君が生まれて、虎ノ門に向かう銀座線で泣き笑いしたくなったことを思い出した
自分の人生の底と言えば、いまからちょうど7年前だ。
思い返すと、自分で引き起こした出来事がうまくいかず、それでもう世界の終わりみたいな気分になって、なかなか浮き上がることができなくなってしまった。
最近「鬱の本」といういろんな人の鬱な感情や出来事のエッセイ集を読んでいて色々と思い出したのだけど、自分がそのテーマで文章を書くとしたら間違いなくその頃のことを書くと思う。
妻との出会いや家族や友人の支えによって、なんとかどん底を脱してからも、その後遺症のようなものは2,3年続いた