かんじい

駆け出しはレコードレーベル。まだCDではなく塩化ビニールから音が出ていた。 レーベルが…

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駆け出しはレコードレーベル。まだCDではなく塩化ビニールから音が出ていた。 レーベルが潰れて出版社に拾われる。「アリス」の解散コンサート写真集が最初の仕事。 その後SPの仕事を飽きもせず。でも、毎日好きな本を読んで、美味い酒を飲むのが今の仕事。

記事一覧

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曇り空にうつぎ。空の木と書いて「空木」

かんじい
1日前
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雲間の月かすめ夜間飛行点滅。

かんじい
2日前
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河野裕子さんの一行。

『BRUTUS』の特集「一行だけで。」 表紙のロゴ上に、 たった一行だけで、勇気が湧く。160人が厳選した大切な言葉。 とある。 ひと通り目を通した後、拾い読みに入る…

かんじい
3日前
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「....?」 「...!」 一行だっていらない仲なんだ。

かんじい
4日前
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ぼくの体調修正は夜の部も続いている。

かんじい
4日前
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メステマッハーのライ麦パン、ついに登場。

ドイツの田舎の小さなパン屋さんで産まれてライ麦パン。 家人、ぼくの体調修正に本腰を。 このパンをぼくはうまいと感じている。 ちょっとボソボソ気味、奥のほうからや…

かんじい
5日前
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かわいい朝ご飯。

かんじい
6日前
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紫陽花暦

花散り梅雨待つ紫陽花に暦も替わってゆく。

かんじい
8日前
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それでも、ぼくはお刺身と玉子焼きとべか菜のお浸しを食べている。

今夜の晩ご飯は玉子焼きが一等賞。 ぼくだけ大盛のホタルイカをつまみ、べか菜と油揚げの煮びたしをはさみ、食卓の上のリモコンのスイッチを押して録画リストを物色する。…

かんじい
11日前
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玄米おじやに転身。

かんじい
12日前
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千切りキャベツがポイントなのだ。

かんじい
13日前
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茹で過ぎ蕎麦は越前蕎麦とサラダ蕎麦。

かんじい
2週間前
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もうすぐ、エゴノキも行ってしまう。

市立図書館分室は、原っぱと花をつける樹々に囲まれている。 桜は、今年も見事に咲いて、散って、今はエゴノキが小さな花をたくさん咲かせている。 雨混じりの風が枝葉を…

かんじい
2週間前
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芋焼酎とクラプトン。

ずいぶん昔のクラプトン。 ロサンゼルス・ライブのDVDが出てきた。 それじゃぁ、バーボンソーダでもと思ったが、 五島、福江島の芋焼酎にした。 ずいぶん、昔だから、 …

かんじい
2週間前
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窓越しの隣町、きっとダブリンの夕暮れ。

かんじい
2週間前
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こうして、街も、時も、日々、刻々、住人を替えてゆく。

京葉線の走る街に引っ越して、あまり間もない頃、ぼくらが住むエリアと線路を挟んだ反対側のエリアに、出来たばかりのブルワリーを見つけた。 ポートランドの厳つい職人が…

かんじい
3週間前
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河野裕子さんの一行。

河野裕子さんの一行。

『BRUTUS』の特集「一行だけで。」

表紙のロゴ上に、

たった一行だけで、勇気が湧く。160人が厳選した大切な言葉。

とある。

ひと通り目を通した後、拾い読みに入る。

たとえば君 

ガサッと落ち葉すくふやうに私を

さらつて行つてはくれぬか

河野裕子さんの作。

ガツンッと来た。

河野さんのどの句よりも、だ。

”勇気が湧く”どころじゃない。

おまえに、その覚悟はあるか、と、人

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メステマッハーのライ麦パン、ついに登場。

メステマッハーのライ麦パン、ついに登場。

ドイツの田舎の小さなパン屋さんで産まれてライ麦パン。

家人、ぼくの体調修正に本腰を。

このパンをぼくはうまいと感じている。

ちょっとボソボソ気味、奥のほうからやって来る酸味も好み。

うまくて、体調を改善させる一助にもなる。

クリームチーズをぬって、ハムとスクランブルを乗っけていただきます。

紫陽花暦

紫陽花暦

花散り梅雨待つ紫陽花に暦も替わってゆく。

それでも、ぼくはお刺身と玉子焼きとべか菜のお浸しを食べている。

それでも、ぼくはお刺身と玉子焼きとべか菜のお浸しを食べている。

今夜の晩ご飯は玉子焼きが一等賞。

ぼくだけ大盛のホタルイカをつまみ、べか菜と油揚げの煮びたしをはさみ、食卓の上のリモコンのスイッチを押して録画リストを物色する。

タイミングを計っていたように、刺身盛合わせ、玉子焼き、常備菜の夜に、
「山口一郎”うつ“と生きる」を観る。

あらゆる関係を無かったことにされてしまう”うつ“。

じっと耐えて、闘う山口さんには、高校時代のバンド仲間がただ寄り添ってい

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もうすぐ、エゴノキも行ってしまう。

もうすぐ、エゴノキも行ってしまう。

市立図書館分室は、原っぱと花をつける樹々に囲まれている。

桜は、今年も見事に咲いて、散って、今はエゴノキが小さな花をたくさん咲かせている。

雨混じりの風が枝葉を揺さぶった翌朝。

どこかのお家の年少さんが、

その小さな手のひらいっぱい、拾い集めた花びらを、

えいっ!と勢いよくばら撒いたみたいに、

散りばめられていたエゴノキの花びら。

そうか、もうすぐ、きみたちもゆくんだったね。

ぼく

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芋焼酎とクラプトン。

芋焼酎とクラプトン。

ずいぶん昔のクラプトン。

ロサンゼルス・ライブのDVDが出てきた。

それじゃぁ、バーボンソーダでもと思ったが、

五島、福江島の芋焼酎にした。

ずいぶん、昔だから、

このひとは、How much I love you と歌うけれど、

「愛」とか、

「愛してる」とか、

が、どうも、なんだか、

どんどん無力になっていくようで...

ガ、ガ、ガッ、 我、我、我って、

だから、このごろ

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こうして、街も、時も、日々、刻々、住人を替えてゆく。

こうして、街も、時も、日々、刻々、住人を替えてゆく。

京葉線の走る街に引っ越して、あまり間もない頃、ぼくらが住むエリアと線路を挟んだ反対側のエリアに、出来たばかりのブルワリーを見つけた。

ポートランドの厳つい職人が指導する製造タンク室を、ガラス越しに眺めながらクラフトビールのほとんどの種類が楽しめた。

料理のメニューは少なかったが、週末には投げ銭方式のジャズ・ライブもあった。

そこは、大手ゼネコンが高層マンション群を開発しているエリアで、高層一

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