鱸←「すずき」と読みます。考えたり感じたことを留めておくのがもったいない気がしたので、…

鱸←「すずき」と読みます。考えたり感じたことを留めておくのがもったいない気がしたので、始めてみることにしました。 まずは細々と自由にやってみます。(ただし絶対常識の範囲内でね)

最近の記事

1周して戻ってくる

「お母さん今日出掛けてくるから、お昼は自分で作って食べて!」 一人で留守番をすることになった小学生の鱸少年。 「よし!帰ってくるまでファミコンだ!」 出掛ける母を見送りながら心の中でガッツポーズ。 そして母がいない日のお昼は決まってインスタントラーメン。 最近、作れるようになった。以前、兄が器を使わず、作るのに使った鍋を器代わりに食べているのを見て、ずっと真似したいとおもっていた鱸少年。 ワクワクしながら実行してみた。スープを飲もうと鍋に口をつけてみたら、 やっぱり鍋は熱かっ

    • 急行赤倉

      「急行赤倉」と言う電車をご存知だろうか? 知っているあなたはきっと電車好きか、この電車にお世話になった方だと思う。新潟から長野方面(名古屋まで走っていた時期もあったらしい)を往来していた急行電車。ちなみに昭和を感じるオレンジと深緑の国鉄車両だった。(記憶の範囲では) 僕の実家は新潟県の最北の町。父が新潟の南部に単身赴任をしており、母に連れられよく遊びに行っていた。 その時に一度だけ貴重な体験をしたことがあった。父の所から実家に帰る時の事。新潟南部の高田駅から新潟行きの急行

      • お前のせいだぜ

        うちの息子が最近、いろいろな単語を言うようになってきた。 色、数字、形、動物、食べ物などなど様々。 我が子の健やかな成長を実感している今日この頃。 先日、「青!ピンク!ハート!」と言いながら遊んでいた。 青の言い方が、よくミュージシャンがシャウトする「アオ!」に似ていた。 「青!ピンク!ハート!」→「アオ!ピンク!ハート!」 ……完全に岡村靖幸である。 この組み合わせで連想されるものはもう岡村ちゃんしかいない。 バスケ部で実際青春してる家庭教師の岡村ちゃんしかいない。 こ

        • 懐古

          その昔、フジテレビ系列で放送していた「タモリのボキャブラ天国」。 放送当時、私はまだ小学生だった。放送時間が変わって遅くなったので、ビデオで録画をしていた。 放送時間が遅くなった事で生まれた、「大人のボキャ天」への言及は置いておくとして…やっぱり戻して…気まずかったよ…本気(マジ)で!お母さんも見てるんだよ!と思いながら、いたたまれない気持ちになりながら当時は見てた。今考えると凄い時代だったよなぁ~…大みそかに放送してた「裏番組をぶっ飛ばせ…」とか、「トゥナイト」とか…

        1周して戻ってくる

          東があって西がない

          私の出身地は新潟県村上市である。 普通ならここで、町の紹介に入るところなのだが、 その辺りを説明しようとすると、社会の授業、もしくはそれに分類されるYouTubeの動画ような内容になってしまうので、ここはWikipediaに譲ることにする。一応、地元の名産品や、観光地はいろいろある。(…と個人的に思っている) 今回触れたいのが、地元にある村上市立村上第一中学校だ。 昭和45年4月に設立したそれなりに歴史のある学校なのだが、大きな疑問がある。 「第二中学校」が無いのだ。

          東があって西がない

          いつも以上に雑文

          母に心理テストをしてみた 学校でクラスメイトと心理テストをやって、 帰宅後早速母に試してみることにした。 私「心理テストね。赤と黄色と青のハンカチがあります…」 母「どんなハンカチ!!」 私「だから…赤と黄色と青のハンカチ」 母「だから!赤のどんなハンカチ!!」 私「ごめん…もういいや」 話が進まず諦めた。聞いた人が悪かった。 数年後その話をすると、 母「だってそう聞かれたら普通気になるじゃん。赤い花柄のやつとかあるでしょ?そこまで言わないとわからないよ~(ドヤッ)」

          いつも以上に雑文

          母からの信用が無い私

          最近姉と話していると結構話が合う。大概本で得た情報の話になるのだが、興味の方向性がある程度合致しているところもあり、読んでいる本は違えど、意外なところから共通点が見えてきたり、知らない情報が聞けたりするのは本当に面白い。 たまに実家に帰省して、お酒を飲みながら話していると、みんなを置き去りにして話し込む事もしばしば。ここで気になるのが、母のリアクション。姉の話と私の話は例え共通している内容であっても違う物としてとらえているようだ。簡単に言うと、姉の言うことはアドバイスとして

          母からの信用が無い私

          寝ている時でも不安に駆られるのは勘弁していただきたい

          学生時代、時々忘れ物することがあった。 特に印象的なのは、高校時代に体操着を家に忘れた事。 その度に学校の公衆電話から家に電話をし、母に届けてもらった。 考えてみると、母が家にいた事と学校に公衆電話があった事、家から自転車で来れる距離の学校に通っていた事と言った様々な条件が重なったおかげで、先生の前で「体操着を忘れましたので見学させてください…」と言って怒られずに事なきを得ていた。(母ちゃんありがとう!) 何とかなる条件が揃っているとは言え、忘れ物に気づいた瞬間はやっぱり

          寝ている時でも不安に駆られるのは勘弁していただきたい

          「となりのトトロ」の都市伝説に抱いた疑問

          「となりのトトロ」について Wikipediaにより一部抜粋 『となりのトトロ』(英題:My Neighbor Totoro)は、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿監督作品。昭和30年代の日本を舞台にしたファンタジー。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ・メイ姉妹と、子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物・トトロとの交流を描く。 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%81%AA%

          「となりのトトロ」の都市伝説に抱いた疑問

          イチゴオレについてドヤ顔で語ったら

          イチゴオレを買ってきた会社の若手に「イチゴオレの着色料は…」とドヤ顔でうんちくを語ったら、「それ、知ってますよ!」と返されてちょっと恥ずかしい思いをしてしまった。彼が言うには、イチゴオレを飲む度に周りの人から言われるらしい。どうやらその中の一人に私も入ってしまったようだ。 今回の一幕で得られた教訓は「みんなが知っていそうな知識をドヤ顔でひけらかすと恥をかく」ということになる。だが考えてみると、自分の持っているうんちくや知識が果たしてみんなが知っているものかどうかを判断するの

          イチゴオレについてドヤ顔で語ったら

          たまに読書

          若い頃、読書の習慣が無かった。そんな私にもたまに本を読みたくなるときがある。当時本も取り扱う某中古品のお店でバイトをしていた。ある日のこと「せっかく本に囲まれて仕事してるのに、何も読まないのはもったいない!たまにはちゃんと本を読んでみよう!」と使命感にも似た衝動に駆られ買う。ただの衝動買いである。 読書すると言っても、目的が「何かしらの本を読む」なので、とりあえず読みやすそうな小説を選んでいた。仕事している手前、本のタイトルや作家の名前はそれなりに知ってはいるが、あらすじま

          たまに読書

          拭えない恐怖

          YouTubeで怖いCM動画がある。 内容が不気味、音楽が恐怖を感じる、尾ひれがついた都市伝説、 内容は様々。伝えたいメッセージよりも演出や効果の方が強く出てるのだからすごい。製作陣の本気度が伝わってくる。 とは言え、抱く感情が恐怖となると話は変わってくる。2度と見たくない映像なのだから。でも、つい見てしまう怖いもの見たさは何とも言えない好奇心をそそられる。例えるならエイリアンが現れた宇宙船内に空いた穴を見つける。よく見ると周囲に奴のネバネバした体液が付着しており、ついさっ

          拭えない恐怖

          文化祭で起こった謎現象

          私は絵を描くのが苦手だ。と言うか下手だ。 昔とある子ども向け番組で絵描き歌で書かれたキャラクターが、 各方面で話題になったことがあったが、それを彷彿とさせるくらいの腕前だ。そういえばバラエティ番組で、絵を描くコーナーやらクイズでその手の問題が出たりすると、うまく書けないタレントさんを「画伯」と言って、いじり倒すのが通例になっているが、私は間違いなくいじり倒される側の人間だ。 子どもの頃は文化祭で作品を出さなければならなかったので、絵を描くのにはすごくストレスがかかった。真面

          文化祭で起こった謎現象

          読解⇔解析(父のメール編)

          1月10日に誕生日を迎えた。家族からいろいろとLINE、メールでのメッセージをもらい、家族の絆を改めて感じている。毎年、父からメールでメッセージが送られてくる。厳しくも温かみがこもった、激励の長文メールだ。ちなみに父はもう80歳を超えている。年齢を考えると慣れない携帯の操作で苦労しながらメールを打っている姿は想像するとちょっとかわいい。 自分が年齢を重ね、実際に親になったことで、改めて自分の親の凄さとありがたさを実感している。そんな状態でもらう父からのメッセージには、しっか

          読解⇔解析(父のメール編)

          おでんの日

          鱸家には「おでんの日」という独自の記念日がある。 毎年1月9日の晩ごはんはおでん。今年で40周年を迎える。 そのルーツは、1983年1月9日。母は私を身籠っており、臨月に入っていた。陣痛も頻発。いつ破水してもおかしくない状態だった。当然この時期なので、体調も思わしくなく、晩ごはんを作るのも大変だったので、何か作るにしても簡単なものにしようとしていた母は、おでんなら何とか作れると判断。(おでんが、簡単かどうかという議論は本題から外れるので、それは一旦置いておこう)母が買い物に

          おでんの日

          新春のカミングアウト

          毎年この時期になると思い出す話がある。 奥さんとまだお付き合いをしていた頃の事。付き合って初めてのお正月を東京の私の家で迎えた。お店やらお出掛けスポットは休業か大混雑が予想された為、自宅に籠る予定だったが、あまりにも暇になったので「家に引きこもるのも何だし、せっかく東京にいるから、東京らしいところに行こうよ」となり、話し合いの結果、翌日東京タワーに行くことにした。 1月2日、地下鉄に乗って御成門駅を目指す。道中他愛もない話をしながら盛り上がっていた。地方出身の私としては、お

          新春のカミングアウト