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お別れのある世界

ごめんなさい 
大切な、結婚の約束をした人
あなたは今日から私にとって何の関係もない人

毎日話してたのが当たり前だった。

それはすごく不思議な話で、夢で私がその人(?)に何か悪い事をしてしまった。だけどそれでも肯定してくれた、優しい人だったという夢をその人と出逢う数年前に見たことがあった。

それから数年後、その人とゲームをきっかけに
知り合った。その人は恋愛も結婚も興味は無く、
それでも私を好きになってくれた人だった。
私は興味が無かったから、適当にあしらっていた
だけど時間が経つにつれていつの間にか私も、
その人と話す時間に楽しみを覚えていた。
いつの日かは流星群の夜に外に出て、一緒に星を見た。強い光の流れ星、同じ瞬間に見つけた
それは遠距離ゆえ同じものかはわからないけど、
同じものだと信じていたね

そんな新鮮な時間が当たり前になり、幸せを感じ、親しくなり、親しい関係に甘えて、
不意に私はその人を傷つけた。

だけどそんな自分の事を肯定しつつも悪い部分は良くしていこうと、それが本当に大切な人にするべきことだと教えてもらった。自分には釣り合わないほどの心の綺麗な人だった。 まるでいつか見た人のように、
見た目も、そしてその強い優しさも似ていた。
もしかしたら予知夢ってあるのかもね 
なんて

私はその人がいつもイヅルでのことを応援してくれて、食べた物の話、バイトの休憩時間、
同じテレビを見ながら会話する時間、寝る前、
全部が楽しくて、全部が幸せだった。


だけど、突然話すことがなくなった 
理由はきっと彼も持っているうつ病だ
病院に行ってくれと何度も言ったけど、
今現在を考えれば何度言ったところでそれを聞いてくれなかったみたいだね

君の事を待って一年以上時間は経って、
僕は疲れた
僕だって健康じゃない 
夢に君が出るたびに、
その夢が心地良ければ良いほど後の悪夢だ

何年でも待とうって思ってたけど
ごめんなさい さよなら
目覚めた後はどこか私の知らないところで、
誰かと幸せになってほしい
君には本当に救われたので
だからこそ私は君とは別れようと思います

私にはいつでもあなたが応援してくれたイヅルがいるから 安心して幸せに生きてください
たくさんの楽しい、幸せな時間をありがとう