五十鈴

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五十鈴

・作詩をしたり、歌を詠んだりしたときのまとめが欲しくて作りました。 ・もし、お気に入りの物があれば、クレジット表記の上でご自由にお使いください。 ・ご利用してくださった作品について御一報があると、とても喜びます。 ※普段は一次創作や学生戦争、カードワースをおもに遊んでいます。

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  • 随筆哲学

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    ・短歌を収録しています。 ・ご利用の際はクレジット表記をお願いします。 ・用途は問いませんが、御一報があると喜びます。

最近の記事

随筆哲学#1

もしも私が死んだとき、私の友人が相談先に迷わないように、私が迷い、見出して来た回答を用意していきたいと思う。 これらの話は、きっと私が生きていたとしても、死んでいたとしても、友達に、あるいはボケてしまった私へ聞かせたい言葉の筈だ。これを私は、随筆哲学と名づけ、心ゆくままに疑問の回答を述べよう。 今日は記念すべき一話目で、私が死を意識した記念すべき瞬間だ。だからこそ、愛情について書くに相応しい。私は私を、そして友人を、世界を愛したが、世界は殆ど不幸そうに見えたからだ。それに

    • 目でした恋だ

      塞げ、塞げ、泣かないように 二度と気が付いたりしないよう 塞げ、塞げ、その目を塞げ 二つ有るから大丈夫 貴方、今、恐れましたね。 貴方、今、疎みましたね。 なんて、口には出さないよ。口に出すことはもうやめたんだ。 だけど知っている。 君は目から逃げられない この目は私に宿ったの こんな筈ではなかったの もっと綺麗な筈だった! 塞げ、塞げ、泣かないように 二度と覚らずに済むように 隠せ、隠せ、この目を隠せ これは幻覚だ、幻だ! 貴方、私が、好きだ

      • 知っている 私を嫌いだなんて、知っている 知っている それが嘘だなんて、知っている 知っている だって私は、貴方が好きだから

        • 君想う短歌2首

          ひととせよ 人の想いも ひととせよ ただ懐かしき 昔ありけり 空見れば 変わらぬ月ぞ 光ける 麗しきかな 人はあらねど

        随筆哲学#1

        マガジン

        • 随筆哲学
          1本
        • 徒然詩集
          16本
        • 徒然歌集
          4本

        記事

          短歌

          人想う 垣根の垣根 曲がり角 焚き火と果てた 恋のひととせ

          私の世界は美しい 友人は大切な人に囲まれて 弟は友人や幸せに囲まれて 私の世界は美しい 万物全てが美しく噛み合い 疑いもなく静かに流れ行く 不要な石の一つ位 見逃していても仕方がない

          私の世界は美しい 友人は大切な人に囲まれて 弟は友人や幸せに囲まれて 私の世界は美しい 万物全てが美しく噛み合い 疑いもなく静かに流れ行く 不要な石の一つ位 見逃していても仕方がない

          だれかの1番になりたい それは私の気まぐれだ だれかの1番になりたい それが私の願いだった だれかの1番になった 私には過ぎた椅子だった

          だれかの1番になりたい それは私の気まぐれだ だれかの1番になりたい それが私の願いだった だれかの1番になった 私には過ぎた椅子だった

          どうしてだろうね 会うたびに好きだと伝えたんだ 動作にも気を付けて伝えたんだ 変化も意識しながら伝えたんだ どうしてだろうね 私の好きは0にしかならないんだ

          どうしてだろうね 会うたびに好きだと伝えたんだ 動作にも気を付けて伝えたんだ 変化も意識しながら伝えたんだ どうしてだろうね 私の好きは0にしかならないんだ

          ペンを持つだろ? 丸を描くだろ? 絵の完成だ。あなたは絵描きだ。 ペンを持つだろ? 母国語を書くだろ? 文字だ。あなたは字書きだ。 ペンを持つだろ? 想いを書き写すだろ? 詩だ。あなたは詩人だ。 さあ、ペンを持て。

          ペンを持つだろ? 丸を描くだろ? 絵の完成だ。あなたは絵描きだ。 ペンを持つだろ? 母国語を書くだろ? 文字だ。あなたは字書きだ。 ペンを持つだろ? 想いを書き写すだろ? 詩だ。あなたは詩人だ。 さあ、ペンを持て。

          神様、あのね。 本当は、私も甘えてみたいんだ。 神様、あのね。 本当は、私も助けてほしいんだ。 神様、あのね。 本当は、私も愛してほしいんだ。 神様、あのね。 本当は、私も言ってみたいんだ。 大丈夫。悪い事とは分かってる。

          神様、あのね。 本当は、私も甘えてみたいんだ。 神様、あのね。 本当は、私も助けてほしいんだ。 神様、あのね。 本当は、私も愛してほしいんだ。 神様、あのね。 本当は、私も言ってみたいんだ。 大丈夫。悪い事とは分かってる。

          春過ぎて再び来たる新春よ  今宵は晦日、時代の夜明け

          春過ぎて再び来たる新春よ  今宵は晦日、時代の夜明け

          私にその笑顔は作れない 楽しそうに話すその顔も 嬉しそうに話すその顔も 私に向いた物じゃない その笑顔を愛したい。 その笑顔を守りたい。 だけれど嫉妬はするんです。

          私にその笑顔は作れない 楽しそうに話すその顔も 嬉しそうに話すその顔も 私に向いた物じゃない その笑顔を愛したい。 その笑顔を守りたい。 だけれど嫉妬はするんです。

          きっとそれは良いことだ。 そんなことは知っている。 あんなに幸せそうだから。 でもそれが私は羨ましい。 私が不要だと知らされる。 それでもいいと思いたい。 不要で良いんだと思いたい 好きな人に囲まれる幸せを 私は誰よりも知っている。

          きっとそれは良いことだ。 そんなことは知っている。 あんなに幸せそうだから。 でもそれが私は羨ましい。 私が不要だと知らされる。 それでもいいと思いたい。 不要で良いんだと思いたい 好きな人に囲まれる幸せを 私は誰よりも知っている。

          例え私がいなくても、 あなた達は幸せに過ごすだろう。 例え私がいなくても、 あなた達は気にもしないだろう。 確かにそれは寂しいけれど あなた達の幸せを、 祝える私でありますように。

          例え私がいなくても、 あなた達は幸せに過ごすだろう。 例え私がいなくても、 あなた達は気にもしないだろう。 確かにそれは寂しいけれど あなた達の幸せを、 祝える私でありますように。

          人は青が欲しかった。 赤も黄色も白もある。 それでも青は作れない。 人は青が欲しかった。 薄紫だと揶揄られようと 人は青が欲しかった。 その手で染めてしまってでも 人は青が欲しかった。 今も人は、変わらず青の夢を見る。

          人は青が欲しかった。 赤も黄色も白もある。 それでも青は作れない。 人は青が欲しかった。 薄紫だと揶揄られようと 人は青が欲しかった。 その手で染めてしまってでも 人は青が欲しかった。 今も人は、変わらず青の夢を見る。

          知らなくて良いんだよ。 心臓を刺してしまいたくなる苦しみも この首を切り落としたくなる苦しみも その価値が無価値と自覚する寂しさも 知らないままで、良いんだよ。 あなたが知らずに済むのなら あなたに教えずに済むのなら 私はそれを、祝福してみせたいから。

          知らなくて良いんだよ。 心臓を刺してしまいたくなる苦しみも この首を切り落としたくなる苦しみも その価値が無価値と自覚する寂しさも 知らないままで、良いんだよ。 あなたが知らずに済むのなら あなたに教えずに済むのなら 私はそれを、祝福してみせたいから。