昨日は深夜ドラマを観て一時過ぎに寝たのだが、いつも通り早朝に目が覚めた。

　お休みなので二度寝を試みたがちっとも眠れなかった。

　最近は加齢による早朝覚醒も相まってだんだん起床時間が早まっている。

　寝起きは良い方なので起きた瞬間からさぁて今日は何をしようかなと朝の自由時間をどう使うか思案する。

　二日に一回くらいのペースで買い物に出かける。

　近所の二十四時間営業のスーパーのお世話になりっぱなしである。

　ここのお店の事はもう何度も書いているので改めて何か言うこともあまりないが、訪問時に品出しのタイミングが重なるので値引きシール天国になっており購買意欲が自然に高まる。

　その日に食べるものや冷凍しておけそうなものは遠慮なく黄色いシールの貼られている商品を選ぶ。

　今朝も晩御飯の食材を安価にゲット出来てホクホクだった。

　元の値段もお安めのスーパーなので常に緊縮財政の家計には本当にありがたい存在だ。

　セルフレジで会計を済ませて帰宅しようと駐車場から車を出すと後ろからスッと一台の車がついてきた。
　
　早朝とはいえそんな事はまあ普通にあるので気にせずにハンドルを握った。

　しばらく直進していると赤信号に引っかかったのでブレーキを踏んで停まると、後ろの車が対向車線にはみ出して私の車を追い越して猛スピードで走り去っていった。

　ああっ、やりやがったな！と思ったが実は早朝の四時くらいの道路というのはわりと無法地帯である。
　
　多くの信号は点滅信号になっているので明らかにスピードを出し過ぎている車は多い。

　そういった道交法違反を堂々とする輩が一定数いる。

　その度に危なっと思って慎重に運転することにしている。

　誰も見ていないだろうという思いからそういった違反をするのはいかがなものかと思う。

　赤信号みんなで渡れば怖くないと冗談を言っていたコメディアンもいたが、やっぱりダメなものはダメであると強く意見したい。

　そんな光景を観るたびに何だかなぁと嘆かわしい気持ちになる。

　せめて自分位はルールを守った運転をしたい。

　まあそれが当たり前なんですが。

　そんなちょっぴりまじめな事を考えながら昨日の晩御飯の話を少しだけ。

　昨日は簡単にお惣菜を使ったご飯。

　鶏の唐揚げが安かったので購入して帰宅。

　まずは唐揚げをトースターで温める。

　その間にニンニクとショウガとネギを刻む。

　フライパンに油を敷いてそこにニンニク、ショウガを入れて火を点ける。
　
　香りが立ってきたらそこにネギをたっぷり加える。

　ネギに火が通ったら醤油とお酢とお酒、みりんで味付け。

　唐揚げが温まったら上から作ったタレをジュワッとかけたら即席油淋鶏の出来上がり。

　副菜は豆腐を真ん中から半分にして六等分にする。
　
　塩昆布を上に乗せて６００Ｗのレンジで六分チン。

　ホカホカになったらポン酢を回しかけて温奴昆布ポン酢の出来上がり。

　もう一品野菜が欲しかったのでキャベツを刻んで水に晒してからワサビドレッシングで和えたサラダをササッと作った。

　これで一応三品かなと自分の中の小さなノルマを達成したので良しとする。

　妻を呼んでいただきます。

　昨日のお酒はビール。

　タシッとプルタブを起こしてルロロッと注ぐ。

　乾杯してウブブーッと飲む。

　うう～ん、やっぱりビールは美味ぁいと心から思う。

　ではつまみにキャベツから食べる。

　ワサビドレッシングは買ったばかりだがちょっと甘くて辛さはそれほどでもなかった。

　キャベツとの相性が良くてシャリシャリと食べられた。

　次に豆腐をつつく。

　塩昆布の出汁が丁度いい感じに出ておりポン酢でサッパリ食べるのがなかなか良かった。
　
　湯豆腐を準備するとなると結構時間がかかるのでレンジで作るとかなり時短になる。
　
　それなりに仕上がるので面倒な時や時間の無い時にこの調理法は重宝する。

　ホフホフと豆腐を食べながらビールをキュッ。

　ではメインの油淋鶏を食べる。
　
　お惣菜の唐揚げだがトースターで焼いたのでカリッとしていた。

　即席の甘酢ソースはネギをたっぷり使ったので香ばしかった。

　想像していたよりも二割くらい良いお味だったので満足した。

　唐揚げ好きの妻もこれはビールだねぇと言いながらグビグビ、モリモリと食べていた。

　二人で週末の予定を立てながら楽しいディナータイムを過ごした。

　お酒は少し肝臓の事を労わろうと思って一本で止めておいたのは偉いと思う。

　まあ、飲まなければいいのだが何せ意志が弱く休肝日をきっちり守れそうにないので一日のお酒の量を徐々に減らしていければという魂胆である。

　健康に一歩でも近づきたいお年頃。

　さぁて、今日の晩御飯のメニューは決まっているんだな。

　そんな日の夕方は気分もハレ晴れユカイ。

　うわっ、懐かし～。