随筆哲学#1

もしも私が死んだとき、私の友人が相談先に迷わないように、私が迷い、見出して来た回答を用意していきたいと思う。

これらの話は、きっと私が生きていたとしても、死んでいたとしても、友達に、あるいはボケてしまった私へ聞かせたい言葉の筈だ。これを私は、随筆哲学と名づけ、心ゆくままに疑問の回答を述べよう。

今日は記念すべき一話目で、私が死を意識した記念すべき瞬間だ。だからこそ、愛情について書くに相応しい。私は私を、そして友人を、世界を愛したが、世界は殆ど不幸そうに見えたからだ。それに対しての憐憫をもつと共に、過去の私と重ね見て、慰めになることを願って書こう。


1.自分が嫌いだと思うなら、思い返してください。貴方が幸せそうな時、貴方と一緒に喜んだ人を。貴方が悪いことをした時、貴方を許してきた人を。もしも貴方がその人を好きだと思うなら、その人を幸せに出来た貴方の価値に、どうか気付いてください。

貴方という存在は、私の喜びだったのです。これからも、今までも。


2.神様になることは、実は難しいことでもないのです。神様に必要な力は、万能さでも、奇跡でもありません。

貴方という存在が、誰かの喜びになる時に必要な力です。でもそれは、実はとても簡単です。

そして、貴方が幸せそうになれば、貴方を好きに思う人は、自然と幸せになっていくからです。


3.勉強しましょう。人間は裏切りますが、勉強は裏切りません。

そして勉強するうちに、より良い人が見つかるものです。学校でした勉強は、この勉強をする時に非常に心強い助けとなり、水を得たように成長します。











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