の前で見ていたので 経済的な面と 時間も気持ちも余裕がないために 子ども(私)がやりたいと言ったことをすべて否定し 何かを褒めることもなく いつも険しい顔をしていたのを 理解せざるを得ない、そんな少女期だった。 母親の顔

呪縛

人のせいにしちゃいけないのは 十分わかってるんだけど いろんなことに バカみたいにひとりで闘ってて 身動きできない。 仕事関係もいろいろあるけど まぁ それは言えないので 言えないから尚更溜まっていくんだけど …それは置いといて。 困るのは 昔の記憶がやたら蘇って それをぶつける相手が もうこの世にはいないこと。かな。 なんであの時 叩かれなきゃならなかったのか とか なんで入学の手続きしてくれなかったのか とか そういう日常の切り抜きを突然思い出

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まとめ1~9

もう何も

「では、私のしつけが悪かったわけではないんですね」 そう言って母は嬉しそうに泣いていた。 私の目の前で。 何かから解放された喜びに 体を震わせて泣いていた。 「だからもう、ご自分を責めるのはやめてくださいね」 白衣を着た初老の男性は 母に優しく微笑みながらそう言って 今度は私に顔を向けると 「では、またお薬出しておきますからね」 あれから母は私の機嫌を伺うのをやめた。 出掛けたい時に出かけ 食べたい時に食べ 観たい時に観る。 変わっていく母を見ていた。 部

刺されそうになったこと

コッ〇リさんについての記事を見かけて思い出したこと。 中学生の頃。風邪で学校を休んだ。 クラスメイトが数人、お見舞いに来てくれた。 私も比較的元気になっていたので 当時流行っていた、コ〇〇リさんに似た「キュー〇ッドさん」をすることになった。 二人で鉛筆を持つ。片方は私だった。 何気ない質問をいくつかした後、鉛筆の動きがなんだかおかしくなった。 「怒っているんですか?」と聞くと 鉛筆は「はい」の方へ。 「なぜですか?」と聞くと 二人で持った鉛筆がその状態のまま紙を離れ

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ずっと一緒に

+4

バスエッセイまとめ

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日常エッセイまとめ

キッカケはそんなもん

今思い出してもゾッとする話

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おじいちゃんゴメンね漫画

バスポスター

蓋 ~フタ~