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出来ることに目を向けましょう

の難しさたるや。


息子と娘を見ているとこれが成長かーと思うことがたくさんあります。
一年前は懇切丁寧に説明しても「やだ!なんで!」を繰り返すばかりだった息子は「わかった〜」と納得できるようになりました。
3ヶ月前は単語で自己主張していた娘は今、三語文を喋っています。

かたや私は一年前と比べて何か変わったか?と聞かれたら、部屋の隅で体育座りをして天井を眺めたくなります。


息子が療育に通い始めて約一年半、集団生活にもどうにかついていけているようです。
気が散りやすい、興味のないことへの集中力のなさは否めませんが、早めに療育に通えたのはよかったなぁと思います。

息子は息子のペースで頑張っている。
出来ることを少しずつ増やしている。
人と比べることに意味はない。

それでも園の行事で保育園に行くと同じクラスの子の姿が目に入ってしまう。
息子が"遅れている"ところを見てしまう。

どれだけ家の中で困っていなくても、息子は家の外で生きていかなければいけない。
ついていけなければ困るのは息子。

一つ出来ることが増えても、また一つ遅れを取っているような気がしてしまうのはなぜだろう。
人は人、と何度決意しても不安を抱いてしまうのはなぜだろう。

息子が美味しいと言いながらご飯を食べて、お風呂に入って、見たいとせがむポツンと一軒家を見ながらレゴを触る。
寝たくないと言うのを宥めて布団に入る。
今日も保育園よく頑張ったねと抱きしめる。

それでいいのに。家の中ではそれで十分なのに。

どうして家の外に出た途端に息子の出来ないことばかりが目についてしまうんだろう。


私はここ数年、出来るようになったことなんて何もないのに。


こういう時、保育園の先生から息子のことを褒められると脳天からクラッカーがパンッと弾けてラッパが鳴ります。
ありがとう先生。私も先生に保育されたい。

3月に引っ越し、4月は新しい保育園に転園(娘は同じ保育園で人間社会デビュー)、5月に私は仕事に復帰、と生活が一変します。

人は人、息子は息子、私は私、を心底理解していなければ潰れてしまいそうだなぁと今からビビっております。


なんてことを「え、もう2月終わるの?嘘でしょ?」と明日から3月なことに気付いて考えてしまった次第。

早くない!?




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