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【アメリカの銃社会】安心してください。みんなが持っている訳ではないです。

皆さんこんにちは。 留学コンサルタントのマサです。

アメリカ=銃。ニュースでも良く見る機会が多いと思います。今、コロナウイルスでパンデミック状態のアメリカ。その中で軒並みセールスが上がっている品は銃。銃を売っているお店には毎朝行列ができていました。金額も手頃な物は$300ぐらいから購入できるようです。お店の人から話を聞いたので、ブログに書くことにしました。

コロナウイルス=銃装備はアメリカの常識範囲?
アメリカ人はこう考えます。コロナウイルスで市や州がロックダウンされ、食材買えなくなった時に家、家族、そして食材を守らないといけない。その為の銃装備。

強盗が来た場合、戦う為には銃が必要。自分の命は自分で守る、アメリカの開拓時代からの教えです。合衆国憲法でも国民が武器を持つことを権利として認めています。特に保守派(共和党-トランプ大統領)は銃の所持に対しても賛成しています。
逆にリベラル派(民主党-オバマ元大統領)は銃の所持は反対していますが、オバマ大統領の時代にも憲法を変えることまではできませんでした。
保守派の州は人口の少ない田舎が多いです。警察はいますが、アメリカは広すぎるので自分たちで何かあれば、守るというアメリカの人の習性です。

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実際、銃は必要なのか?

アメリカ全体で30%ぐらいの人は銃を持っていると言われてます。ただ現在のパンデミックで、全体人口の40−50%ぐらいまで増えていると思います。普通に生活をしていて、まず使うことそして持つことはないです。何かあった時のあくまでも護身用。大半はこれを使って犯罪する訳ではありません。そもそも持ち歩くことは違法としている州が多いです。ただ、持っていたことで自衛ができ、助かったというケースも沢山あります。

アメリカの銃犯罪のリアルな現状。

銃だけで言うと、アメリカは世界で一番の銃殺人が多い国です。最近で一番ニュースになったのは2017年のラスベガスでの無差別殺人事件。アメリカ史上最悪の犠牲者数。

https://ja.wikipedia.org/wiki/2017年ラスベガス・ストリップ銃乱射事件

死亡者59人、けが人546人。無差別殺人です。
2007年の史上最悪の学校での殺人事件。学校での銃犯罪は歴代1位犠牲者数。

https://ja.wikipedia.org/wiki/バージニア工科大学銃乱射事件

死亡者33人、けが人23人。2001年のアメリカ同時多発テロ。銃犯罪ではありませんがアメリカでの最大のテロ事件です。

こういった大きな事件のあとは、必ず銃の販売数があがります。事件のあとに起きる、市民の不安が自衛を必要だと気づかせます

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留学生でも銃は必要なのか?そもそも留学生が銃を所持できるのか?

結論から言います。銃は留学生も持てます。私は持っていません。今後も持つ予定は無いです。現在22年間で一度も必要だと思ったことはありません。留学生が銃を持つには、狩猟・ハンティング免許をとれば可能です。免許は学校に行って数日で取れます。それ以外にはパスポートや運転免許所などあれば取れます。銃を持って自衛をする。それはアメリカに根付いた文化です。否定をするつもりは無いです。ただ、銃を持つことで。自衛ができているからと安心するのではなく、日頃からの行動が全てです。

現在パンデミックのアメリカ。ニューヨークやカリフォルニアでは不安な気持ちで過ごしている人々ばかりです。その人たちが銃を買って、自衛をする気持ちは理解できます。
銃を持つ or 持たない は本人が決めればいいことです。
アメリカ=自分の身は自分で守るということは忘れないでください。銃で人は殺せます。使い方を間違えれば、事故もおきます。もしあなたが持つ場合は責任を自分で取ることができる決意が必要です。

現在ロックダウンが始まって2ヶ月少しずつ緩和されては来ていますが、まだまだウイルスが収束までには時間がかかりそうです。アメリカの犯罪率は一気に増えました。これが格差社会の歪です。私の住んでいる街はとても安全な街ですが最近は犯罪が増えているようです。銃が売れているのはこういう状況を予想していたのだろうかと思っています。早く平穏な日々が訪れる事を心から願っています。日本は緊急事態宣言が全面解除したようですがまだウイルスは生きているので気をつけてください。有難うございました。

今日ご紹介する1冊は

「改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」です。読んで損はしない本だと思っています。初版から10年以上経って改訂版。内容はほとんど同じでしたがやっぱりベストセラー本だと思います。

本日の名言は

Peace begins with a smile by Mother Teresa

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平和は微笑みから始まります。

マザー・テレサ氏の名言です。

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