八重山・石垣島 | 月刊まーる

「コミュニティを越えて繋がる」をテーマに、石垣島・八重山から記事を配信している【月刊ま…

八重山・石垣島 | 月刊まーる

「コミュニティを越えて繋がる」をテーマに、石垣島・八重山から記事を配信している【月刊まーる】です。 石垣の地域通貨「まーる」を活用して運営中。石垣・八重山の個性豊かな寄稿者さんの協力によって刊行されています!

マガジン

  • 2024年6月号|月刊まーる

    八重山・石垣島の「クロスボーダー×縁」マガジン|月刊まーる 2024年6月号です!

  • 【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説

    フリムンという言葉は沖縄の方言で、バカ・愚か者という意味で使われる。この物語は、日本最南端の石垣島に生まれ、後に全日本空手道選手権大会を制する田福雄市氏の空手人生、そしてフリムンな半生(または反省)を描いたノンフィクション作品である。

  • 【音楽バトン連載】石垣島の奏で

    石垣島在住のミュージシャンからミュージシャンへ、バトンをつなぐ音楽連載です!

  • 縁をつなぐエッセイ | 月刊まーる@石垣島

    このコーナーは、石垣島の異なるコミュニティーや分野の人から人へ、記事をバトンのように渡してもらう【バトン連載】、「縁をつなぐエッセイ」です。

  • 縁をつなぐレシピ

最近の記事

【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(4)

祖母の涙孫やひ孫の活躍だけでなく、道場生の育成や社会貢献に奔走するフリムンを見て、これまで空手に反対していた祖母が突如フリムンにこう言った。 「ゴメンね」 「本当に空手が好きだったんだね」 「なのに反対ばかりしてゴメンね」 そう言って涙を流し、フリムンの頬を撫でた。 祖母にようやく認めてもらえたフリムンは、今まで以上に本気で空手に打ち込もうと決意。 自身の修業だけでなく、道場生の育成、青少年健全育成、地域貢献にも更に力を入れていった。 とにかく依頼されれば何でも応

    • 【マヤ暦】6月は総仕上げ!|by 屋宜ちえ@石垣島|日々にワクワクが増える「マヤ暦」のお話

      皆さん、こんにちは☺️ magentaのちえです🌱 「5月は"伏線回収"の月」と5月号でも書かせていただきましたが、 6月も引き続き、"伏線回収"が続きます。 伏線回収という大きなテーマは5月号に書いたものと変わらないので、6月号では第五の城(≒伏線回収)という大きなテーマの中にある、小さなテーマについて、少し詳しく書いていきますね🌱 マヤ暦の1年の260日の最後のクライマックスの第五の城(各城の期間は52日間です)に流れるのは、「赤い月」「白い風」「青い猿」「黄色い星

      • 【音楽バトン】つながる、続き?|音楽と文:國分広年@石垣島|石垣島の奏で vol.5

        初めまして。 石垣島で音楽活動をしております、ベーシストの國分広年と申します。 島のとある民謡酒場での強烈な音楽体験を、偶然出会い共有した山口ミキさんからバトンを受け取りました。ご縁をつないで下さりありがとうございます! 人の縁というのは本当に面白いもので、特に音楽の様な特定の狭いジャンルにおいては不思議な出会いや再会がよくあります。このバトンをつないで下さった山口ミキさんともちょっと意外な音楽の先輩とつながっていることが発覚したばかりで「おぉ、まさかそこがつながるとは!

        • 【バトン連載】身体と心に向き合うこと|縁をつなぐエッセイ vol.14|文:AYANO@石垣島

          りなねーちゃーん♡ 紹介してくれてありがとー♡ 素敵なバトン、受け取るね♡ 私とりなねーちゃんとは、先輩後輩の関係で、私が「アメリ」という自分のお店を立ち上げてから通ってくれているお客さんでもあります。 始めの頃、四柱推命の話になった時があって、その時に「占いって所詮統計学でしょ」って言われたのが衝撃的で。 「あぁ、りなねーちゃんとはこういう話出来ないんだな」 と思ったのに、その後何かのキッカケで インナーチャイルドとかヒプノセラピーとかっていう言葉が出てきて、 「えー!

        【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(4)

        マガジン

        • 2024年6月号|月刊まーる
          9本
        • 【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説
          38本
        • 【音楽バトン連載】石垣島の奏で
          5本
        • 縁をつなぐエッセイ | 月刊まーる@石垣島
          14本
        • 縁をつなぐレシピ
          15本
        • 柔術家 / 歌手 / 海人の独り言 | 月刊まーる@石垣島
          14本

        記事

          【レシピのバトン】ハーブコーディアル|文とレシピ:ウエノイツキ&ミサキ(giving tree home)@石垣島|縁をつなぐレシピ Vol.15

          野底の栄集落で暮らしながらgiving tree homeという小さなカフェを営んでいるウエノイツキとミサキといいます。 どうぞよろしくお願いします。 美味しいだけでなく、いつも丁寧で誠実にお菓子と向き合っているかすみちゃんからバトンを頂けたことを本当に嬉しく想っています。 かすみちゃん、いつも本当にありがとうございます。 八重山とのご縁八重山に初めて訪れたのは2015年の初夏でした。 当時大阪市内の下町でそれなりに自分たちのペースで楽しく暮らしていた、、とは言っても人も物

          【レシピのバトン】ハーブコーディアル|文とレシピ:ウエノイツキ&ミサキ(giving tree home)@石垣島|縁をつなぐレシピ Vol.15

          【エッセイ】柔術の島|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

          私が代表を務めております石垣島の柔術チーム [Island BJJ Basecamp Ishigaki] (通称アイランドBJJ)から、大阪だいしんアリーナで4/19.4/20.4/21の三日間に渡り開催されたブラジリアン柔術の全日本マスター選手権に出場した関口有貴子、住吉優のニ人の選手の応援として帯同してまいりました。 その全日本マスター(30歳以上)選手権において ・関口有貴子が紫帯階級別と無差別で優勝の2冠 ・住吉優が青帯階級別銀メダル→紫帯昇格 という大変優秀な成績

          【エッセイ】柔術の島|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

          【バトン連載】私の移住ストーリー vol.10|神戸 梓@石垣島

          私が石垣島に移住した理由 2020年1月2日初めて石垣島に来ました。 お正月で5日間まとまった休みができたので旅行に行こう、と決め 「一人旅 人気」と検索したところ出てきたのが石垣島。 それまで全く考えてもいなかった沖縄の離島に一人で行ってみることに。 冬の沖縄で何ができるのか調べていたところ、私の趣味の一つであるヨガができるということが分かりました。しかもビーチで! これを旅のメインにして石垣島に来たのでした。 お天気に恵まれ、とってもきれいなサンセットから満点の星空を

          【バトン連載】私の移住ストーリー vol.10|神戸 梓@石垣島

          【岩石マニア】石垣島巨石めぐり vol.5|by 鈴木邦彦@石垣島|崎枝の柱状節理 & 屋良部の大トンネル

          【石垣島巨石めぐり】をご覧いただきありがとうございます!ギャグ漫画家兼 クライマー兼 岩石マニア の鈴木邦彦と申します。    このコラムでは、石垣島の知られざる魅力【巨石スポット】をご紹介してまいります。 毎回だいたい2ヶ所の巨石・巨岩の情報と、大まかな位置情報を記載します。 今回は大地の奇跡とも言える、石垣島の柱状節理をご紹介!   島の大地のアート、巨石・巨岩・奇岩の世界を一緒にのぞいてみませんか? ▼過去記事集 (ちなみに岩と石の区別には明確な定義はないですが、一

          【岩石マニア】石垣島巨石めぐり vol.5|by 鈴木邦彦@石垣島|崎枝の柱状節理 & 屋良部の大トンネル

          【写真連載】美しい島の人 vol.9|写真と文:オオヤマチカシ@石垣島|お気に入りの場所

          どうも、皆さまこんにちは。 石垣島で写真家として活動しております、オオヤマチカシです。 今月もフォトコラム始めさせて頂きます。 5月も後半になってきて梅雨の天気が続いておりますね。 雨の日が多くなると気持ちが下がる人が多くなる印象が強いですが、雨の日は雨の日の楽しみ方がありますので、今年の梅雨で雨の日の遊び方を模索してみましょうね。 そんな私は土砂降りの中撮る写真が好きです。 (カメラが壊れるのは好きではありません) 読んでいる人もそれぞれの雨の日の過ごし方があればみ

          【写真連載】美しい島の人 vol.9|写真と文:オオヤマチカシ@石垣島|お気に入りの場所

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(3)

          新道場この頃から、入門者が増加の一途を辿り、道場に入りきらなくなってきたため建て直すことを計画していたフリムン。 そのキッカケを作ってくださったのが、義叔父(ぎしゅくふ)に当たるAおじさんであった。 沖縄サミットで使用されたプレハブが安く販売されていたのを受け、Aおじさんが購入手続きをしてくださった。 そして、道場の建設工事を請け負ったのは、当時業界でその名を馳せていた義理のお父さんであった。 (写真は妻方の親族) こうしてフリムンの成長に呼吸を合わせるかのように、

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(3)

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(2)

          【ナースの♡お仕事】そのまま手術室に拉致られ、若いナースさんにいきなりズボンと下着を脱ぐよう命じられたフリムン。 「ま、またかよっ!( ̄▽ ̄;)」 あの骨折手術での悪夢が再び脳裏を過ったが、既に彼の下半身は生まれたままの姿となっていた。 しかも、今回の手術は足ではなくデリケートゾーンだ。 その恥ずかしさたるや、あの「ムスコッティ鷲掴み事件」とは雲泥である。 早速、初対面のナースさんの前でうつ伏せとなり、お尻を突き出した状態で最初にされたのが、デリケートゾーンの除毛で

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(2)

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(1)

          【死ぬこと以外はかすり傷】傍から見れば、順風満帆に思える空手ライフであったが、入門から僅か1年で引退に追い込まれるなど、先行き不安しか感じていなかったフリムン。 28歳になったばかりの若者に突き付けられた、余りにも酷なこの現実。 既にモチベーションを保つので精一杯だったが、安息の地へ逃亡するという選択肢はフリムンにはなかった。 「ここで逃げたら死ぬまで後悔する」 これまでも、そしてその先も何度この言葉に背中を押されたことか。 フリムンの親父は挑戦する事だけでなく、逃

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第9話 逆襲編(1)

          【気まぐれコラム】のほほんとのーととほんと|月刊まーる編集長@石垣島|『彗星』『暇と退屈の倫理学』

          『彗星』 via 奥さんこんばんは。本日はゴールデンウィーク最終日。(を、ちょっと過ぎたところ) みなさまは今年のGW、どのように過ごされましたでしょうか。 僕は、ミュージシャンのオザケン(小沢健二さん)へのどハマりが始まる予感のGW でした。もともとオザケンファンの奥さんがGW中のライブに誘ってくれ、「せっかくだから」と、初参戦してきたのです。 (ちなみに『月刊まーる』5月号には、そのオザケンファンの奥さんが書いた「移住ストーリー」が掲載されています。よろしければこちらか

          【気まぐれコラム】のほほんとのーととほんと|月刊まーる編集長@石垣島|『彗星』『暇と退屈の倫理学』

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第8話 暗雲編(4)

          【初来島】石垣島に、師範が初めて足を踏み入れる日がやってきた。 同好会初の審査会のためである。 何だかんだで会員数も爆上がりし、同好会ながら他の空手道場よりも活気に溢れていた石垣同好会。 しかし、流石にフリムンと同じく那覇で審査を受けさせる訳にはいかないので、師範の配慮により石垣島で受けられる事となった。 ただ、大変なのはフリムンの方だ。 那覇に行けば、諸先輩方が常に近くに居るが、石垣島では自分が先頭に立たなければならない。これほど緊張する事が他にあろうか。 フリ

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第8話 暗雲編(4)

          【音楽バトン】キモチ一つで音楽できる場所|音楽と文:山口ミキ@石垣島|石垣島の奏で vol.4

          はじめまして。 石垣島で「りずん」 というユニットで活動をしている、ミキです。 音楽バトン連載、ということで、野田まゆみさんからバトンを受け取りました。 え、わたし?わたしでいいの?いいよね?やっちゃっていいよね? チアゴさんも、のまゆちゃん (こう呼ばせてもらってます♡) も、石垣島で音楽しているひとを挙げれば、どなたも浮かぶお二人かと思います。そんななか、わたくしミキという人物がどんなふうに音楽と向き合っているのかをお話ししたいと思います。 石垣島へ石垣島へ移住したの

          【音楽バトン】キモチ一つで音楽できる場所|音楽と文:山口ミキ@石垣島|石垣島の奏で vol.4

          【漫画連載】サーターアンダギー|作:すずきくにひこ@石垣島|まーるロボット マーロ君12

          ▼マーロくんおすすめの飲食スポット▼ すごいAIを搭載しているロボット、マーロくんに石垣島のオススメ飲食スポットを聞いてみよう。でもマーロ君はロボットで味はわからないので色んな人からの情報から判断してるみたい。だからどんなものが食べたいのかなどをメッセージに書いてみてね。(返事はメールに来るはずだけど答えがくるまでしばらく時間がかかります) ▼マーロくんに質問してみよう!▼ すごいAIを搭載しているロボット、マーロくんはとても頭がいいよ。マーロくんに質問メッセージを送っ

          【漫画連載】サーターアンダギー|作:すずきくにひこ@石垣島|まーるロボット マーロ君12