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大学病院での出産の特徴

大学病院での出産のメリットデメリットなどを書いていく。
(あくまで個人的な感想です。)

強く大学病院を希望していたわけではなく、空きがあり希望の分娩方法(無痛分娩)が可能だった病院ということで、バスで25分くらいのところにある大学病院で出産することになった。

妊娠15週で慌てて予約したので、分娩施設をしっかり調べられていないというのもあった。
【医療体制】【通いやすさ】【料金】【選択できる分娩方法】【施設のきれいさ】【医師やスタッフとの相性】【入院中の食事内容やサービスなど】を洗い出して、総合点の高いところを選ぶのが良いと思う。

メリット

  • 無痛分娩を選択できた

    • 病院の方針によって異なるし、助産院でも無痛分娩ができるところはある。私の場合、近くで無痛分娩できるのが大学病院だった。

    • とくに私が分娩した病院は麻酔科医が24時間いるため、家で自然に陣痛を迎えて麻酔を入れるかたちの無痛分娩(この病院では「和痛分娩」とも呼んでいた)が可能。計画無痛分娩ではないため、必ずこの日に産みたいという希望は叶えられない。妊婦それぞれのニーズに合わせて「無痛分娩」を考える必要がある。

  • リスクの高い出産にも対応できる

    • 周産期母子医療センターやNICU(新生児集中治療室)が併設されている。

  • (私が分娩した病院では)「内診グリグリ」がなかった

    • これは病院の方針によるため、狙っていたメリットではないがラッキーだった。

デメリット

  • 待ち時間が長い

    • しかし、順番が近くなったらLINEで知らせてくれるサービスもあったりしたし、ゆっくり本を読んだりできたのでそんなに苦ではなかった。

  • 病院が広く移動に時間がかかる

    • 外来病棟と入院棟、体感10分歩いた。

  • 病院食は病院食。ちゃんと味が薄い。

    • 産院だと素敵な病院食がでて産院マウントなる言葉まであるらしいが、大学病院はあくまで生命を維持する食事がでてくるだけ。修行僧みがある。でも飯が出てくるだけでありがたい。本当に。

  • 産後入院にもホスピタリティみはなし。あくまで母子の生命を維持し育児に慣れるための期間

    • 病院なので最低限の清潔感はあるものの、癒し要素はなし。素敵な食事アロマでリラックスの世界とは程遠い。

  • (無痛分娩選択の場合)料金が若干お高い

感覚としては、産院と病院の違いは以下。
【産院】妊婦に寄り添った分娩ができる。ご飯もおいしくて設備もすてき。ホスピタリティが強み。
【病院】どんな分娩でも無事に産むことが目的。たくさんの患者がいるため忙しそう。効率的にしかし高い技術の医療を受けられる。

ちなみに私の分娩した病院では病床数が逼迫していたようで、可能であれば産後の入院期間を1日短くして4日目に退院するようにお願いされた。
とにかくシャバの空気を吸いたくてたまらなかったし、差額ベッド代も1日分浮くので喜んで受け入れた。



今回のまとめ

  • 大学病院で産んで後悔はなし!高い技術の無痛分娩でお産が素敵な思い出になった。

  • 産院ももちろんすてきだと思うので、もし次回があれば助産院で産んでみたい気もする。


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