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無責任にできないこと

まじめすぎる・・・というのは、ダメでしょうか😢
キノコ関連事業は「目に見えない菌」を相手にすることから、トラブルも多く耳にします。
たまたま当社は、新技術開発の為に「きのこ」「菌類」の取り扱いを学ばせていただきました。
そこで、なるべく「専門的な知識と技術を持たなくても菌の操作ができるよう」マッシュファメンタシステムを開発し、殺菌・発酵・接種といった、キノコ菌床製造~栽培における、最難関の工程を1機の装置で無人化いたしました。
より簡単に。よりコスト低く。菌を扱うにはどうしたらよいのか。
そういったことも、お客様にノウハウ移転をさせていただくことができるよう、長い時間とお金をかけて開発をし、マニュアル化してまいりました。

最近、ある企業の方と下記のようなやり取りをさせていただきました。

「空き家木造住宅でこのきのこ栽培事業は可能でしょうか?」

<楽々>以前、重量鉄骨造の建物にウレタンフォームを吹き付け断熱しても、湿気が天井に入り漏電等の事故を起こしましたので、持続可能ではないと考えます。火災や、構造上重要な部材に湿度による障害を起こした場合、どのようにされるご計画でしょうか。

「暑さ寒さ、湿度、光量、風量などの適応環境は?」

<楽々>キノコの種類により、相違します。こちらは当社ノウハウによります。参入意図がある方と秘密保持契約を締結の上でご説明、事例をご紹介します。ただし、当社は初期投資はできるだけ少額にしていただきたいと考えます。多大な投資をしたからと言って、うまく製造・生産できるわけではなくポイントがございます。

「室内の床は湿度等で躯体に影響が出る可能性がありますか?」

<楽々>私は建築業にて現場監督や見積作成もしていたことから存じ上げていますが、大問題になりかねません。新潟近郊では基礎下の通気が悪いだけで白ありが大発生し、柱や基礎まで食い荒らしたり床板もべこべこになり、何回リフォームしても間に合わないような家を拝見したことがあります。
室内に意図的に加湿をして、キノコ(地上では木質(リグニンやセルロースなどの難分解性の繊維)を分解する役目を負った菌類)を栽培するというのは、木造の家を腐らせたいのかな?と考えます。現在食用で流通しているキノコはほとんどが「腐朽菌」です。

決して否定と受け取ってほしくはないのですが、持続可能性とは、壊していいものを壊しながら?という意味でしょうか。
昨今頻発する、地震も心配です。

食品・・・について
私も女性です。母です。やはり考えます。
私の場合は、、、トラディショナルで自然で安全でおいしくて。
そんなものを求めます。先進的なものを手に取るには少し躊躇してしまいます。(そんなことを言ってはならない立場かとは思いますが、家族の健康を守る方はそのように思われると思うのですが。。)
食べ物の生産は・・・特に農業は岐路に立たされていると思います。
でも、体は 食べ物で生かされます。
ちゃんと食べていただきたいです。自分が、望んで、美味しいと思うものを。家族にも食べさせてOKと思うものを、食べていただきたいです。

話が横道にそれました。

ちゃんと考えます。
ちゃんと考えてください。
食は健康なり。
健康を支える食を担うものは、まじめなり。