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越前・加賀百万石日帰り旅行【編集後記】

 こちらは動画の編集後記になります。本編に関してはこちらの動画をご視聴ください。

  「お前は旅行の柱になれ」。何ヶ月か前にどこかの高架下で先輩に言われたような気がしたが、多分気のせいだと思う。
 ということで今回は、JR西日本が発売していたサイコロきっぷ(第3弾)を利用して、福井県と石川県加賀市へと越前日帰り旅行に行ってきましたので、動画に載せるほどでもなかったあれこれを書いておきます。
 ちなみに今回でサイコロきっぷ使うの5回目なんですよね。(1回目:芦原温泉、2回目:城崎、3回目:舞鶴、4回目:尾道)。大泉洋くらい回してる。

跳べ!越前!

  ていうか、サイコロきっぷ第1弾のときに福井県のあわら温泉に行っているので、福井には約5ヶ月ぶりの再訪。それでも全然、福井の魅力を発掘しきれていない。まだまだだね。

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 サンダーバードに乗れるのもあと何回だろうか。というのも来春、ついに金沢駅から敦賀駅までの区間に北陸新幹線が延伸する。これによりサンダーバードの地位が脅かされるのは言うまでもない。サンダーバードは敦賀止まり、いや下手したら廃止、なんてことにもなり得る。交通網の発達は、既存の交通網の役割をひとつ終わらせることにもなる。盛者必衰の理だ、下克上だぜ!

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 朝8時15分、定刻通りに新大阪を出発した列車は、まだ雪の積もる琵琶湖の湖西を快走、あっという間に福井県に入り、北陸新幹線延伸ルートの高架を横目に、いつの間にか福井駅に到着した。

高架は既に完成していた

 福井の名物といえば越前そばにソースカツ丼である。海鮮炒めじゃないんだよ。しかし今は、まだ朝の10時。そこで前回赴いたときには営業していなかった、「珈琲所」さんへ。モーニングを食べた。
 街中には雪がまだ積もっていて、福井が豪雪地域であることを再確認した。

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 福井駅から加賀温泉駅へと、北陸本線を北上していく。サイコロキッパーだと思われる観光客が大勢いて、2両しかない普通電車は満席になっていた。
 
 加賀温泉の駅前には、旅館の送迎バスやお迎えに上がった宿の主人、そして多数の観光客でごった返していた。喧騒を横目に路線バスに乗り込む。車内は私たちの他に2グループしかいなかった。

加賀温泉駅は新幹線開業に向けて改装中

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 著名な温泉地が3つある加賀温泉郷だが、隠れた名スポットとして知られるのが、「月うさぎの里」と、もう1つは駅からも見えるこの「加賀大観音」である。

デカい

 淡路島の大観音は取り壊しが始まった。国内最大級の観音像といえば宮城県の仙台観音、そして観音像ではないが牛久の大仏も見てみたい。巨大建造物は私の心をとらえて離さない。
 かつてはここの住職をあの織田無道が務めていたらしいが。今彼は消息不明である。隣接している観音温泉ホテルは廃墟になってもう久しいが、一体この先どうなるのだろう。栄華を誇った巨大ハコモノの行き着く先は、総じてこうなってしまう運命なのだろうか。

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越前カニに流されない

 福井といえば海鮮。値段以上のコストパフォーマンスっぷりに驚きました。のどぐろはやはり美味しい。今度はカニを食べに行こう。

 
 ということで、サイコロきっぷ5週目「越前・加賀 百万石日帰り旅行」、これにて終了です。次はまた雪のない季節に、嶺南のあたりに行きたいですね。

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