見出し画像

日記をつけてる話。

「面白日記」

私のiPhoneのメモのフォルダ名である。

「日記」といっても日記帳を用意しなければいけないわけでもないし、毎日事細かにつけているわけでも、自分に起こったことや感情・反省を書いているわけでもない。

面白いことに出会ったとき、自分の「??」に引っかかったことを書いている。

例えば、通勤・通学で毎日同じような時間に家を出て、同じ車両に乗れば同じ人に会う。大体公共交通機関での顔ぶれも決まってくる。

そうすると、だんだんと親近感が湧いてきて1人1人に対して興味や疑問が出てくる。その興味や疑問をiPhoneに書き綴っているのである。

”どうしてこの人腰パンなんだろう?(4/27)”

”この人、手が綺麗だな(4/27)”

という、個々に注目したことだったり、たまたま上りのエスカレーターで前に乗っていた人を見て

”人間のアキレス腱ってこんなに太くて立派なのね??(7/9)” と、人体の不思議に驚いた自分の発見の記録もある。

日記の大半が人物についてだが、風景や店についても書かれている。

”屋根が同じように身を寄せ合うようにひしめき合っている。”

”あ、モスバーガーあった”(原文ママ)これは、引っ越してきてからモスバーガーに出会っていなかったのだが、電車の窓の外をボーッと見つめていたら目に飛び込んできてとても嬉しかったから書いたのだ。

このようにどうして ”あ、モスバーガーあった” と書いたのか思い起こすことができるほどに生き生きとした日記なのだ。

また、かっこいい人を見つけた時の心の揺れ動きについても書いている。

それは、残業+寝過ごし+知らない駅という偶然の連続の中で出会った人が後ろ姿だけでタイプだった。という内容(6/18)。時間にして約5分間の出来事である。そのことを直前に見た映画と重ね合わせて私の日記は出来上がる。

これを続けることで、日常で目にする物からインスパイアされてこうしてnoteを書くことができたり、昔の記憶が急に思い起こされたりする。

それに、友人・知人との会話に困らない。現に私はメモにあったことを一気に話しすぎて「ちょっと朝から話題が多すぎ」と笑われてしまった。

まあ大は小を兼ねると言いますから、ないところから作るのは大変ですからね。

日記をつけ始めてアンテナが立つようになったし、たとえ私だけが面白くても日常でクスッと笑えるようなことがあれば、こういう時期だけど一日中表情筋が動かない!なんてことはない。

面白いことや、「へ〜!」と思ったこと、一行でもいいのでおすすめします。

以上、日記をつけている話でした。

(Photo by pinokomaru、Thanks!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?