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私の日常-About My Days

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私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
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記事一覧

猫になったエジソン。

猫になったエジソン。

私がnoteを始めてからもうすぐ2年になる。

毎日書いてきたこの2年でさまざまな変化があったが、できるだけその変化をnoteに書いてきたつもりだし、その時々の心の機微みたいなものも書いてきたつもりである。

たとえば、勤めていた会社を辞めて友人と会社を作ったであるとか、妻との生活、妹との関係性だとか、まぁそんなこと。

もちろん「これは書けないな」と思うことも多々あった。noteにいる私以外の方

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昆布だらけの家。

昆布だらけの家。

信じてもらえないかもしれないんだけど、今朝起きたら部屋の壁一面に昆布が張りついていた。

異常なことだからもう1回書くけど、朝起きたら、昆布が私の部屋の壁に張りついていた。この世のものとは思えない量の昆布が。

壁一面ぜんぶ濃いめの緑で昆布。こんな光景は初めて見た。たとえば襟裳岬の昆布漁師に「室内でこの量の昆布見たことあります?」って聞いても「いやいや、この量の昆布なんて見たことないべ〜」と苦笑い

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ナルシストたちの車線変更。

ナルシストたちの車線変更。

車を運転しているとき、みなさんも一度は経験したことがあるかと思う。車線変更の瞬間を。

ミラーでななめ後ろを確認してウインカーを出す。カッチカッチ。「さあ今だ」とハンドルをかたむけスムーズに車線を移動。左から右、右から左。

特に少し混雑した車通りの中で車線変更をすると、まるで自分がシューマッハになったかのような気分になる。シューマッハ元気になったかなぁ。

車線変更。自分がたくさんの車の群れの中

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vsレッドブルガールズ。

vsレッドブルガールズ。

レッドブルは街中で無料で配られる。札幌でも配られている。誰が配っているかというとナゾの女子たちだ。

レッドブルは翼を授けてくれる。授けてくれるというかもはやあれ自体が翼な気もする。ちがうか。それを街中でキャッキャ言いながら配ってくれる女子たち。通称レッドブルガールズ。見た目がやけにいい。

嘘か誠か、北海道のレッドブル販促の統括役だったという方に会ったことがある。いわく「レッドブルガールズは全員

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札幌に来るなら6月下旬。

札幌に来るなら6月下旬。

5月の札幌は雨も少なく、湿度も低く、カラッとした晴れの日が続いている。照りつける太陽の光が肌を刺激することもなく、ただじんわりとほのかに暖かい空気が身体を包んでいて、上空を見上げると雲ひとつないうすい青が広がっている。

自転車をこいでいると、ガスマスクをつけたおっさんとすれ違った。あごの下に2つの通気口みたいなものがぶら下がっているガチのガスマスクである。

そんな人は見たことがなかったので「ダ

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最近買ってぶっちぎりでよかったもの。

最近買ってぶっちぎりでよかったもの。

人並みに物を買う人間だとは思うんだけど、最近買ってよかったものは、ぶっちぎりでこれ。

▶︎寝ぐせ直しウォーター(GATSBY)

こいつはすごい。

私、どんな見た目をしているのかは、多くの方と同じように出していないんだけど、髪の毛に関して書くとすれば、毛量がちょっと多い。そしてくせ毛。くるくるのカーリーヘアーではないけれど、うねうねしている。天然パーマ。

だから朝起きると、寝癖が爆発している

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注入!ボラギノールA!

注入!ボラギノールA!

きっかけはなんだったかわからないが、痔になっている気がする。いや、間違いない。切れ痔である。

肛門を傷つけるような行為は特にしていないと記憶しているのだけど、ある日うんこをしていたら「あれ? なんだか少しだけ痛い気がするボラギ」と思った。

それから何回うんこをしても少しだけお尻の穴が痛い。悶絶するほどではない痛みなのが心憎い。奥歯にアスパラのカスが残っていることに気づいたときくらいの違和感。

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コーラはビールだと思い込む男。

コーラはビールだと思い込む男。

CMで「ビールはのどごし」と聞くたびに、私の頭に浮かぶのはシュワシュワと泡立つグラスの中で涼しげに弾ける炭酸の音。

しかし、お酒が飲めない私は、そのビールののどごしを味わうことが2度とできない。遠い昔に別れた恋人のよう。ちがうか。

と言ってもあののどごしを諦めたわけでもない。

私には、ビールの代わりに「のどごし」を楽しむ信頼の友がいる。それは皆さんおなじみのコーラ。

ビバ、コカコーラ。

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ジャッキー・チェンみたいな岡田くん。

ジャッキー・チェンみたいな岡田くん。

世界のみんなが大好きな俳優といえばジャッキー・チェンで間違いない。私の場合は『香港国際警察』とか『ラッシュアワー』が好きだ。初期のころのジャッキー映画はYouTubeの切り抜きでしか見たことがない。たぶん。

ジャッキー・チェンのなにが好きかというとブレンド感だ。スピーディーなバトルが60%に、ほどよいコメディが40%できれいにブレンドされている。それがいい。

特にバトルシーンはどの作品もすばら

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私のゴールデンウィーク。

私のゴールデンウィーク。

ゴールデンウィークといえば、旅行に出かけたり家族サービスをしたり、なんかしたりあれしたりなんだかそわそわしてしまいがち。

テレビを見れば行楽地からの中継が流れてて、「東名高速がどうだ」という渋滞情報の意味がわからなくて、空港にはわんさかの人だかり。

おでかけ、充実のゴールデンウィーク。はっきり言ってそんな風に過ごすのは、もうお腹いっぱい。今年のゴールデンウィークは、究極の怠惰に打って出ようと決

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言われたことしかやらない夫。

言われたことしかやらない夫。

お取引先に訪問して、今うまくいってることや課題がないかを聞く。状況は企業によって様々なのだけど、だいたいに共通しているのは若手の育成に関する悩みだ。

「最近の若者は」という話はいつの時代にも共通で、古くは徒然草や枕草子でも言及されているし、なんなら古代ギリシャでも言われているようなこと。

いつだって世代の断絶による悩みは絶えない。

ある企業が悩んでいたのは、最近の若者は言われたことしかやらな

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天下を取った召使い。

天下を取った召使い。

週末は義理の両親が家にきていた。

義父と義母は愉快で、魔女とその召使いのような不思議な関係性である。

不思議と書いたのは、普通の魔女と召使いならば明確な上下の主従関係があるが、この2人の場合は、主従関係ではなく並列関係。にも関わらず、魔女と召使いのような関係なのである。

【参照】義母がどんな人かというと

たとえば、義父が何かとぼけたことを言うと、義母はゆったりとした口調で、

「なぁに言っ

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たまにいいこと言ってくる美容師さん。

たまにいいこと言ってくる美容師さん。

髪が伸びたので美容室にいった。

この美容室にはもう2年近くお世話になっている男性美容師さんがいて、プロの腕前を提供してくれる代わりに散髪中の30分間は、彼の小噺を私が楽しそうに聴く、という契約になっている。契約なんてしてないのにいつもそうなる。

いつも彼の話はおもしろくはない。心の底から爆笑したことはない。美容師さんに落語家的なサービスは求めてないけど、とりあえず話を聞くだけ。

「沖縄に旅行

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自転車日記。

自転車日記。

7年ぶりに自転車を買った。

朝おきて仕事に行く準備をするのだけど「あ、今日からの俺は自転車じゃないか!」と思い出して背中に羽が生えたかのような気持ちになるというか。

昨日は天気がよかった。札幌なのに最高気温は20℃に届いてすっかり初夏。でもこれを書いている今日の札幌の最高気温は5℃みたいでゲッソリ。この寒暖差はつらい。それはともかく、7年ぶりにチャリに乗った昨日は天気がよかった。

チャリをこ

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