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一人の旅で感じたこと

たまに、本当にごくたまに、「あ〜もう誰一人知らない世界の果てに行きたい」と思うタイプ。行くって決めたら多動性そのままに特に目的も決めずに、できる限り最安値でバックパックを背負って出発。

英語は話せないので、乗り継ぎ時や旅行先でも失敗ばかり。目的地を間違える、1つ買おうと思ったら3つ買わされる、執拗な客引きに捕まる、質問が思い浮かばず相手に気を使わせてしまう。

携帯もWi-Fiがあるところ以外は使えないので外出時は写真撮る以外使わなかった。(というか海外でも携帯を使えるようにする準備がめんどうだった)

さて本題になるが、この一人旅で、
私は「自分と異なる考え方が当たり前の世界」を体感できた。

自分が見てきた世界とは、全く異なる文化、異なる考え方を持っている。
それが当たり前で、言語の壁だけではないものがあったように思う。
こんなにたくさんの人がいるのに自分は独りだった。

適応するのはすぐにはできないけれど、大切なことはその世界を認めることでしか始められないと思った。

自分の価値観や心のフィルターを見つめ直すこと。

一人旅ではそんなことができる機会がたくさんあったように思う。

もちろん、別に旅行に行かなくても経験できることでもある。
日々の生活、学校や会社の中。自分の価値観だけが全てではなく、自分が知らない世界(価値観)がたくさん存在していることを感じ、その中で自分が変化していく必要があることを考えることができる。

その知らない世界に入るのは怖くて、不安。
時には耐えれなくて排除したくなるかもしれない。
到底理解も出来ないかもしれない。
それでも私はその知らない世界との関わりをなくさないようにしたいと思う。

その知らない世界を少しでも知れたら嬉しいと思うから。


写真は、現地の砂漠見学ツアーに参加したもの。
日本人は私一人で話している言語も何もわからずにHelloを伝えることも恐怖になった。(何か会話が始まってしまうとついていけないから)




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