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南紀熊野 奇岩巡り③ 「那智の滝」

古座川町の山中にある「瀧の拝」から、今度は那智勝浦町の「那智の滝」へ。車で約1時間の移動です。
この日は本当に不安定なお天気で、またまた途中で雨が降り始めたのですが、幸運なことに那智山へ着いた時にはすっかりやんで、青空が広がりました。

那智の滝。正式には「那智御瀧」。

「那智の滝」も訪ねるのは三度目。でも何度来ても、空の果てから激しく水の落ちるさまには見入ってしまいます。
ちなみに滝の高さは133m、毎秒1トンもの水が流れ落ちているそうです。

ここは「飛瀧(ひろう)神社」という神社でもあるのですが、社殿はなく、鳥居の前でご神体の滝に向かってのお参りとなります。

この鳥居の前で参拝します。

滝近くには横に張り出した拝観舞台があり(参入料300円)、ここからは滝の流れが間近に。降りかかるこまかな飛沫は滝の神様に浄化していただいているようで、心地よい感じがします。

拝観舞台から鳥居の前へと戻る時、岩の間から小さなサワガニが!

雨の後の湿った苔の上で、つやつやの甲羅がとても美しかったです。

瀧音を耳に残しつつ、私たちは歩いて「那智大社」と「青岸渡寺」へと向かいました。

(~「那智大社」「青岸渡寺」へ続く)

神社仏閣をとりまく鎮守の森を守りたいと思っています。 いただいたサポートはその保護への願いをお伝えし、参拝の際、奉納させていただきます。