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お客様第一考 こたえる

 とらや。男はつらいよの寅さんのお店です。実は初回から4回ほど撮影を行ったらしい。何年か前に帝釈天詣りに行き、帰りのここのお店で麻婆ラーメンを食べた。

 浜離宮からポンポン船で浅草まで出た。浅草では迷いながらも、地下鉄を乗り継ぎ柴又に着いた。当たり前に、寅さんさんとさくらさんの銅像あった。心の中で、手を合わせた😅

 さて、最近の商売は難しくなったらしく、ことを始めるにはマーケティングをする。立地、ターゲット、価格帯、もちろん店のコンセプトを明確にするのは言うまでもない。

 この作業は、パワポのプレゼンを繰り返し青写真を作り上げる。これは、言わば商いの設計図に他ならない。したがって、商いを忠実に立ち上げる。そして、何かがブレた時に見直しのバイブルだ。

 帝釈天のとらやが出来た頃には、マーケティングなぞはなかったはずだ。しかし、後世の今も未来に向かって繁盛はするはずだ。

 その日、昔が懐かしくなり何十年ぶりかにタバコが吸いたくなった。さっきのお店では、うちにはありませんと答えた。ところが、とらやさんは何軒だか先で買える店があると応えてくれた。

前者 売っていないと答えた。
後者 売っている所を応えた。

整理します。
前者は有無を答え、後者は買える所を応えた。

ボクはタバコ🚬をかいたかったので、売っているところが知りたかった。だから、後者のとらやさん案内が嬉しかった。

どちらも、真剣に商いをしていると思う。その時のボクには「答えた」よりも「応えた」のが、ありがたかった。また、お客様の購買欲求を満たした振る舞いだと思う。まさに、お客様第一の一例かと思う。


これからの商いは、ますます難しくなるであろう。目に見えないところでは、徹底的にマーケティングをしてください。

逆に、ソフトのお客様第一を徹底的に実践しましょう。これは、接客の大原則の「笑顔」と同様に商いの大原則だと思う。さらに、「応える」と「笑顔」の類似点がある。

それは一銭もお金がかからない。
そして、誰でも今すぐできる。



かわせみ💎

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