山本一郎(やまもといちろう)
記事一覧
月刊『公明』24年6月号に「退縮する地方で取り組む撤退戦」について寄稿しました
初めてご依頼を戴いたときに、思わず「え、私でいいんですか」って訊き返してしまった案件です。 https://komeiss.jp/ 公明党支持に至る経緯 国重徹さんという公明…
鈴木わかな裁判長が東京地裁で北村紗衣と雁琳との訴訟判決ですごくすごい感じのやつをぶっ放していた件
最高に興味深い地裁判決が出ていたので見物に行きました。 http://www.mklo.org/mklo/wp-content/uploads/2024/04/ffdd5b80e78c62b11a9a19dbd8ffa153.pdf 武蔵大学の…
月刊『公明』24年6月号に「退縮する地方で取り組む撤退戦」について寄稿しました
初めてご依頼を戴いたときに、思わず「え、私でいいんですか」って訊き返してしまった案件です。
https://komeiss.jp/
公明党支持に至る経緯
国重徹さんという公明党の議員さんがおられまして(大阪5区)、ちゃんとお会いしたことは無いんですが、妹さんが若くして急死、ご尊父もがん闘病中に司法試験合格、その後刑事事件の弁護で名を馳せ、現在は議員として活躍というヤバい先生なんですよ。ヤ
【映画】『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』を観に行った感想(後半ややネタバレあり:追記あり)
戦争で母親を失った平和主義者が、人でごった返す観光地へセスナに乗せた大型爆弾を落としに行く映画があるというので『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』ってのを家族で観に行ってきました。
本当はオッペンハイマーを観に行くつもりだったんですが、どうしてこうなったんでしょう。
最終的に探しているお宝の場所は普通に函館市や北海道管区の自衛隊が把握してそうな場所でしたし
鈴木わかな裁判長が東京地裁で北村紗衣と雁琳との訴訟判決ですごくすごい感じのやつをぶっ放していた件
最高に興味深い地裁判決が出ていたので見物に行きました。
http://www.mklo.org/mklo/wp-content/uploads/2024/04/ffdd5b80e78c62b11a9a19dbd8ffa153.pdf
武蔵大学の北村紗衣さんが雁琳(山内翔太さん)を名誉棄損で訴えていた件、本件不思議な判決をお捻り出しになられた鈴木わかな裁判長は司法修習の同期(53期)に本件原
公証制度(公証役場、公証人)を使った適法性確認とかいう与太話について
はじめに
さっき木曽崇さんと副島雄一さんが私的な賭け事についての契約書面の公証のため公証役場にぶっ込んだところ、門前払いされるという珍事がありました。
面白いので見てましたが、一時の娯楽に供する罪に問われない賭け事に関する契約の私署証書認証を取りに行った話なので、ひょっとしたらいったんは受け取り後の審議あるかなと思いきや門前払いでしたね。
公証人法26条による拒否は理由書を作ることにな
山本一郎、ついに家業の一部から足抜けする
4月5日付で、いままで関係していた産業廃棄物関連や運送の仕事、計7社から降ろさせていただくことになりました。2026年3月までは資源関係だけのお付き合いとなろうかと思います。関係先の皆さまには、いままでの長らくのお付き合いについて深い御礼とともに、この後のご清栄を心よりお祈り申し上げます。
本当は昨年で契約満了と共にすべて終わるはずが、皆さんご存じのように働き方改革で当業界も激震に見舞われる
【書評】小林製薬紅麹死亡事件があったからこそ読んでおきたい『教養としての発酵』
今日いまほど小林製薬の紅麹関連のサプリで、紅麹菌の中のシトリニンと見られるカビ毒も含む何らかのコンタミが発生して思い腎臓疾患から2件目の死亡事故が発生する騒ぎがありました。
2010年、小林製薬が全ゲノム解析の報告として紅麹菌(Monascus pilosus)においてこのシトリニンを産出させない株を持っているような話をしておりました。世界的に市場規模が大きい高脂血症の治療効果が見込めるスタ
河野太郎の再生エネルギータスクフォース(内閣府)で元活動家構成員が中国企業の資料で政府への提言取りまとめ
そもそも何が起きたのか
内閣府に設置されている、再生エネルギータスクフォース(以下、再エネTF)において、次期再生エネルギー調達にかかる固定買取価格(FIT)を政権に対して提言するにあたり、再エネTFの構成員の何者かが中国国営の送電企業の『国家電網公司』の資料を流用し、その電子透かしが資料にそのまま掲載されていたことが発覚した事件です。
https://web.archive.org/web
パワハラ訴訟で勝利的和解
22年10月に、パワーハラスメントでコンサルティング先の、その取引先に勤める女性幹部氏から某地裁で訴えられるという珍事がありました。
しかも、ついでにくっついていた求める賠償というのがそこそこビッグであり、福永活也200人分だったうえ、刑事告訴も辞さず的な内容だったので馬鹿じゃねえのと思っていたわけです。
そのコンサルティング先は私にとってはダイレクトにクライアントになりますが、幸か不幸
売れるネット広告社の加藤公一レオさんが大騒ぎした件について
売れるネット広告社というよりは喰えぬネット広告社気味になっていますが、ネタが身近なところに着弾していたので興味深く見物していました。
伝え聞くところによると、ADK九州からやずやなどのクライアントを連れて独立したという武勇伝があったり、A/Bテスト云々よりもメールアドレスなどの連絡先を置くなと指導していたり、なかなか素敵な会社さんであります。
問題は、今回スタートアップメディアの「SUA
劇場版『ドラえもん のび太の地球交響楽』を家族で観に行った感想(ネタバレなし)
映画館で『マダム・ウェブ』がやっているというので観に行こうとしたら、陰鬱な家族行事と長男次男の定期試験終わりで気晴らしをしたいという話になってしまいまして。長女が『ドラえもん』の映画が観たいというので家族で観に行ってきたんですよ。
そしたらなんか家族連れがいっぱいで映画館が満員なんです。なんだよ家族連ればっかりだなと思ったけど、よく考えたら山本家自体が家族連れでしたね。失礼いたしました。
東京第15区衆院補選、俺たちの岸田文雄と令和日本政治の命運が江東区民に委ねられる
そんなわけで、政倫審もなんだかよく分からないうちに終わりました。公開だ非公開だ、誰が出る出ない、線引きはどうなんだとさんざんすったもんだした挙句、俺たちの総理・総裁岸田文雄さんがブチ切れて「俺が出る!! 全公開だ!!!」ということで大将出撃。みんななんとなく「そう…」ってなって、しめやかに全員出席完全公開のうちに終わったのは岸田スペシャルだなあと思います。
今回バーターになったのは政倫審やる
【書評】『鬼時短』に悪の組織・電通が先駆けて取り組んだJTCでの働き方改革の本丸を見た
私の知っている電通という組織は悪党が集まっている秘密結社であり、汐留の一等地に無駄に太陽光を反射させるいかがわしい建物の中に初対面の人でも「一郎ちゃん」などと親しげに話かけては取り組む事業の利益の大半を持っていく燃費の悪いJTCだったように思います。
それが、恋人に振られたショックで自殺してしまった女性社員がなぜかJTC代表格である電通の殺人的な業務時間によるストレスによるものというナラティ