九州が生んだ超絶ラッキーガールは私だよ!

令和元年6月11日午後4時。

雷雨だった空に太陽の光が差し込んだ。

そのとき、京都御苑に上皇上皇后両陛下がお目見えになったんだ。

この日をずっと心待ちにしていた。仕事で京都に通うこと4年、両陛下が京都へ来られるタイミングと、私が京都へ行くタイミングが合わなければお会いすることができない。

4年間の間に、天皇陛下を退位し上皇上皇后両陛下になられた。3月の退位前は残念ながらタイミングが合わなかった。上皇様、上皇后様になられてから目立って表に出てくることもないだろう。もうお会いすることもないのかなと半ば諦めていた。

しかし、九州が生んだ超絶ラッキーガール(おばさんだけど)は遂に運を掴んだんだ!

9日〜13日まで京都滞在。両陛下が退位報告最後の旅を京都で終える。

11日京都入り。一目でお目にかかりたいと、気が早い私は、14時半に京都御苑で出待ち状態!警備に当たってる警察官に何時に両陛下は来られるのか、どこでお目見えできるのですか?と聞いてみた。

両陛下がお見えになるのは16時。御所内では3ヶ所のお手振りポイントを設置します。とのこと。正門、大宮へ曲がる道、そして、お泊りになられる大宮御所。

他にも両陛下にお会いできる場所は京都駅、沿道とあるが無理だ。京都駅は朝からお出迎えの方々で人が溢れている。沿道はどこに行けばお手振りをしていただけるのか分からない。

そうなると御所しかない!ただ、お泊りになられる大宮御所は、ものすごい人だかり。遠目からしかお目にかかれないと京都の方が教えてくれた。

とにかく御所に行かなければ!歩くこと10分で到着した。制服の警察官、私服警察官がたくさんいた。ご到着まで時間があるので、どこでお出迎えするか歩きながら考えた。

やっぱり正門だ!行ってみるとお迎えの人々がいるけど、少ない。50人もいない。正門付近のベンチで待つことに決めた。

すると、15時にロープで20mほどの枠が作られ、警察官の方からこの中でお出迎えしてくださいとのこと。これがお手振りポイントか!早足でポイント内へ。とにかく最前列をゲットせねばと必死!

お陰様でど真ん中の最前列をゲット。両陛下が来られるまで、あと一時間。胸が高ぶる。すると。。。雷が鳴り出し雨が降り始めてしまったではないか。

傘持ってない・・・

コンビニに傘を買いに行きたいが、行くとこの場所が取られてしまう。ここは、絶対死守せねば!と雨に打たれていたら、隣のおばさんが傘に入れてくれた。ありがたい!

おばさんは昼ごはんを食べながらミヤネ屋見てたら、両陛下が新幹線で京都に出発したとの情報を得て、お茶碗そのままにして自転車漕ぎまくって御所に来たらしい。「素晴らしい行動力ですよ」と絶賛した。

待っている間、京都の人々がこれが最後になるかもしれない。と口々に言ってた。御所はあるけどお忙しい天皇陛下時代、一年に一度もお見えになることはなかった。上皇様になられたら、よっぽどの用事がない限り京都には来ないだろうと少し寂しそうだった。

雨に打たれながら、天皇時代の思い出話を聞きいたり、警察の方から両陛下が来られたときの注意点などがあったり、新聞社の方から日の丸の旗が配られ、旗を振る練習などをしながら両陛下が来られるのを心待ちにしていた。

ヘリコプターの音が聞こえ、気がつけば正門前の烏丸通りに車が走っていなかった。そして、白い繋ぎに赤いタンクトップ姿の白バイが登場!日の丸ファッションだ!上皇上皇后両陛下がお目見えになる。

胸が高ぶり震えそうになる。一生に一度はお目にかかりたかった憧れの方。世界一の紳士に世界一のレディ!

日の丸ファッションの白バイ、青と白のバス、京都に二台しかない赤と青のパトランプがついたパトカーなどが次々、通り過ぎ、遂に上皇旗をつけたお車が正門に!

もう頭が真っ白。上皇様と美智子様がこちらにお手を振ってくれている。こちら側が美智子様、上皇様は身体ごとこちらを向きお手振りをしてくださっている。警察官の説明では、こちら側が上皇様との話だったが来てみれば、逆じゃないか。ラッキー!

「あ、神様に出会えた」そんな感じ。神々してく威厳と品格に満ち溢れ光、輝いて見えた。笑顔でお手を振る姿は菩薩感しかない。

私のような下々の者にお手を振っていただけるなんて有り難い。ほんの一瞬の出来事だったけれど、感動と感謝と興奮に包まれました。その日、友達に自慢LINEしまくった。自慢とか申し訳ないが、これは自慢させてほしい。私の感動を伝えたい(笑)

そして、13日。両陛下は退位最後のご報告を終えられたとニュースで見ていたので、午前中にはお帰りになるんだろうなって。私は午後から新幹線で帰るから、お会いすることもうできないけれど、今回、お目にかかれて幸せなだって思ってた。

時間になり京都駅に向かうと・・・まさかの両陛下と同じような時間に出発だった!新幹線コンコースへ行くと山盛りの人だかり。これは無理だ。お目にかかれないと半ば諦めていたら、若干遠いけど改札口付近をゲットできた。

そして、また日の丸の旗をいただけた!待つこと10分程度、改札口から両陛下がゆっくりと腕を組んで歩いて来られた。

歩く神様の登場だ。

また、お目見えできたことに興奮してしまい、「来られましたー!来られましたー!」と大声で皆さんにお知らせした。とんでもなく恥ずかしいが、そこから民衆のどよめきに歓喜の声がコンコースを包む。

御所では誰もお声がけをしなかったが、京都駅では「上皇上皇后両陛下バンザーイ!」と叫ぶ女性の声、「両陛下ありがとうございました。」と叫ぶ男性の声、「ごゆっくりなさってください。」「いつまでもお元気で」とみんなが口々に想いを伝えていた。

両陛下は、常々国民を思い、国民のために祈り、人々への真の慈愛と平和への願いを胸にご公務をまっとうしてくださった。

最後の旅を終えられた両陛下だが、今も思いを寄せられていることは誰もが知っているところ。もうお目にかかることはないのかもしれないけれど、国民としてもったいないほど光栄であり、みんなが両陛下を愛していることを体感できた瞬間だった。

まさか三日で二回も上皇上皇后両陛下とお目にかかることができるなんてしあわせです〜。

一生の思い出になりました。

ありがとうございました。



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ありがとう
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アンドウ

フリーライター/デザイナー/こどもの友達/ 趣味なし。 特技なし。 人を愛したこともなし。 夢と現実を行ったり来たり。 お世辞を真に受けるタイプの食いしん坊
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