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自分を整えると期待以上のことが来る

先日仕事の面接を受けました。書類選考にすごく時間がかかり、先方は私の経歴を気に入ったものの、懸念点があるようでした。その懸念点は私にとっても鬼門のようなもので、うまく面接官に話せるようにずーとイメトレして、自分を整えました。それはすごくヘビーなプロセスで、ネガティブな自分、不安な自分、過去に起きた嫌なこと、それを上手に説明するために、ずーと、気持ちの浄化をしたのです。いろいろなつらい出来事をたどって、思い出しながら、それをどううまく表現し、説明したらポジティブな未来になるのか、もんもんと考えました。よく簡単に自分を整えるというけれど、実際にやるのは本当にヘビーです。自分と向き合うしかないからです。そして、良い状態にするために整えるというゴールがしっかりあるので、山の頂上を目指して、一歩一歩進むかのようでした。

そんなときに支えになったのは、オラクルカードに書かれていた、自分の凝り固まった物語の想像を超えた、期待以上のことが起きるというメッセージでした。私に見えていないものがあるかもしれない、という言葉は、過去のネガティブと向き合ううえで、新たな可能性を見出す大きな力になったのです。

そして胃の調子を悪くするほど緊張しながらも、自分なりに過去とけりをつけて、本番の面接では整った自分を出すことができたのです。何か大きな期待をするわけではなく、自分に与えられたチャンスに感謝して謙虚な気持ちを大切にしました。

面接で先方が先入観を持っている場合、それを覆すのは結構難しいというのが私の実感です。過去の自分を超えていかないと、うまく話せません。今回、私はちょうど、変容の時期にあったせいか、自分を整える過程で過去の自分と向き合い、今の自分に納得できました。そして人にうまく説明できました。そうして自分を整えて表現していたら、思いのほか前向きな好意的な反応をいただきました。がつがつと自己PRをしたわけでもなく、自然に話していただけなのですが、整っていたためか、面接官は私の特長を感じ取ってくださったようでした。どちらかというと不利な面接だったと思うのですが、想像以上の良い反応が来て、ああ、よい流れになったんだなと感じることができました。

これは面接だから結果がはっきり出ますが、普段の自分の在り方にも言えることではないでしょうか。これからは何かネガティブなことを感じた時、狭い小さな物語にこだわるのではなく、自分の見えていない想像以上の(よい)ことが起きる可能性を信頼することで、自分を整えたいと思います。自分を整えることはヘビーでも取り組まざるを得ないときがあります。効果は想像以上、と肝に銘じてその時にしっかり向き合う勇気を持ちたいです。

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