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経済的低迷の根本的原因は、おカネの流れがおかしくなってしまっていること。企業が設備投資も賃上げもせず利潤をただ貯蓄に回していることだ
日本経済の失われた20年、また30年といわれる経済的低迷の根本的原因は、「特に1997年以降、おカネの流れがおかしくなってしまっていること。企業が設備投資も賃上げもせず利潤をただ貯蓄に回していること」です。 その原因は1990年代以降、財務省日銀によって財政・金融政策が過度に引き締められてきたことです。特に1997年の橋本龍太郎内閣による消費税をはじめとする増税、公共事業の削減、日銀法改悪が直接の引き金を引きました。景気を悪くするように政府がブレーキをかけてしまったのがこの1